2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

イヴォンヌの香り(1994)

「あなただけじゃない・・わたしも変な女」 この作品、ルコント監督のなかではずいぶんと酷評されているようですが私はこの画像のシーンだけで名作入りなのではないかと思ってしまいます。 「ご褒美」と穿いていたショーツ脱ぎヴィクトールのポケットに入れ…

リセット(2010)

「ゾンビ」の現れない「ゾンビ」ものとでもいいましょうか。展開はゾンビ映画そのもの。 ある日突然停電が襲い、衣服だけを残し人間が消えます。日は昇らなくなり、世界は闇に覆われてしまうのです。そんな中、一軒のバーに生存者であるルーク、ローズマリ…

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007)

面白かったですね。大笑いするというようなコメディではないけれど思わずクスッとしてしまう。結構私の笑いのツボに入ってしまいました。 特にこのエア・オペラのシーンが最高!もうっ!凄すぎる!天才っ!! くじ引きで当選した「南フランスの旅」と「ビデ…

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977)

シリーズ20作目マドンナは藤村志保さん。夢はみんなが成功して大金持ち。 とらやに下宿しているワット君(中村雅俊)と中華料理店で働く幸子(大竹しのぶ)の仲を取り持とうとする寅さん。幸子ちゃんに自分の気持ちを伝えられないワット君に恋の指南をする寅…

うちにもベ○ッセからお詫び状がキター

レッド・ツェッペリンをBGMにして青森までやってきました。こんなに長く運転したのははじめて。 途中盛岡でランチに盛岡冷麺を食べる。 本当は「わんこそば」を何杯食べれるかに挑戦したかったのだけれどPAになかったの。 パイナップルとさくらんぼが…

人間の証明(1977)

松田優作さんが出演してアメリカで撮影もいるせいでしょうか。リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」を思い出しました。 70年代はまだ敗戦の傷跡が色濃く人々の心の中に残っていたのですね。敗戦直後、女性はアメリカ兵に集団でレイプされ男性は…

蝉しぐれ(2005)

「泣きたければ、泣いてもよいぞ」 初めて読んだ時代小説が、この「蝉しぐれ」。その本や映画の内容を思い出すとき読んだ時や見た時の、その当時の思い出も一緒に蘇ります。 若い頃、2ヶ月ほど入院したことがありました。本ばかり読んでいた私に、同じ病棟…

愛されるために、ここにいる(2005)

大人の恋、大人の映画。 人生の潤いを失った年代になってから若い頃のような、もしかしたら若かり日以上にこみ上げてくる熱い思い。分別ある年齢にもかかわらず。人を好きになるって、苦しいことなのだなと思います。 ダンス教室に通う結婚間近でちょっとマ…

刑事コロンボ/闘牛士の栄光(1975)

シリーズ35作目 濡れていないムレタ(闘牛用の布)と足がすくんで動けない姿を見られたという理由 身分証明書でコロンボのファーストネームが「Frank」と判明。(これが最初で最後らしい) 【解説】allcinemaより引退した高名な闘牛士モントーヤ(R・モ…

刑事コロンボ/闘牛士の栄光(1975)

シリーズ35作目 濡れていないムレタ(闘牛用の布)と足がすくんで動けない姿を見られたという理由 身分証明書でコロンボのファーストネームが「Frank」と判明。(これが最初で最後らしい) 【解説】allcinemaより引退した高名な闘牛士モントーヤ(R・モ…

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985)

「・・・・よりかはマシだ」 確かに心に沁みる作品ではあるでしょう。 遠く海外で仕事をし帰ってこない父親。 やんちゃな男の子がふたり。 病気の母親は読書家のインテリでありましたが だんだんとヒステリックになっていき 子どもに、特に次男のイングマル…

風の音、愛のうた(2011)

タイ映画って、過去に見た記憶がないのですけれどなかなか素敵な作品でした。 タイに住む方ってもう少し褐色な肌でランニングと短パンのラフな服装なイメージがあったのですが私たち日本人と、顔立ちやファッションがほとんど同じでした。女の子は茶髪にし…

動く標的(1966)

「お古いのね。女は家に居ろってタイプね」 「・・私の家は困る」 ポール・ニューマンの数ある出演作の中でもこれは好きな作品。なんといっても素晴らしいオープニング、即座に気持を持っていかれます。 二日酔いの朝、ゴミ箱に捨てたコーヒー豆でコーヒー…

秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男(2011)

世界一の映画大国とも言えるインドですが インド映画はほとんどといっていいほど見ていません。 インド映画って、アクションあり、ラブロマンスあり、親子愛や友情があり 歌に踊りと、まるでテーマパークのような夢と魔法の世界の気がします。 そしてなんと…

フリック・ストーリー(1975)

アラン・ドロン×ジャン・ルイ・トランティニャン カッコいいですねえ、シブいですねえ。 ほんっとフランス映画って溜息が出ます、地味だけれど痺れる。 冬の冷たいパリの街も、非情にぴったりな雰囲気がありました。 1947年、まだ戦争の傷跡が残っていた…

マッチスティック・メン(2003)

私的に「リービング・ラスベガス」以降はサエないB級映画にばかり出演していたような気がするニコラス・ケイジ。でもこの作品は面白かった記憶があるので見てみました。やはり良かったですね、私好み。 日本でも多くの振り込め詐欺の被害がありますよね。…

刑事コロンボ/仮面の男(1975)

シリーズ34作目 中国五輪不参加に言及したテープ ラストの日本人にとってよくわからないジョークは当時の米中ソの政治的な駆け引きの話と思わせて実はゲーム(麻雀)の話というオチだそうですが意味を知っても、どこが笑えるのかわかりませんでした。笑 …

アパッチ(1954)

バード・ランカスターが青い目の先住民を演じています。でもどこかで見た風貌・・そうだ!S・スタローンの「ランボー」にそっくりなのです。笑 カリフォルニア移送の列車から逃れたアパッチの戦士マサイ(バート・ランカスター)。盗みをしたり、チェロキ…

ケイン号の叛乱(1954)

これは面白かったですね。死人こそ出ませんが、ホンモノの悪者は誰だ?という展開で予想外の結末に、全く想像がつきませんでした。 海軍のはみ出し者が集まったような古い軍艦に配属された新米エリート中尉は船員たちの堕落ぶりにあきれています。そこに新…

史上最大の作戦(1962)

「三度やって駄目だったから、もう一度やるんだ 」 これだけビッグネームが顔を揃えたオールスターキャストの映画ってないでしょう。 それぞれの国のパートの撮影のために選ばれたアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、4つの国の4人の監督。4つの国の…

300 <スリーハンドレッド>(2007)

ずっとゲームの画面を見ているような映画でした。男の子ならこういう映画、きっと好きでしょうね。ただちょっと子どもには見せられない場面がありましたが。笑 食料も水も持たずにマント一枚で旅に出ての激しい戦闘。リアリティは全くありません。本当に漫…

刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆(1975)

シリーズ33作目 コンタクトにメガネ。 【解説】allcinemaよりアラブのアメリカ駐在大使サラー(H・エリゾンド)は、若き国王の政策に反対していた。彼は国王を支持する一派の仕業に見せかけて、警備隊長を殺害する。そしてさらに、犯行に利用した部下ま…

ジャッカル(1997)

映画レビューの書庫もタイトル50音順や年代別など、ブロガーさんそれぞれで私はおおよそのジャンル別にしています。そしてまた新たな書庫を作ってしまいました。その名も「ツッコミ系」。笑 「ツッコミ系」はツッコんで毒を吐いていきますので作品や出演…

マイレージ、マイライフ(2009)

以前、その人の財布の中を見ればその人の暮らしぶりがわかる・・そんな話を聞いたことを思い出しました。財布の中がスッキリ整理されていれば、部屋も整理されているし小銭やレシートやカードで溢れ返っていれば部屋も荷物でいっぱいだというのです。 「リ…

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013)

「金の匂いがしない」 60年代、ニューヨークのフォーク音楽シーンの中心人物のひとり 2002年にガンで亡くなったデイヴ・ヴァン・ロンクの回想録。 1週間ほどの間に起こった、彼の不運続きな出来事。 めずらしく劇場鑑賞。上映している劇場が少ないので 新宿…