2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パリの灯は遠く(1976)

2019年11月9日(土)12:30(開場12:00)~銀座タクトにて、チェイサーさん主催する「アラン・ドロン生誕84年記念祭」の今日も勝手に前夜祭(笑) なんでもドロンさまの主演作のなかで一番の誇りにしているのがこの作品なのだそうです原題は「MONSIEUR KLEIN…

リスボン特急(1972)

原題は「UN FLIC」(警官)ジャン・ピエール・メルヴィルの早すぎる遺作享年55歳 始まってすぐ引き込まれる画の美しさメルヴィル・ブルーサングラスに鍔のあるソフト帽子とトレンチコートのハード・ボイルドスタイルセリフと無駄を削ぎ落とした演出に酔う 1…

シシリアン(1969)

2019年11月9日(土)銀座タクトにて12:30(開場12:00)からチェイサーさん主催する「アラン・ドロン生誕84年記念祭」の勝手に前夜祭(笑) 4回目はこれもドロンさまの代表作のひとつ原題は「LE CLAN DES SICILIENS」(シチリアの一族) やはり冒頭の警察の…

太陽が知っている(1968)

アラン・ドロンの「太陽」シリーズ第三弾(笑)といっても原題は「LA PISCINE」(プール) プールが舞台なだけに、ほぼ水着か半裸(笑)しかも序盤はずっとドロンさまと ロミー・シュナイダーがイチャイチャイチャイチャしているだけ(笑)(ドロンさまとロ…

若者のすべて(1960)

「自分たちの育った田舎では、家を建て始めるとき 大工の親方が最初に通った人の影に石を投げる風習がある」「なぜか」「家の基礎を固めるためには “いけにえ” が必要だからだ」 原題は「ROCCO E I SUOI FRATELLI」(ロッコと彼の兄弟)自堕落的な兄と真面目…

サムライ(1967)

銀座タクトにて、11月9日(土)12:30(開場12:00)からチェイサーさん主催する「アラン・ドロン生誕84年記念祭」の勝手に前夜祭(笑) 第1回目はもちろんこれ、原題も「LE SAMOURAI」メルヴィルの描く”男の美学”にはいつもこだわりがあるストイックで、渋く…

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018)

原題は「JOHNNY ENGLISH STRIKES AGAIN」(ストライクス ”一撃を加える” アゲイン) 忘れた頃にやって来た、まさかの第3弾意外にも日本だけで1億4千万以上稼いでるヒット作 笑ったのは、VRの現実社会(お婆ちゃん!)と夜中に眠れなかったジョニーが睡眠薬…

きっと、いい日が待っている(2017)

原題はデンマーク語で「Der kommer en dag」(いつの日か) 日本でも親の虐待によって幼い子の命が奪われたり学校での虐めが原因による自殺というニュースが毎日のように流れ最近では学校教諭による、若い教諭への虐めが報道されています でも実際は、虐待や…

奇蹟がくれた数式(2016)

「公式は人間が作るのではなく数学的には既に存在していて ラマヌジャンのような才能に発見されるのを待っている」 原題は「THE MAN WHO KNEW INFINITY」(無限を知った男)第1次大戦下英国に渡り、数々の数式の定理を解いたインドの若き天才数学者ラマヌジ…

仕立て屋の恋(1989)

原題は「Monsieur Hire」(ムッシュー・ハイヤー=主人公の名前)やっぱりパトリス・ルコントが好き アプローチはヒッチコックの「裏窓」(1954)と同じ毎日向かいのアパートをのぞき見している男がある殺人事件を知ってしまう だけど「裏窓」のジミー演じる足…

ギリーは幸せになる(2016)

原題は「The Great Gilly Hopkins」(華麗なるギリー・ホプキンズ)この邦題はいい(下手な副題がついていないのもいい)原作は「テラビシアにかける橋」の児童文学作家キャサリン・パターソンの「ガラスの家族」(偕成社) 古典的な児童文学を現代風にした…

ファイヤーフォックス(1982)

1976年9月6日、MiG-25(ミグ25)が函館空港に着陸し亡命を求めたミグ25事件(ベレンコ中尉亡命事件)クレイグ・トーマスは、この事件にヒントを得て小説を書き翌年には出版されたベストセラーの映画化 しかも特殊効果はジョン・ダイクストラカメラはブルース…

ヴァン・ヘルシング(2004)

マーベルの「アメコミヒーロー大集合」に対抗したのか(笑)「憧れの車大集合」(ワイルドスピード)に続くユニバーサルが放った「モンスター大集合」ものでも20世紀フォックス(X-MEN)に負けたような気がするのは私だけかしら(笑) ヴァン・ヘルシン…

スイング・ホテル(1942)

原題は「HOLIDAY INN」 これはホテル・チェーン”ホリディ・イン”創業の逸話なのかしら?と思ったらそうではなく(笑)ホリディ・イン第1号店がオープンしたのは1951年映画の公開のほうが先でした ホテルのショーで毎日のように忙しい歌手のジム(ビング・ク…

青いパパイヤの香り(1993)

原題も「L'ODEUR DE LA PAPAYE VERTE」(グリーンパパイヤの匂い) 全篇フランスのスタジオで撮影されたというフランス製ベトナム映画このセットがすばらしい吹き抜け、格子の窓、豊かな緑と水の庭昆虫たち、蛙、鳥のさえずりその庭で座って作る美味しそうな…

魔女と呼ばれた少女(2012)

原題はフランス語で「REBELLE」国賊や反逆者、反抗という意味があるそうです 紛争の絶えないコンゴ民主共和国日本のメディアは芸能人の些細な失言とかは大きく取り上げてバッシングするくせにアフリカで今も起こっている大虐殺はまず報道しない私も日常生活…