2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「裏切ったら殺す 裏切らなくても殺す」 タランティーノ選「マカロニ・ウェスタン20」12位 原題は「Una Pistola per Ringo」(リンゴのための拳銃) 「続・荒野の1ドル銀貨」”Il ritorno di Ringo 1965”(リンゴの帰還)は 「荒野の1ドル銀貨」”Un dollaro bu…
真昼、夕陽、決闘、死闘、荒野、ガンマン、用心棒、勇者、〇〇の男・・ 同じような邦題のせいで、記憶できない西部劇シリーズ が、イーストウッドとシャーリー・マクレーンの登場で 見ていたことにすぐに気付く しかもレビューまでちゃんと書いていました(5…
原題は「THE HANGING TREE」 (ぶら下がりの木) テーマは「金よりも、愛や善人の命のほうが尊い」だと思うのですが 単純明快な西部劇というよりは、かなりの異色作 どちらかといえば難癖のある作品が好きな方におススメ(笑) まずは主演俳優が見ごたえあり…
原題は「Seven Men From Now」(今から7人の男) 人殺しをした7人の男が追い詰められて、ひとりひとり殺されていく・・ なんとオープニング主題歌でネタバレ(笑) そのわりにはリー・マーヴィン以外のならず者に全くインパクトなし(笑) そんなご都合主義…
原題は「The Return of Frank James」(フランク・ジェイムズの帰還) ジェーシー・ジェイムズ兄、フランク・ジェームスのその後を描いた 「地獄への道」(1939)の続篇 主演のフランク・ジェイムズにヘンリー・フォンダ フォード兄弟にジョン・キャラダインと…
原題は「JESSE JAMES」(ジェシー・ジェイムズ) 日本では1951年公開 続編「地獄への逆襲」(1940)とともにヒットしたそうです 1866年~列車や銀行を襲い殺人を繰り返したジェイムズ兄弟 特に弟のジェシーは、敬虔なキリスト教徒で甘いマスク 弱者を救い、強…
マカロニ・ウエスタンやアメリカン・ニューシネマの先駆けのような作品で 復讐の鬼の主人公も、グレゴリー・ペックより いかにもクリント・イーストウッドが演りそうな役柄 原作があるということなので たぶん「罪人を赦す」という宗教的な教えと 怒りや憎し…
原題は「Grän」(英語の "border"=国境、境目、境界 ) 脚本は「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008)の原作者 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストと イラン系デンマーク人のアリ・アッバシ監督の共同 スウェーデンのファンタジー映画ということで 見る前からグ…
原題は「CRISIS IN SIX SCENES」 (6つの場面での危機) ウディ・アレン監督、脚本、主演で手掛けた 初めての(約23分×6話完結)TVコメディ 批評家からは「重い」「面白くない」「話が離脱している」と酷評 ウディ自身も「何故こんなことになったのか分から…
原題も「ZODIAC」(黄道帯) ゾディアックとは1968年から1974年にかけて サンフランシスコ市内で若いカップルを中心に少なくとも5名を殺害し 新聞社や警察に多量の犯行声明文を送りつけ捜査をかく乱した連続殺人犯のこと 「ダーティハリー」(1971)に登場する…
原題は「THE GREAT GATSBY」 1974年版は見ています プロットは全く同じ 自分を裏切り金持ちの男と結婚した、かっての恋人を取り戻すため 苦労して金持ちになり再会したものの、再び裏切られてしまう ギャツビーはレッドフォードのイメージがあまりに強すぎる…
原題も「LETTERS FROM IWO JIMA」 36日間に及ぶ時間経過を示せていないことと 日本語字幕がないと聞き取れないのが不満ですが それ以外は「さすが」としか言いようがない しかもアメリカ人(日系アメリカ人2世女性の初脚本)が 書いた脚本という驚き 当時の…
原題は「FLAGS OF OUR FATHERS」 戦争でヒーローは誕生しない、勝手に作り出されるだけ イーストウッドらしく、無駄に感動的なシーンや、お涙頂戴もない あくまで「中立・公平」に徹底していて、極めてシンプル どう感じるかは、すべて映画を見た人間に委ね…
原題も「The Tomorrow War」(明日の戦争) パラマウント映画が新型コロナの影響で劇場公開を断念 amazonプライムに約2億ドルで売却され (2021年7月の為替ルートでは日本円にして約221億4100万円) 2021年7月2日より配信スタート それをプライム会員(…
原題は「LE RETOUR DU HEROS」(英雄の帰還) メラニー・ロラン初のコメディ映画 フランス映画らしく、お下品加減もほどよく(笑) 90分で上手くまとめ上げています 才気走ったオールドミスと、口だけ達者な腰抜け男 犬猿の仲の男女が、惚れ合ってしまうとい…
原題は「THE TROUBLE WITH HARRY」(ハリーとのトラブル) ヒッチコックのコメディ風サスペンス ヒッチさんが「疑惑の影」(1943)と並ぶお気に入りに挙げているそうですが アメリカでは人の死を笑いのネタにするという(英国風?な) ブラックユーモアが受け…