2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
実在した、イタリア・シチリア島の山賊サルヴァトーレ・ジュリアーノ(1922~1950)の殺害をめぐる物語美しいモノクロ、長回しのカメラ虐殺や、尋常じゃない戦闘シーンの画力に捕らえられた夫や息子に駆け寄る女達の臨場感名画というより、芸術映画…
ここでの「ABOUTTIME」は「そろそろ時間」という意味だそうです前半は恋愛版「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)(笑)セーヴ&リセットを駆使しながら好きな女の子と結ばれますそれが後半には家族の物語となり何気ない日々の尊さや、素晴らしさを気…
「何千人と出会っても、ただそれだけ なのにひとりの人に出会っだけで、人生が変わるんだよ 永遠に」アン・ハサウェイほどの人気女優にもなると普通、ヌードは披露しなくなるものですけれど(笑)見事な脱ぎっぷりに驚きました相手役、ジェイク・ギレンホー…
リドリー・スコット×ロブ・ボッティン& スタン・フィストン クリーチャーマニアなら心ときめく超一流どころ スコアはジェリー・ゴールドスミス (アメリカ版はタンジェリン・ドリーム) 主演は「トップガン」でブレイクする前の年のトム・クルーズ、23歳 …
トム・クルーズ26歳、アイドル全盛期 その年の最低作品、ゴールデンラズベリー賞作品賞&脚本賞 下記のallcinemaさんの解説でも 「T・クルーズ・ファン以外、見ると絶対に損をする」という辛口コメント トム・クルーズ本人も、出演映画ワースト4に入れてお…
大魔神ってわずか1年で3部作作られたのですね ただ歩くだけだった大魔神が、いろいろ動作するようになり 1年で特撮のクオリティがこんなにも高くなったのには驚きました しかも壊される建物はミニチュアではなく セットはいえ本物に近いので迫力満点 雪は発…
大魔神って時代劇なのですね ほどほどにストーリーもまとまっていて、意外にも面白かったです 他の怪獣映画のように、違う怪獣と戦わせるのではなく 徹底した勧善懲悪の伝奇ロマンに仕上げているのも清々しい 戦国時代、八雲の湖のほとりに岸に名越という一…
原題は「Auhasard Balthazar」(たとえばバルタザールの場合)ドストエフスキーの「白痴」からインスピレーションを受けたということかのイングマール・ベルイマンからは「全くわからん、つまらん」と言わしめさせ後にこの主演女優と結婚するゴダールからは…
「いまはコントロールより、コレステロール」日本人には珍しく、野球も甲子園も全く興味ない私ですが原作が重松清さんですから(笑)ベタだけど泣けるよね、展開読めても泣けるよね28年前、甲子園まであと一歩の決勝戦の前日ひとりの部員の暴力問題で夢破れ…
「胸元のカトレアを直しても良いですか? 匂いを嗅いでも良いですか?」 プルーストの「失われた時を求めて」の中から「スワン氏の物語」の映画化 下記のallcinemaさんの解説で扱き下ろされているのは 「ブリキの太鼓」(1979)のシュレンドルフ監督 私は良か…
原題は「L'ARBRE,LE MAIRE ET LA MEDIATHEQUE OU LES SEPT HASARD」(木、市長、メディア図書館、または七つの危険) 究極の政治ディスカッション劇 日本でも「インフラ整備」の名の下に 不必要だと思われる建物が乱立し やがて維持費に悩まされているような…
緑の光線とは、1882年に刊行されたジュール・ヴェルヌの恋愛小説のこと 水平線に太陽が沈む一瞬に発する緑の光線(グリーンフラッシュ)を 見ると自分と好きな人と心が通じ、幸福になれるというのです ヒロインは、こだわりがあって、頑固で、協調性がなく …
かつての邦題は「大西部の男」といったそうです シェイクスピアの戯曲「じゃじゃ馬ならし」をモチーフに作られた 本格的な西部劇というより、西部を舞台にしたドタバタ劇 マクラグレン監督の、ジョン・フォ-ド監督に対するオマ-ジュが 気持ち良く感じ取れ…
デューク46歳のときの作品 「シェーン」を意識した作風で、定番のアパッチとの戦いもの 立体映画、今でいう3D映画として制作されたそうで 槍の先やナイフがこちら側に向いてきたり 3Dを意識した画割がされています ホンドーはアメリカ陸軍騎兵隊の偵察…
「爆発まであと3分です」「爆発まであと2分です」「爆発まで・・・」未知なる細菌の真相を解き明かすSFサスペンスのタイムリミットもの視覚化できない謎の病原菌の脅威をどう表現するのか古臭さはありましたが、これは面白かったです原作はマイケル・クラ…
「カントリーミュージックも、ソウルミュージックも、どちらも喪失を歌う でも違うのは、カントリーは喪ったものを故郷で嘆く ソウルはそれを取り戻そうと闘い続ける」 実話ベースのアボリジニ版「ドリームガールズ」(2006) しかし歌手として大成功を収める…
「人生の再生」を描いたハートウォーミングなロマンティック・ストーリー ラッセ・ハルストレム監督作品は 主人公が決して恵まれた環境でないにもかかわらず なぜかラストはやさしい気持ちになれる作品が多い気がします カントリー・ミュージックの選曲も抜…