2024-01-01から1年間の記事一覧
「Here's Johnny!」(お客様だよ!) 原題は「The Shining」(かがやき) ここでは「優れた」という意味で 特別な能力(予知能力やテレパシー)を持っている人のこと 傑作でした まず最初に伝えたいのが、ストーリー云々というより キューブリックの映像美を…
原題「Doctor Sleep」 「シャイニング」の40年後を描いた続編 キューブリック版「シャイニング」(1980)は 原作者のスティーヴン・キングが 「嫌いだと記憶している唯一の自分の脚色作品」と お気に召さなかったことで有名(笑) 本作でも「キューブリック版…
原題は「The Dead Don't Die」(死者は死なない) ジム・ジャームッシュの「ジョージ・A・ロメロ」 への敬愛と 「ゾンビ」 愛の集大成のような作品ですが 映画として面白いかどうか、といえばつまらない(笑) でも「コーヒー&シガレット」でコーヒー飲んでタバコ…
原題は「Creepshow」(虫のようなものが気味悪く地面を這いずり回る、という意) 監督はジョージ・A・ロメロ、脚本はスティーヴン・キング 特殊メイクはトム・サヴィーニって凄くないですか?(笑) ロメロ初のメジャー系公開となった本作 しかしまあ、内容…
原題は「World War Z」で「Z」とはゾンビのこと ゾンビ映画にして製作費は約2億ドル 主演にブラッド・ピット、マーク・フォースターを監督に迎えたハリウッド大作 フィラデルフィアのシーンには3000人のエキストラ 一方でゾンビの大群はAIを用いた(当時)…
「”13日の金曜日”の殺人鬼の名前は?」 「ジェイソンよ」 「残念 ジェイソンが登場するのは2作目からだ」 原題は「Scream」(叫ぶ・悲鳴をあげるの意) こちらも人気の殺人鬼 白いマスクに黒装束をまとった「ゴーストフェイス」 ウェス・クレイヴン監督の…
「本作に描かれているものはすべて真実で 登場する人物は実名です」 原題は「Battalion:The Return of the Living Dead」 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」が実際にあった という前提で作られた間接的な続編(パロディ) 「バタリアン」とは軍事用語で…
原題は「Night of the Living Dead」(生きる死体の夜) かき集めた10万ドルちょっとの製作費で 250倍以上の利益をたたき出したという 当時最も利益をあげたジョージ・A・ロメロの監督長編デビュー作で 本作がなければ、その後のゾンビ文化は生まれなかっ…
「恋はデ・ジャブ」みたいだ 「何それ」 「ビル・マーレイの」 「知らない」 原題は「Happy Death Day」 誕生日にベビーマスクの人物に殺されては 同じ誕生日の朝に戻ってまた殺されてしまうという よくあるタイムループもの&スラッシャー映画ですが ラブコ…
原題は「Friday the 13th」 人気のないキャンプ場で、若者たちが酒を飲んだりセックスしたり 乱痴気騒ぎをしているのを戒めることから ファンからは「風紀委員長」の愛称で親しまれている 殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ こう続けてホラー映画を見てわかった…
まだまだ続くよ、勝手に「夏ホラ」祭 ホラー映画界のアイドル、チャッキー登場でございます(笑) 原題は「Child's Play」(おままごと) ちょっと思っていたのとは違う、呪術的なオカルトもの 逃亡中の連続殺人犯が自分を撃った刑事と 撃たれた自分を見捨て…
原題は「La Terza madre」(第三の母) ダリオ・アルジェントの「サスペリア」「インフェルノ」に続く 魔女三部作の完結編ということ 閉鎖された古い墓地から(出土品調査していた?)作業員が棺を発見 中に入っていた像と、赤い衣に黒魔術的なものを感じた…
原題は「Prince of Darkness」 (闇の王子) 邦題の「パラダイム」 は作中に出てくる言葉で (科学史及び科学哲学上)規範となる物の見方やとらえ方のこと 「恐るべきものが目を覚まそうとしている」と遺言を残し小さな宝箱を抱えたまま、カトリックの老司祭…
「魂を救える神はいても 命を救える神はいない」 勝手に「夏ホラ」祭 でも想像していたのと違った(笑) とんでもなくワンコちゃんたちが賢くて可愛い 小さい子から大きい子 クッションみたいにモフモフだったり、ほっそりだったり こんなにも大勢の可愛い子…
勝手に「夏ホラ」祭 大スター、フレディ・クルーガー様の登場でございます(笑) 原題は「A Nightmare on Elm Street」 フェドーラ帽に、ダサい縞模様のセーターと鉄の爪 特殊メイクは、UCLAメディカルセンターから入手した 本物の火傷の被害者の写真をもと…
勝手に「夏ホラ」祭 といってもホラー映画って20本見て1本当たりがあればいいほう ならば名作から責めていくのが効率がいい なのに、ああ なんか違うと思ったらリメイク版だった(笑) 原題は「Halloween」 前半のブギーマンが誕生するまでのくだりはなかな…
勝手に「夏ホラ」 原題は「Dèmoni 2: L'incubo ritorna 」(悪魔の再来) 舞台は劇場から高級マンションに変わり 劇中映画「デモンズ」がTVで放送 やがてTV画面から電波に乗って現実世界に飛び出してくるデモンズ 完全に「ヴィデオドローム」のパクりでござ…
原題は「Dèmoni」(イタリア語で悪魔) 「ゴブリン」のシネマ・ライブにに行けなかったから (なんで1日限りなのよ!)U-NEXTで見たわ 悔しいから勝手に夏のホラー祭、「夏ホラ」開催(笑) ただし目玉グリグリ、お口グリグリが苦手な方は 観覧注意でお願いし…
原題は「May December」(5月‐12月)で親子ほど年が離れたカップルの意 1996年年、当時34歳だった女性教師メアリー・ケイ・ルトーノーと 12歳だった教え子のヴィリ・ファラアウとの性行為が発覚 (映画では韓国系であるが、サモア系) メアリーは児童レイ…
原題は「The Elephant Man 」 19世紀末、ヴィクトリア朝時代のイギリスに実在した 「エレファント・マン」と呼ばれた青年ジョゼフ・メリック(1862~1890) 彼を診察した医師フレデリック・トレヴェスの回想録を バーナード・ポメランスが戯曲化 それを異形愛…
原題は「The Brood」 「ブルード」とは「胎児」や「ひよこ」のことで (動詞では恐ろしい、脅威を与える何か、として使われる) その意味がラストに解明される、というもの とにかく「人間の恨みの具現化」という 発想が素晴らしい ただし、これから結婚を控…
原題は「Ferrari」 1957年、イタリア 「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリ59歳(アダム・ドライバー)は 息子を難病で亡くし悲観にくれ、妻ラウラとの関係も 会社の経営も破綻の危機 一方では愛人リナ・ラルディシャイリーン・ウッドリーから 2人の…
皆が見ている前で傲慢に「アイスクリームが食べたい」と パパにねだるベビ−・ジェ−ン 「ブランチにも買ってやってね、パパ」 「ジェ−ンの優しさを忘れないでね」とママ 「死んでも忘れるものですか」とブランチ 原題は「What Ever Happened to Baby Jane? 」…
原題は「Short Term 12」(一時預かり場所) ショート・タームとは「短期的な」 という意味で ここでは家庭問題のある10代の若者を(次の行先を行政が見つけるまで) 一時的に預かるグループ・ホームのこと 主だったテーマは「虐待」による後遺症で その中で…
原題は「22 Jump Street」で 「21ジャンプストリート」(2012)の続編 無限次回予告のエンドロールが一番面白い 航空学校編が「トップガン」のパロディとか(笑) シュミット役がセス・ローゲンに変わって 何事もなかったようにジョナ・ヒルに戻るのなんて最高…
北野武解釈版「本能寺の変」 思った以上におっさんずラブ(笑) 歴史や大河ドラマに興味がないので どこまで史実かフィクションなのかはわかりませんが 関西弁をはじめ、現代口語に工夫されてるのは見やすい 登場人物が多いにも係わらず混乱することもない …
原題は「A Quiet Place: Day One」(静かな場所:1日目) 「クワイエット・プレイス」シリーズの前日譚を描いたスピンオフ 作品より猫ちゃんがバズっていたので(笑) 猫偏愛主義者としては見に行くしかありませんでした 突如宇宙から謎の生物が飛来してきて…
原題は「The Holdovers」(残留者たち) すでに副題とキャッチコピーでネタバレしていますが(笑) この映画を公開年のクリスマス・シーズンに上映しなかった 配給会社はバカだ ひさびさに劇場で「ミラマックス」のロゴを見ましたね(笑) アメリカン・ニュ…
原題も「Belle Épine」(美しい棘”とげ”) 「épine」にはフランス語のスラングで男性器の意味もある ダブルミーニングということ 突然の母親の死で16歳の女子高生が不登校になり 万引きしたり、不良グループに入ったり、セックスしたり それは、悲しみや喪失…
「鏡を見るのもイヤだ」「分かる」「"私を見つめるこの老ぼれは誰?" 笑」 原題は「The Face of Love」 (愛の肖像) 夫を水難事故で亡くした未亡人が、5年後 夫そっくりの男性と出会い恋をしてしまうというもの 酷評が多いようですが、韓国ドラマのシニア…