2014-01-01から1年間の記事一覧
「親愛なる兄弟姉妹のみなさん。 いわゆる大人の世界であれば理解されているのかもしれませんが 私たち子供にはわかりません。 なぜ「強い」といわれる国々は、戦争を生み出す力がとてもあるのに、 平和をもたらすことにかけては弱いのでしょうか。 なぜ、銃…
「この紋所が目に入らぬか!」 勧善懲悪、お約束の展開ですよね、黄門様。笑でもマンネリもここまでくれば偉大でしょう。尊敬に値します。 そして水戸黄門ファンにとってはこの里見浩太郎さんと大和田伸也さんの助さん格さん中谷一郎さんの風車の弥七なによ…
シリーズ28作目。マドンナは音無美紀子さん。夢は寅さんは名医(こういう手術シーンって好き)騒動は同窓会(寅さん仲間外れでかわいそう、でも「ババアばっかり」は禁句) 大分の宿で頼まれて同部屋になった粋のいい小娘、愛子ちゃん。最初は寅さんに食…
素晴らしいですね。 映画を超えています。 これはもう芸術の世界でしょう。 すべてのショットが完璧。 美しく落ち着いた色彩の映像はうっとりするくらい 見ていて心地が良い。 ストリーのほうは男と女のぶつかり合いを描いていて 小津監督にしては異色の作品…
少女漫画のような展開のロマンチックコメディ。こう見えて(どう見えて?笑)初恋ものや純愛ものもには私は非常にヨワイ。現実味のない箇所も多々ありましたがこういう物語は基本好きです。 かたや35歳で一度も女性と付き合ったことのない役所勤めのゲー…
「目の前に海があると、何処へも行けない気がするんだよ」 みじめな男と女の刹那。 なんの娯楽もない地方の田舎町。金髪の青年がGTRで峠道を走ります。これも日本のひとつの風景。ストリーそのものに共感する部分はありませんでしたがでも最後までいっき…
「頑張らないと、頑張れって言えない」 B級レベルでかなりショボいストリーの青春恋愛映画ではありますが。笑個人的には好きな展開です。 野球部のエースの大嶋クンに一目ぼれをしてしまった恋愛小説が大好きな女の子、桃子。なんとか彼に近づこうとあの手…
「辛いから生きるのよ・・」 頑固で気難しい、足の悪い 孫娘とふたり暮らしの老いた元漁師。 私には幸せな老後に思えましたね。 もし自分が年老いた時のことを考えてみたら、どうでしょう? 少子化の現代。 訪ねて泊まれる兄弟姉妹の家なんてほとんどの方が…
良かったですね、かる~く楽しめる殺陣あり、歌ありの時代劇ミュージカル。 両国の矢場の娘お君と素浪人の寛太はお互い好きあっていました。実は寛太は城から家出した浜松七万石の若様でした。藩主の病死で起こった世継ぎ問題を解決するために浜松に向かっ…
1965年に表面化した九頭竜ダム入札事件に基づいたフィクション。池田勇人、佐藤栄作、黒金泰美、鹿島建設に青山組という実在した人物や企業がモデルになっているということです。 外側は輝いているけれど、内側は真っ黒で腐っている・・そんな腹黒さを金環…
名門のお嬢様ばかりの女学校って憧れますね。挨拶は「ごきげんよう」真面目な髪形に制服姿だけれど時計やポーチ、ハンカチなど小物は一流ブランドみたいな。笑 もし私に女の子がいたら私立のカトリック系なんてお受験させていたかもしれません。でもいいん…
ちょっと理解しにくい内容だったのですけれど・・豊臣家の末裔の話なのか大阪が大阪国を設立したいという話しなのか。 でももし大阪が国として独立したらパスポートなしでは出入国できなくなるんですよねお隣の県にお買い物に行くだけでも税関を通るなど大…
ピアノメーカーの老舗、ブランド・スタンウェイ社の実在する調律師、シュテファン・クニュップファー。彼が現代音楽の巨匠と言われるピアニストピエール=ローラン・エマールとバッハの未完の名作、「フーガの技法」をレコーディングまでの一年を追ったドキ…
何から何までクラッシックシネマファンの心をくすぐるようなそんな西部劇。大西部の広大な風景に、それぞれの登場人物の描き方がとにかくいい。アンソニー・マン監督のロングショットはやっぱりどれも素晴らしい。 アパッチへ売られた銃によって、騎兵隊の…
シリーズ39作目 ビザンチン(バックル)を灰皿にする理事長の録音テープの目録 【解説】allcinemaより美術館経営に唯一の生きがいを感じているルース(J・V・パタン)にとって、経営不振による売却というのは許されざる行為だった。彼女はそれを推進す…
「ツリー・オブ・ライフ」とは旧約聖書に登場する「生命の樹」のこと。 映像の魔術師、テレンス・マリック監督。 神や生命を哲学的に語った、アート的な作品でしょう。 しかし本筋に入るまでのイメージ映像がかなり長いため 心地よい音楽も影響してかものす…
109シネマズMM横浜で鑑賞。 「ホーム・アローン」の悪役をいなくして、ちょっとセンチメンタルした ロードムービー。そういう感じ。 テンポもよく、コメディタッチで家族で楽しめますね。 アメリカの銃社会に対する深いメッセージもあります。 だけれどほ…
【高倉健さんを偲ぶ】 日本映画界最高の銀幕のスター。 高倉健さんを嫌いな日本人なんているのでしょうか? 静かで、強く、やさしく、そして孤独。 彼の「男の美学」そのものの姿は、演技は 溜息がつくほど。 彼の主演作のなかで一番好きなのは「遥かなる山…
ブロードウェイでのミュージカル化を前提として作られた『The Last Ship』リリースにあわせ2013年12月にニューヨークのパブリック・シアターで行われたスペシャル・ステージ。 曲目1. ザ・ラスト・シップ2. シップヤード3. カミング・ホームズ・ノット・イ…
「みんな戦争の犠牲者さ」 面白かったですね。なんとなく「ワイルドパンチ」にも雰囲気が似ていてイーストウッド監督作品の中でもカルト的な人気があるそうです。 とにかくクリント・イーストウッドがカッコイイ。ただ、何にでも(噛み煙草か、ビーフジャー…
リュック・ベッソンの名前が前面にでていますが監督はオリヴィエ・メガトンというフランスのもともとは映像作家さんだそうです。 映画の内容そのものよりもベッソンのネームバリューの偉大さを感じます。 ベッソン監督の作品で私がいちばん好きなのは「グラ…
vol.1よりもこちらの後編のほうがトリアー・ワールドだったと思います。私の感じるトリアー監督の世界・・それはヒロインをとことん「惨め」にしてどん底まで堕とします。 ルコント監督がソフトならトリアー監督はハード。笑 多淫なジョー。あまりに多くの…
ギターを燃やして壊すヤクでイッた時を曲で再現する歯でメロディーを奏でるそんな派手で過激なイメージのジミヘン。 でもそのほとんどは音楽関係者やマスコミによってこの作品を見る限りでは、作られたものだったのです。 ジミは音楽にしか興味がない、そん…
「知らざあいって聞かせやしょう! 女にばけた雷蔵がさつとぬいだ緋ぢりめん! きったタンカは日本一!」 歌舞伎の世話物「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通称「弁天小僧」の映像化ということ。 作品は知りませんでしたがこのセリフは聞い…
・・・X(エックス)星人。 これはどうコメントしていいものか・・ 今見ても十分新しいキャラですが。笑 しかも「美人なほうがいい」という正直すぎる理由で 女性はみんな同じ顔に同じ髪型。 今だったら間違いなくどこかの政党から抗議されるでしょう。 な…
シリーズ27作目マドンナは松坂慶子さん。夢は竜宮城。騒動はタコ社長が行方不明。 本当に綺麗で艶っぽくて渥美清さんとの相性もよくてシリーズで最高のマドンナなのではないでしょうか、松坂慶子さん。 輝く黒髪に絹のようにきめ細やかな肌完璧なうなじの…
「あしたのジョー」か「はじめの一歩」か「ロッキー」か。笑 どこかで見たような聞いたようなそんな多くのスポーツ映画や漫画の寄せ集めのような展開の作品ですね。でもそれなりに楽しめました。 青春映画って私、結構好きなんです。初恋やアツイ友情があっ…
辞書を作る仕事、そういうストリーと思って鑑賞しましたが。どちらかといえば人間関係や夫婦愛を描いている・・私にはそういう作品に思えました。 学歴もあって優秀なのだろうけれど口下手で人づきあいが苦手要領も、もの覚えも悪い「本当にコイツは頭がい…
大島渚監督の「愛のコリーダ」は未見です。 しかし、この作品の阿部定はどうなのでしょう?実在した女性を描いているというよりも大林監督の好みの女性を描いているようにしか思えません。笑 定が本当に愛したのは絞殺した吉蔵(役名は龍蔵)のはずです。吉…
これは好みの作品。ロマンチックですねえ。 愛する人にどうやってその想いを伝えたらいいのか。花や小鳥の囀り、月の光、太陽の輝き・・世界のすべての美しいものにもかなわない愛しい人。逢えない切なさに苦しみそんな想いを詩にして贈る。 言語で妄想する…