2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

伊豆の踊り子(1963)

10代の頃原作は読んでいますが、その時は面白いとは思いませんでした。この作品も10代、20代で見たならつまらなかったかも知れません。・・でも良かったですね、文芸的ですし。大人にならなければわからない世の中の事情というものを少しは私も理解し…

影の軍団 服部半蔵(1980)

将軍家光亡き後、幕府の実権を誰が握るかで保科正之は伊賀者を、松平伊豆守は甲賀者を使い争うことになります。 服部家は上(かみ)と下(しも)の2つの家に別れていて下忍の服部半蔵に渡瀬恒さん、上忍の服部半蔵に西郷輝彦さんそして甲賀四郎兵衛を演じ…

極道の妻たち 情炎(2005)

人気の「ごくつま」シリーズ、実はマトモに見たのはこれが初めて。 高島礼子さん、正統派な美人顔でいいですよね。銀座の高級クラブなんて行ったことはないですけど銀座のママってこういう女性なのかな?とか想像してしまいました。・・・銀座の母じゃない…

電車男(2005)

ベストセラーになった書籍版も、テレビドラマも見ていませんが当時とても話題になっていて、なんとなくだけど内容は知っていました。 良かったですね、人のやさしさや思いやりを感じる作品でした。見ず知らずの青年の恋を、見ず知らずの仲間がネットの掲示…

パッチギ!(2005)

良かったですね、面白かったです。昭和の人気少年漫画のような雰囲気。本宮ひろ志さんや、ちばてつやさんの作品の中に出てくるようなそんな番長チックな男の子達が、スクリーンの中で暴れまくります。 ヒロインに沢尻エリカさん、清純派だったんですねとて…

宮本武蔵 巌流島の決斗(1965)

「小次郎、敗れたり!」 宮本武蔵と佐々木小次郎との巌流島での決闘は有名ですよね。 時代劇を見たことがなくても、大抵の方は知ってるでしょう。 いつしか、なぜかお通と旅をしている武蔵。笑 彼女をぎゅっと抱きしめます。 ここでふたりの関係も発展か?と…

宮本武蔵 般若坂の決斗(1962)

「たけぞう」から「むさし」となった宮本武蔵。刀の道を極めるために、天下無敵になるために、お通を見捨てて旅に出る決意をします。宝蔵院の槍術に武蔵が試合を申し込んだことから事件がおこります。吉岡一門との因縁の始まりです。 奈良から柳生、そして…

なにはなくとも全員集合(1967)

全員集合シリーズ16作中の1作目。当時のザ・ドリフターズって現在の嵐やSMAP以上の人気だったのでしょうか。あの、ビートルズのコンサートで前座も勤めたんですよね? ザ・ドリフターズといえば、ナンセンスな体を張ったギャグや当時としては、PT…

ひばり捕物帖 折鶴駕篭(1960)

美空ひばりさんと東千代之介さん共演の人気捕物シリーズ。イキナリ最終章を見ました。笑大スターの美空ひばりさんが、歌って踊って恋して殺陣します。 紀州家で頼宣(里見浩太朗)の吸物椀に毒が盛られるという事件が起こり正雪(山形勲)がそれを見抜きま…

お日柄もよくご愁傷さま(1996)

大変なことや忙しい時って、なぜか続きますよね。 ある家庭での、結婚式にお葬式、夫の浮気に出産リストラに転職が同時に起こる・・この作品も、そんなドタバタ劇でした。 初めて結婚式の仲人をすることになった夫婦。なのに自分の娘は夫に浮気され、離婚す…

真夜中まで(2001)

ジャズ・トランペット奏者の守山(真田広之)のステージを憧れのジャズマンであるG.P サリヴァンが聴きに来る特別な日。殺人事件を目撃し、殺人犯から逃げている中国人ホステスのリンダ(ミッシェル・リー)に偶然遭遇しまい事件に巻き込まれてしまいます。…

ミラーを拭く男(2003)

定年を間近に控えた皆川(緒方拳)は小さな交通事故でカーブミラーに激突してしまいます。そばにいた女の子がかすり傷を負いました。しかしその身内の人間が、なんともタチの悪い人だったのです。家にやってきては、電話をかけてきては、イヤミを言い金をせ…

酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010)

長年飲酒を続けていれば、健康を損なう恐れは誰しもあるわけですが大量にお酒を飲む人でも、アルコール依存症になる人とならない人の違いは何なのか?アルコール依存症とは心の病気なんですね。 仕事も出来なくなり、暴言や暴力で家族を傷つける。飲むか寝…

ハゲタカ(2009)

「地獄だよ日本は・・・生温い地獄」 日本の大手自動車会社の企業買収が舞台。一寸先が闇のマネーゲームの世界。私のように経済や社会問題や金融に詳しくない人間でも「日本の企業を外国に食われたくない」と思う感情の生まれる作品ではありました。 企業買…

うさぎドロップ(2011)

おじいちゃんとお手伝いの間にできた、引き取り手のない隠し子を育てることになった青年。 子育ては1日やひと月や1年で終わるものではありません。毎日3食食べさせ、洗濯をし、どこに行くにも送り迎えが必要です。喧嘩もするし、病気もするし、迷子にも…

刑事コロンボ/殺意のキャンバス(1989)

【あらすじ】NHK海外ドラマホームページより海辺の豪邸で3人の女性に囲まれて暮らす天才画家バーシーニは、となりに住む前妻ルイーズから、心理学者のシドニーと結婚すると告げられる。ルイーズだけが知るバーシーニの重大な秘密がシドニーにもれること…

わたしのグランパ(2003)

筒井康隆氏の作品といえば、私的には「NHK少年ドラマシリーズ」なんですが.この作品もそういう風でしたね、小中学生でも十分に楽しめる内容だと思います。少し「昭和」っぽいですが。笑 中学生の珠子とその友人は学校で少しイジメられています。でもピンチ…

AC/DC アルゼンチン公演(2009)

2009年12月にアルゼンチン・ブエノスアイレスのリヴァー・プレイト・スタジアムで行ったライヴ。「ライヴ・アット・リヴァー・プレイト」のタイトルでDVDも販売されているそうです。 曲目「Rock N Roll Train 」(暴走列車)「Hell Ain't A Bad Place T…

スター・トレック/イントゥ・ダークネス(2013)

海外にはトレッキーという「スター・トレックが大好きな人」という意味の言葉があるそうですね。 予想外に面白かったです。劇場で観て正解でした、評判のいいIMAXで観ればよかった。 論理・倫理性を重んじる厳格なスポックとは対称的に感情的で自分を省…

ラスト・ボーイスカウト(1991)

この頃のブルースは、まだ髪の毛がフサフサしていたのね・・は、どうでもいいのですが(笑)。 冒頭は引き込まれます、いい出だしですね。フットボールの花形選手が、試合が始まると銃で相手選手を撃ち殺して行き、自らも自殺。影にはどのような陰謀がある…

刑事コロンボ/歌声の消えた海(1974)

【解説】allcinemaよりショーガールと愛人関係にあったヘイデン(R・ヴォーン)は、二人の関係が妻にバレる前に、愛人を殺す必要に迫られていた。豪華客船に乗り合わせたのを利用して、ヘイデンは彼女を射殺する。だが、彼が消音のために使った羽まくらから…

ラブ・ソングができるまで(2007)

大昔、デュラン・デュランやワム!のPVを見て「カッコイイ~~」と思った経験ある者のひとりです。笑冒頭のビデオクリップなんか当時のバンドの雰囲気がよく出ていて思わず笑ってしまいました。 そんな80年代アイドルただったアレックス(ヒュー)はとっ…

ジャンゴ 繋がれざる者(2012)

フランコ・ネロが出てるんですね。 「Dは発音しないんだ。」 「・・・知ってる。」 これは西部劇ファンとしては涙が出るほど気が利いた演出でしょう。笑 とにかく血肉が飛び交う作品でした。 マカロニウエスタンというよりは、バイオレンスアクションでしょ…

刑事コロンボ/指輪の爪あと(1971)

【解説】allcinemaより財界の大物の依頼で、彼の妻の浮気調査を行う私立探偵(R・カルプ)。浮気の事実は無しという嘘の報告を提出した探偵は、夫人を脅迫し、州知事選挙戦の動向を手に入れようとする。だが夫人は全てを明らかにすると言い、逆上した探偵は…

ナバロンの要塞(1961)

少数特殊部隊の潜入作戦もの・・といったところでしょうか。 キース・マロリー(グレゴリー・ペック)は山登りと語学が得意というだけで イキナリ第二次世界大戦での重要な任務に就かされるはめになります。 小舟でケーロス島へ向かい、絶壁をよじ登るシーン…

キャデラック・レコード(2008)

ブルースのレーベルとして現在でも人気のあるシカゴのCHESSという会社の盛衰を描いた作品。 マディ・ウォーターズやチャック・ベリーは名前だけは知っていますがブルースには詳しくないしビヨンセが製作総指揮ということであまり期待はしていなかったのです…

刑事コロンボ/野望の果て(1973)

【解説】allcinemaより上院議員の選挙を前に、ネルソン(J・クーパー)は愛人との関係を清算するよう、秘書に迫られていた。彼はすべてを掌握する秘書の存在をうとましく思い、巧妙に仕組まれた殺害計画をねる。彼の組織暴力団撲滅の運動に反対するギャン…

勇気ある追跡(1969)

ジョン・ウェインがアカデミー賞主演男優賞を受賞、まさしく功労賞ですね。 コーエン兄弟の「トルゥー・グリット」のオリジナル。 父親の復讐をしようとするお転婆な14歳の女の子マティ(キム・ダービー)。 その少女に雇われた、やくざな飲んだくれ保安官…

エル・シド(1961)

「神と国王とスペインのために」「神とエル・シドとスペインのために」 実在した中世スペインの英雄エル・シド。 異教徒の王の命を助けた(エル・シドと呼ばれるようになる)ロドリゴ(チャールトン・ヘストン)は反逆罪で告発され、婚約者シメン(ソフィア…

シャイアン(1964)

「犬でさえ好きなところに行けるのに シャイアンは行けない」 ジョン・フォード最後の西部劇。監督自らの自己批判と謝罪の作品といわれています。アカデミー賞を獲得した「ダンス・ウィズ・ウルブス」に多大な影響を与えたことでも知られているようです。 …