2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

浪花の恋の物語(1959)

「櫛は縁を切るという謎言葉」カメラがいいですね、流麗な撮影にうっとり。そして見事な美術、これが有名な東映美術なのかと唸ります。昔の遊郭や商人の家はこういう造りだったのでしょうね。三味線で奏でる音楽も耳に心地よい。遊女とのたった一夜の契り。…

きみに読む物語(2004)

「これを読むたびに私は戻ってくる」ラブロマンス好きにはたまらない作品でしょう。恋愛映画の王道的ストリー。男性は女性より初恋の相手を忘れない。何十年たっても「もう一度逢ってみたい」そういう願望を持っているような気がします。材木工として働くノ…

声をかくす人(2011)

「暴君はかくのごとし!」演出といい、編集といい、とても丁寧に作られた良作。エンターテイメント性はありませんでしたが。笑2008年、アメリカの真実を正確に描きアメリカの歴史を学び直してもらうために設立されたというアメリカン・フィルム・カンパ…

理想の恋人.com(2005)

出だしとエンディングはロブ・ライナー監督のパクリかと思いましたが。笑中年女子、中年男子向けな普通のラブコメ。 昔、テレビで吹き替えですけれど「ミスター・グッドバーを探して」(1977)という映画を見たことがあります。真面目な女性教師が夜になる…

人生万歳!!(2009)

これがお気に入りムービー?と驚かれる方が多いかもしれません。笑ウディ・アレン監督の映画って苦手な方が多いと思うのですが私は相性がいいですね。 今作品も口八丁で仕事もろくにしない偏屈オヤジが主人公。ウディ様、決して自分のスタイルは崩しません…

グランド・キャニオンの対決(1959)

この作品、タイトルからして西部劇だと思って鑑賞したのですが。なんとサスペンス映画でした。笑 MMの「ナイアガラ」ではカナダに行かなくてもナイアガラの滝の迫力を感じることができました。この作品ではグランドキャニオンに行かなくてもグランドキャ…

ビリー・ジョエル【イン・コンサート/東京ドーム】(2006)

洋楽ファンならみんなが大好きなビリー。ビリーを知らない人だってかってのヒット曲のメロディーを聞けば思わず口ずさめる可能性は大きいよね。 私にとってビリーの曲は好きな人といるときに聞きたいNo.1ソング。笑 仕事で疲れたあとの待ち合わせした夜の…

キングダム・オブ・ヘブン(2005)

「エルサレムにどれほどの価値がある?」「無だ。だが全てだ・・・」 フランス十字軍のエルサレムからの撤退を描いた歴史スペクタクル。 どこの国にも、私の近所にもいろいろな国籍や宗教の人が住んでいると思います。だからといってスーパーや郵便局で外国…

スウィート・ノベンバー(2001)

シャーリーズ・セロンは好きな女優さん。顔もタイプだし、長身でスーパーモデルのようなスタイルもいい。この作品では、カジュアルなファッションも可愛くてステキでした。 物語のほうは、なんだかヒロインがジコチューで見終わった後には、あまり良いとは…

戦火の馬(2011)

スティーヴン・スピルバーグ監督に、ヤヌス・カミンスキーのカメラ そしてジョン・ウィリアムズの音楽です。 これはもう見る前から成功の予感。笑 毛がフサフサ、モコモコ、愛くるしい瞳・・ 可愛い動物はたくさんいるけれど 世界一美しい動物はやはり馬だと…

刑事マディガン(1967)

60年代のニューヨーク。クラシカルな雰囲気がいいですね。スマートなスーツ姿もスタイリッシュ。 物語は意外と地味で、アクションや事件を追うというよりは刑事の私生活のほうにスポットをあてて描いています。 安月給をボヤく仕事が忙しく、家族との時間…

クレアモントホテル(2005)

理想の老後ってどんなのでしょう?やっぱりお金に余裕があって健康で、好きな趣味ができてそして素敵な異性の友達がいたらいいですよね。 そんな老後ファンタジー。 老い先短い余生を、ロンドンのプチホテルで過ごそうとやってきたサラ・パルフリー夫人。し…

毛皮のヴィーナス(2013)

あけましておめでとうございます。 今年初めてのレビューはポランスキー監督の「毛皮のヴィーナス」。 今年もみなさんの期待は裏切りません。 (何の期待よ?笑) ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞。 マゾヒズムという言葉を生んだマゾッホの「毛皮を着…

ごあいさつ

今年も素敵な映画にたくさん出会えますように。楽しいブログライフを満喫しましょう! bebe