ラスト・ボーイスカウト(1991)


 
 
 
この頃のブルースは、まだ髪の毛がフサフサしていたのね・・
は、どうでもいいのですが(笑)。
 
冒頭は引き込まれます、いい出だしですね。
フットボールの花形選手が、試合が始まると銃で相手選手を撃ち殺して行き、自らも自殺。
影にはどのような陰謀があるのかと、次なる展開に期待が膨らみます。
 
そしてヨレヨレとだらしなく、親友に妻を寝取られるわ、娘には反抗されるわの
冴えない探偵だけど、キレるとタフで本領発揮するジョー。
役がピッタリはまって似合いすぎです、ブルース・ウィルス
恋人を殺され事件に巻き込まれた元フットボール選手のジミー(ディモン・ウェイアンズ)とともに
巨大な陰謀に立ち向かうことになります。
 
とにかく拳銃をぶっぱなし、車を爆破させます。
血も脳みそも噴出し、人体も粉々になり弾け飛びます。
言葉使いもお下品ですね。
「ファック!ファック!」「クソッタレ」とばかり叫ばせればいいなら
私でも脚本を書けます。(ごめんなさい、うそです。笑)
 
でも、ブルース・ウィルス主演作品のなかでは面白いほうではないでしょうか。
確かにもう少し丁寧に練って欲しい箇所が多々あるような気もしますが
私的にはダイ・ハードの次にランクインかもです。笑
 

 
【解説】allcinemaより
ジョー・ハレンベック(ウィリス)は、身を呈してカーター大統領の命を救った事もある元シークレット・サービスだったが、今はしがない私立探偵で、妻子から軽蔑されるほど落ちぶれていた。ダンサーのコリー(ベリー)の身辺警護を仕事仲間が持ち込んできたが、女房のサラ(フィールド)と密通していたそいつは、ジョーの家の前で車ごと爆死する。一方、コリーの情夫、元プロフットボーラーのジミー・“フラッシュ”・ディックス(ウェイアンズ)は、妻子を事故で失った傷も癒えぬまま、麻薬と賭博でリーグを追われ、人生に何の目標も持てぬまま日々を送っていた。警護に就いたジョーを何者かが襲う。辛くも相手を倒し、コリーの元に駆けつけるジョーだったが、一歩遅く、ジョーとジミーの目前でコリーは何者かに殺されてしまう。いま、二匹の負け犬が共通の敵に向かってがっちりとスクラムを組んだ。しかし、予想以上に敵は大きく、その野望が二人の前に立ちはだかる。男たちが復活をかけて戦う感動のドラマ。史上最高の値の付いたブラックのシナリオを、アクションはお手の物、超大物プロデューサーのシルヴァーが製作、兄のリドリーとは違った角度での映像職人スコットがメガホンをとった。シルヴァーとブラックは「リーサル・ウェポン」(製作/脚本)、「プレデター」(製作/出演)、「リーサル・ウェポン2/炎の約束」(製作/ストーリー)に続く手合わせ。音楽はシルヴァーには欠かせないマイケル・ケイメン。ジャジーにしてオーケストラルな好スコア。