ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018)

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原題は「JOHNNY ENGLISH STRIKES AGAIN」
(ストライクス ”一撃を加える” アゲイン)

忘れた頃にやって来た、まさかの第3弾
意外にも日本だけで1億4千万以上稼いでるヒット作

笑ったのは、VRの現実社会(お婆ちゃん!)と
夜中に眠れなかったジョニーが睡眠薬と精力剤を
間違って飲むところ(ばかだ)

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イギリスMI7がサイバー攻撃を受け
全てのスパイの身元が暴露され活動できなくなってしまいます
そこで引退したスパイの中から
サイバーテロを見つけ出す任務を与えられた
小学校の教師ジョニー・イングリッシュ

ハイテク機器を使うと居場所がわかってしまうので
スマホもなければ、車も大昔のアストンマーティン
相棒は真面目なボブ(ベン・ミラー)

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南フランスに行き、サイバー攻撃の発信源である船に乗り込むものの
ロシア人美女オフィーリアに見つかり監禁させられます
それでもドアを爆破し、サーバールームに発信機を設置し脱出に成功
IT長者のジェイソン・ヴォルタがサイバーテロだという証拠も掴みます

本家ボンドガールオルガ・キュリレンコ(「007慰めの報酬(2008)」)
登場させるという洒落の効きよう(笑)

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おまけにお間抜けな首相(メイ首相をパロっている)を
演じるのはエマ・トンプソン姐さんという無駄な豪華さ
これって邦画でいえば、ゆりやんレトリィバァが出そうなところに
吉永小百合を配役するようなものよね(笑)

序盤に登場した老エージェントたちの中には
ジャッカルの日」(1973)のエドワード・フォックスや
名わき役、マイケル・ガンボンも登場します

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ローワン・アトキンソンの笑いって
好き嫌いが別れると思うのですけれど、私は好き
何といっても伏線の張り方がわかりやすすぎるのがいい
相棒の奥さんが原子力潜水艦の艦長をしているとか
聞いた瞬間から展開が読めます(笑)

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イギリスで電話かけたときの伝言ダイヤルが
「何の問い合わせは1を」「何には2を」「何の場合は3を」
と、日本と同じなんだ(笑)

偶然に偶然が重なって、ミサイル発射
サイバー攻撃の船が破壊、これは気持ちいい
でも最後に爆弾グミを食べた校長はどうなったのかな

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決して真面目に見る映画ではありませんが(笑)

ITに頼りすぎる社会は危険だという
裏テーマはしっかりと押さえています
アナログや人と人とのコミュニティは
決してなくしてはいけないのです

 


【解説】allcinemaより
「Mr.ビーン」シリーズのローワン・アトキンソンがドジな英国諜報員“ジョニー・イングリッシュ”を演じるスパイ・パロディの第3弾。共演はオルガ・キュリレンコエマ・トンプソン。監督はTVを中心に活躍し本作が映画監督デビューとなるデヴィッド・カー。何者かのサイバー攻撃によってイギリスの秘密情報部MI7の現役スパイ全員の情報が漏洩してしまい、活動停止に追い込まれる。そこで最後の頼みの綱として、すでに現役を引退していたジョニー・イングリッシュが呼び戻され、犯人探しのミッションが下される。早速かつての相棒ボフを再び相棒に迎え、犯人追跡に乗り出すジョニー・イングリッシュ。しかしアナログ時代しか知らない彼の前には、デジタル・テクノロジーという最大の難敵が立ちはだかっていた。