2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「愛し合うのに互いを知る必要ないわ ・・・愛し合う必要もないかも」 原題は「L'ECLISSE」(日蝕)で (名声などからの)失墜という意味もあるそうです 邦題は同じアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」(1960)の 成功にあやかって付けたもの(ばかだ) ミケ…
ギャバンとドロンがこれまでに組んだ ギャング映画を想像させるような、この邦題はなんだ(笑) 原題は「DEUXHOMMES DANS LA VILLE」で 直訳すれば”都市のふたりの男”という意味 監督になる前のジョゼ・ジョヴァンニは本物のギャングで しかもゲシュタポに協…
まるで東映ヤクザ映画の邦題ですが(笑) 原題は「LECERCLE ROUGE」(セルクル・ルージュ=赤い輪) 冒頭で紹介される「人はそれと知らずに必ずめぐり逢う たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも 必ずや赤い輪の中で結び合う」というブッ…
これは面白い胡散臭いオープニングから徐々に盛り上がり絶妙なパロディ、巧妙な伏線張り登場人物を成長させるという作り込まれた脚本最後には感動して泣きそうにさえなる(笑)でも超!超!超!くだらない!!20年前に打ち切りになった宇宙探査局所属(NSEA)…
原題も「ONEFROM THE HEART」(かけがえのない大切なもの)コッポラの「ゴッド・ファザー」(1972)「カンバテーション」(1973)「ゴッド・ファザー2」(1974)「地獄の黙示録」(1979)に続くメロドラマ的ミュージカルですが「地獄の黙示録」とほぼ同じくらいの…
タイトルの「終電車」は大戦中のナチ占領下のパリでは夜間外出禁止のため 地下鉄の「終電車」に人々が殺到したことに由来しているそうです 実際ストーリーとは関係ないですが ラブロマンスっぽいタイトルではあります トリュフォーの最大のヒット作品という…
原題も「ADISTANT TRUMPET」ラオール・ウォルシュはこの作品の後映画界を引退してるんですね(没年は1980年93歳)引退と関係あるかどうかはわかりませんが、この頃の映画は騎兵隊によるインディアン討伐西部劇が反省される傾向にあったそうですにもかかわら…
原題は「FERRISBUELLER'S DAY OFF」(フェリス・ビューラーの休日)フェリス(マシュー・ブロデリック)は仮病を使って学校をサボる常習犯その日の朝もフェリスに甘い両親を騙し気の弱い同級生キャメロン(アラン・ラック)を誘い恋人スローン(ミア・サラ)…
原題は「THEDOUBLE」(二重の)タイトルでネタバレしてどうする(笑)ありきたりなB級映画、ただリチャード・ギアが出てるだけ(笑)だいたい国家を守るはずのスパイが仕事より何より人情家で安息の場所が愛する妻と子どもがいる“我が家”っておかしいだろ?…
原題も「CAPRICORNONE」「カプリコン」とはラテン語の山羊(caper)と角(cornu)をあわせた「角のある山羊」(雄山羊)という意味で、”やぎ座”のこと素人でも多少の宇宙開発の知識を得た現代ではさすがにこんな小型の月ロケットで火星に向かって7ヶ月以上もの…
ジョン・フォード自ら大好きだとという1本なるほどな、と思う古きを愛し、かっての敵と友好を築き弱い立場の者を助け、偏見や差別をもたずたったひとり、たとえ誰にも理解されなくても自分が正しいと信じるものへの信念を貫くフォードの映画はどれもそう、そ…
オープニングの最後に現れる 「to Sharon」(シャロンにささぐ)の文字 これは気が付かなかった ナスターシャ・キンスキー(当時17歳)はシャロン・テートと似ている ドイツ人で英語がまだ苦手だったキンスキーがテスを演じる事に 周囲からかなり反対があっ…
原題は「ELSER」(エルザー=主人公の名字)1939年11月8日ミュンヘンのビアホール“ビュルガーブロイケラー”でヒトラー暗殺を企てた「ビュルガーブロイケラー爆発事件」の単独犯グオルク・エルザーは音楽とダンスが得意で、女好き優柔不断で共産思考寄りなプ…
はじめて見たときは、なんて面白いのだろうと感動しました(笑)映画そのものは、よくある刑事ものバディ・ムービーだけど事件解決の鍵を握っているのは、渋さもヒーローっぽさもないおしゃべりなお調子者いままでのハード・ボイルド調を覆した新境地でサン…