2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アパートの鍵貸します(1960)

人生にはモテ期が何度かくるというけれどそれって男性と別れたときに集中するような気がします(笑)映画でも、そんな物語が多いですよね。クリスマスには定番な名作のひとつ。妻子ある上司が若い娘と逢引きする・・保険会社で働くバドは、そのために自分の部…

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006)

バブルだから洗濯機・・(笑)「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムトラベルするのがデロリアンなら日本なら日立のドラム式だ!不思議発見だ!!こういう軽い発想は結構好きです(笑)アプローチも「バック・トゥ・・」に似ていますね。主人公が過去に行…

マザーウォーター(2010)

スローライフ、スローフードを描いた作品では 最初の荻上直子監督の「かもめ食堂」が たまたま奇跡的によかっただけで。 同じ雰囲気のものをここまで制作されると さすがにイタい。 シングルだって、こんなに素敵な生活 こんなに幸せだと見せびらかしたいの…

ジュブナイル(2000)

小学生向けSFファンタジー原作は「ドラえもん」の幻の最終回なのだそうです。確かに展開は「ドラえもん」のよう。主人公と同じ年代の、小学5,6年の少年少女が夏休みになどに鑑賞するにはもってこいだと思います。ちょっと大人びてきた同級生の女の子に少しと…

巨人と玩具(1958)

「人間らしく生きたかったら、どこか遠い国へ行け! ここはニッポンだぞ!!」社会風刺映画ということ。菓子業界のキャラメル消費争奪戦に宣伝合戦。町でスカウトした娘をグラビアでデビューさせイメージキャラクターとしてCMアイドルにしていく・・・なんと…

若親分(1965)

「一発は二度と帰らぬオヤジの命。 二発目は親分の、その片腕の供養。 そして三発目は破られた渡世道の裁きのため」「若親分」シリーズの第1作。たぶんこのあとのシリーズは見る機会がないと思うのですが(笑)同年すぐに続編「若親分出獄」も公開されていま…

秋刀魚の味(1962)

「結局のところ、人間は独りです」 小津安二郎監督の遺作として名高い作品。 今でしたら、女性に「いくつになった」 「まだ嫁に行かないのか」などと発言したら セクハラと非難されてしまいますが。 ちょっと昔までは年頃の娘がいたら結婚するのがあたりまえ…

忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ(2015)

忌野清志郎さんが過ごした都立日野高校を舞台にRCサクセションのさまざまな名曲をエピソードにしながらつなげていく青春ドラマ。私は良かったです(笑)誰もが自分の10代の頃を思い出してしまう初恋の感傷に浸ってしまう、そんな物語。私は洋楽派であまり邦…

トラ・トラ・トラ!(1970)

真珠湾攻撃を日米両国の視点からおおむね史実に沿って描いた物語。映画として素晴らしい。私が今まで見た大戦ものの中でもこれは上位ランキング。真珠湾攻撃に至るまでの日米政府や軍部の駆け引き宣戦布告前に空爆、いわゆる「騙まし討ち」してしまう日本軍…

第七の封印(1956)

イングマール・ベルイマン監督作品は 10代の頃、「野いちご」「ファニーとアレクサンドル」を見たきりで。 当時の私にはまったく理解できなかった記憶があります。 この作品もタイトルからして大丈夫かな? と不安でしたが、面白かったですね。 黙示録も第七…

めまい(1958)

キム・ノヴァク、名前からして色っぽい。名前のイメージってやはり外見にも表れるような気がして。私の名前も、お嬢様みたいで華やかだったらよかったのにと親を少し怨む(笑)友人から霊に憑りつかれたようになってしまった妻のマデリンを尾行してほしいと頼…

ヒッチコック (2012)

アンソニー・ホプキンスのヒッチコック・・・ 私のイメージするヒッチコックとは何かが違いました。 「サイコ」のモデルとなった殺人鬼エド・ゲインは 「羊たちの沈黙」のモデルでもあります。 シャレで出演したとしか思えない(笑) どこまでが実話なのかしり…

Earth, Wind & Fire 【September】 【 Boogie Wonderland 】

「最強のふたり」intouchable, la poursite part 2/2The Intouchables - Dance Scene [HD 1080p]【モーリス・ホワイトさんを偲ぶ】「白人の子はツェッペリンを 黒人の子はパーラメントとファンカデリックを 変わった子はボウイを愛していた。 でもみんながア…

サン★ロレンツォの夜(1982)

「実際に起こったことでも、ハッピーエンドになることがあるんだよ」 3世紀中頃、キリスト教迫害で殉教した聖人ロレンツォ。彼の命日は、サン・ロレンツォの日と呼ばれ この日の夜は聖ロレンツォの流す涙が流れ星となり その流れ星にお願い事をすると叶うと…

ジョニーは戦場へ行った(1971)

「腕があれば自殺できる」 「脚があれば逃げられる」 「声があれば叫んで救いを求められる」 10代の頃テレビで見ました。 このポスターは映画雑誌で見て知っていて そして 「かつてないみずみずしさと美しさで 執念の鬼才ドルトン・トランボが描く 青春の輝…

第三の男(1949)

「君が笑うのを初めて見た。もう一度笑ってくれないか」 「二度笑うほど可笑しくはないわ」 映画史に残る名画の中の名画 有名すぎるテーマ曲 有名すぎるハリーの顔にスポットが当たるシーン 有名すぎるラスト・・ それが10代の頃見たときは全く面白いと思…

赤い河(1948)

デュークといったら「駅馬車」「黄色いリボン」・・と 数々の名作西部劇を生み出した ジョン・フォード監督作品のイメージが強いのですが。 しかしデュークを名実ともに大スターに押し上げたのは このハワード・ホークス監督の「赤い河」なのだそうです。 デ…

アニー・ホール(1977)

クドくて、しつこくて、イヤミで、女好きなウディ映画。でも毒×毒は良薬になるのか結局、結構素敵な映画に仕上がっているのよね。その中でもこれはラブストリーとしても私にとっては逸品。ウディは自分はチビだし、てっぺんハゲだし、顔もブサイクだけれど女…

ナイル殺人事件(1978)

この作品を一番引っ張っているのはエルキュール・ポアロ探偵の推理よりむしろミア・ファローのストーカーぶりだと思います。うまいですねえ。日本でいえば宮沢りえさんや中森明菜さんというイメージでしょうか。華奢すぎる身体に、妙に男性に対する執念を感…