マザーウォーター(2010)




スローライフスローフードを描いた作品では
最初の荻上直子監督の「かもめ食堂」が
たまたま奇跡的によかっただけで。

同じ雰囲気のものをここまで制作されると
さすがにイタい。

シングルだって、こんなに素敵な生活
こんなに幸せだと見せびらかしたいのか。

イタいよ・・・

友人のところを訪れては静かに会話
のんびり散歩
お茶に、食事
たまには助け合い。

これはもう老後の生活でしょ。
赤ちゃんの面倒も
たまにする孫の世話にしか見えない。
(でもこの子、本当におとなしくて、いい子だね)

いや、今どきの老人のほうがもっとアクティブだよ。
山歩きや社交ダンスにゲートボール、町内会活動・・
老人ホームで恋までしちゃっているんだから(笑)

それが好きなものだけ食べて、飲んで
ろくに働きも、運動もしない。
現実なら太るわ!
生活習慣病になるわ!

名作「かもめ食堂」があるんだから
もうこんな映画作らなくていいじゃん。

いいかげん、癒されるどころか、飽きた。
ツッコミ系でお願いします。

(ファンの方ごめんなさい)



【解説】allcinemaより
 「かもめ食堂「めがね」「プール」を手掛けた製作チームが、今度は京都を舞台に描く癒しのスローライフ・ムービー。街の中を流れる川の水に引き寄せられるように京都に暮らし始めた3人の女性を中心に、ゆったりと流れていく男女7人の日々の営みを美味しそうな料理の数々とともに映し出していく。主演は小林聡美小泉今日子市川実日子、共演に加瀬亮もたいまさこ。監督は新人の松本佳奈。
 京都に暮らす3人の女たち。ウィスキーしか置いていないバーを営むセツコ。疎水沿いで喫茶店を開くタカコ。この街にやって来て、念願の豆腐づくりを始めたハツミ。それぞれに、自分らしい生き方を送っていた。そして同じ街に住む、家具職人のヤマノハ、銭湯の主人オトメ、その下で働くジン、いつも散歩している謎のおばさんマコト。この街で出会った彼らは、互いにちょっとずつ影響しあいながら、おだやかに日々を重ねていく。