2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005)

クライブ・カッスラーの世界的ベストセラー「ダーク・ピット」シリーズの映画化ということ。私もフツーの主婦よりはたぶん本は読む方なのですけれど。全く存じあげませんでした。笑アドベンチャー&トレジャーハンター&環境&悪をやっつけるもの。ちょっと…

スナッチ(2000)

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」は好きな作品。 展開はよく似ていますね。 こちらもスタイリッシュでテンポがよく、それなりに楽しめました。 盗んだ巨大なダイヤを売りさばこうという話と 裏ボクシングの八百長試合が絡んだ騒動。 登…

アメリカン・スナイパー(2014)

イラク出征ものとしては「ハート・ロッカー」のほうが 私の性にはあっています。 ただこちらの作品では主人公、クリス・カイルを演じた ブラッドリー・クーパーがとても良かった。 ただ自分の信じる正義を貫く、そんな男。 幼いころから父親によって銃を与え…

奇跡(2011)

私の知人でも離婚した人が離婚した理由によく言うのは「子どもの前で喧嘩ばかりして、子どもに悲しい思いをさせるから」むかついたり怒ったりする程度というのは人によって違うでしょうが女性ってイライラしやすいですものね。どうにかならないものでしょう…

彼女が水着にきがえたら(1989)

「彼女が水着に着替えたら」なんとなく好いタイトルですよね。何か楽しいことがありそう、ワクワク感があります。全編に流れるサザン・オールスターズの80年代のヒット曲。時代はボディコンに紺ブレ。笑肩パット入りのスーツにミニスカートにハイレグの水…

肉弾(1968)

まさか戦争をコメディにしてしまうとは。今でいうと自虐ネタ、とてもシュールです。このセンスは凄い、現在ならありえない。ある二等兵の「あいつ」はあまりの空腹のため人間から、食べた食物を吐いてはまた飲み込む牛になりさらには上官の命令で豚(裸)に…

黒い雨(1989)

井伏鱒二氏による高名な小説「黒い雨」と同氏の短編「遥拝隊長」のふたつの物語をもとにしたモノクロ作品。原爆投下直後の広島の光景はまるで地獄絵図のようでした。黒こげで横たわる大量の死体。皮膚が焼けただれぶらさがっている被爆者。目と鼻と口の位置…

日本のいちばん長い日(1967)

「あと、2000万!後2000万特攻に出せば必ず勝てます!あと、2000万! 日本男子半分を特攻に出す覚悟で戦えば! 必ず!必ず!」すごい映画でした。息をつく暇もないくらい2時間40分という長尺な作品でしたがラストまで飽きることなく見れました。1945年7…

エイリアン2(1986)

「ターミネーター」でカイル役だったマイケル・ビーンが出演しているのよね、うふふ。主役を張るような存在感の強い俳優さんではないけれどこの作品のヒックス伍長でも、どこか人間味を感じるキャラがいいです。アンドロイドのビショップもヨカッタけど。自…

エイリアン(1979)

SF映画だけれどファンタジーではない。アドベンチャーでもない。これはホラー。この作品を見た時は本当にびっくりしました。エイリアンがものすごく怖いだけではないストリーの構成もしっかりとしています。自分が昔見て面白かった映画は今の10代が見て…

ボディガード(1992)

サントラの売り上げでは史上最高の1700万枚も売れたという「ボディ・ガード」私も買いました。笑自分が昔見て面白かった映画は今の10代が見ても面白いのか?第5段はアメリカの女性アーティストで史上4番目に売れているという歌姫ホイットニー・ヒュー…

トゥルーライズ(1994)

これってキャメロン監督だったんですね。どうりで莫大な製作費をかけたわけだわ。笑自分が昔見て面白かった映画は今の10代が見ても面白いのか?第4段はアクションスターの大御所アーノルド・シュワルツェネッガーの主演作のなかから「トゥルーライズ」を…

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984)

私の大人の夏休みの自由研究。 自分が昔見て面白かった映画は 今の10代が見ても面白いのか? 第3段はみんな大好きインディ・ジョーンズ。 1作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」も大好き。 でも楽しい、笑えるといったら こちらの「魔宮の伝説」…

マッドマックス2(1981)

この拳銃が2発しか撃てないのよ。弾を補充している時間のほうが長くてその間に暴走族にやられやしないかとハラハラのドキドキ。笑自分が昔見て面白かった映画は、今の10代が見ても面白いのか?映画好きな大人の自由研究、夏休み企画第2段でございます。…

マッドマックス(1979)

私は洋画でも邦画でも古い作品が結構好き。でも自分が10代の頃見て面白かった映画は今の10代が見ても面白いのかしら?そんな疑問に駆られた夏休み検証企画。(夏休みももうすぐ終わるけどな。笑)1作目はマッドマックスでございます。4作目の最新作は…

限りなき追跡(1953)

この作品は3D映画として制作されたそうです。子どもの頃学習雑誌の付録についてきたようなあの赤と緑のペラペラしたレンズで見るやつですね。笑そんな立体的な映像作りのほうがメインになってしまったのかストリーのほうはあまり記憶に残りませんでした。…

河内山宗俊(1936)

三本しか現存していないという山中貞雄監督作品のなかのひとつ。三本しかない作品のなかでは一番評価が低いようですが。笑それでも物語がはじまってすぐ、名作の香りがプンプンとします。甘酒屋を営む娘、お浪。彼女はやくざの世界に足を踏み入れている弟の…

父と暮せば(2004)

「あんときの広島は死ぬるのが自然で、生き残るのが不自然なことやったんじゃ」井上ひさしさんの舞台劇ということですが映画のほうも舞台のお芝居をみているような感じですね。ヒロインの宮沢りえさんは、どんな役柄でもどこか痛々しくて見るのが辛い女優さ…

座頭市(2003)

武さんの座頭市。 勝新さんに比べてしまうと 確かに殺陣の演技不足に迫力不足は隠しきれませんが ちょっとおちゃめな市キャラはそれなりに好感が持てました。 解りやすく、見やすく、ちょっとギャクあり。 不覚にも超悪人役の岸部一徳さんの変顔には吹き出し…

イヴ・サンローラン (2010)

「名声とは幸福の輝かしき葬列」実生活で恋人でもあり、仕事上のパートナーでもあったピエール・ベルジェ氏の語り口によるドキュメンタリー。イヴ・サンローラン、本名なのですね。姓名判断ではないですけれど生れたときに与えられた名前はその人の人生に大…

サンダーボルト(1974)

「またやれば良いじゃないか、俺達で」途中で以前に見ていたことを思い出しオチに気が付いてしまったのが残念。でも面白かったですね。アメリカンニューシネマ風なのですがおちゃめでハチャメチャでマヌケ。のんびりしたクライムアクション。サンダーボルト…

風にそよぐ草(2009)

「猫になれば、猫の餌が食べられるの?」これは夢なのか、それとも現実なのでしょうか。男性の妄想のようでもあり複雑な女心のように掴めないとても難解な作品でした。フランスの巨匠アラン・レネが89歳にして送り出したたそがれた大人のラブストーリー。た…

セッション (2014)

「密告者は、お前だろ」渋谷シネパレスにて鑑賞。ただドラムを叩くだけの作品。だけど素晴らしい。この迫力はそうない。ラストには身体中に力が入り鳥肌がたたずにはいられませんでした。19歳のアンドリュー・ニーマンは音楽の名門大学で鬼教官テレンス・…

股旅三人やくざ(1965)

「どじょっこふなっこ」の童謡で秋、冬、春の季節をわけたオムニバスもの。1話目は自分を襲った男を殺してしまった仲代達也。男は賞金目当てて、遊郭で働く女の身請け金が欲しかったのです。そして逃げようとした遊女の見張り役を頼まれてしまいます。2話…

洞窟おじさん(2015)

13歳から43年間にわたり洞窟で生活した 「現在のロビンソンクルーゾー」 昭和21年生まれ、本名、加村一馬さんの 自給自足の野生生活を基にした実話ということです。 8人きょうだいの6番目、だけど自分だけ両親から虐められました。 家出をし愛犬シロ…

毎日かあさん(2011)

「神様、私に子供たちをありがとう」原作の漫画「毎日かあさん」は私も読みました。とても共感し、そして励まされました。子育て期間中は自由もなく、すべてが思うとおりにいかない毎日。散らかす、汚す、好きなものしか食べない子どもが小さいときってまさ…

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001)

白目ゴジラ、凶悪でしたねえ。 全シリーズ見ているわけではありませんが これまでの作品は物は破壊しても 人は殺さなかったような気がします。 最初は暴走族やチーマーのような 不良少年をやっつけていきますが そのうち病院まで叩き壊す始末。 女性子どもに…

おとうと(2009)

「どんな家にも、ああいうのがひとりやふたり、いるんだよな」 います。私にも。 あるクレジット会社から身に覚えのない督促が来たのです。 勝手に保証人の名前を書いて三文判を押したようです。 金融機関では支払いが停滞すると借金した本人ではなく 保証人…

わが命つきるとも(1966)

これはキリスト教でないし 宗教にそれほど信仰心をもたない私にとって 感情移入できるような作品ではありません。 しかし違う視点から見てみると とても感慨深いものがありました。 今、この時だから 深く考えてしまいます。 6人の王妃と結婚したヘンリー八…

シャーロック・ホームズの冒険(1970)

ビリー・ワイルダー版ホームズ。ワイルダー監督らしくコミカルで見やすいですね。ホームズの明かされる事のなかった事件簿。コナン・ドイルの原作の映画化ではなくオリジナルの脚本ということです。原題は「private life」というだけあって推理よりもホーム…