2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

金環蝕(1975)

1965年に表面化した九頭竜ダム入札事件に基づいたフィクション。池田勇人、佐藤栄作、黒金泰美、鹿島建設に青山組という実在した人物や企業がモデルになっているということです。 外側は輝いているけれど、内側は真っ黒で腐っている・・そんな腹黒さを金環…

櫻の園 -さくらのその-(2008)

名門のお嬢様ばかりの女学校って憧れますね。挨拶は「ごきげんよう」真面目な髪形に制服姿だけれど時計やポーチ、ハンカチなど小物は一流ブランドみたいな。笑 もし私に女の子がいたら私立のカトリック系なんてお受験させていたかもしれません。でもいいん…

プリンセス・トヨトミ(2011)

ちょっと理解しにくい内容だったのですけれど・・豊臣家の末裔の話なのか大阪が大阪国を設立したいという話しなのか。 でももし大阪が国として独立したらパスポートなしでは出入国できなくなるんですよねお隣の県にお買い物に行くだけでも税関を通るなど大…

ピアノマニア(2009)

ピアノメーカーの老舗、ブランド・スタンウェイ社の実在する調律師、シュテファン・クニュップファー。彼が現代音楽の巨匠と言われるピアニストピエール=ローラン・エマールとバッハの未完の名作、「フーガの技法」をレコーディングまでの一年を追ったドキ…

ララミーから来た男(1955)

何から何までクラッシックシネマファンの心をくすぐるようなそんな西部劇。大西部の広大な風景に、それぞれの登場人物の描き方がとにかくいい。アンソニー・マン監督のロングショットはやっぱりどれも素晴らしい。 アパッチへ売られた銃によって、騎兵隊の…

刑事コロンボ/黄金のバックル(1976)

シリーズ39作目 ビザンチン(バックル)を灰皿にする理事長の録音テープの目録 【解説】allcinemaより美術館経営に唯一の生きがいを感じているルース(J・V・パタン)にとって、経営不振による売却というのは許されざる行為だった。彼女はそれを推進す…

ツリー・オブ・ライフ(2011)

「ツリー・オブ・ライフ」とは旧約聖書に登場する「生命の樹」のこと。 映像の魔術師、テレンス・マリック監督。 神や生命を哲学的に語った、アート的な作品でしょう。 しかし本筋に入るまでのイメージ映像がかなり長いため 心地よい音楽も影響してかものす…

天才スピヴェット(2013)

109シネマズMM横浜で鑑賞。 「ホーム・アローン」の悪役をいなくして、ちょっとセンチメンタルした ロードムービー。そういう感じ。 テンポもよく、コメディタッチで家族で楽しめますね。 アメリカの銃社会に対する深いメッセージもあります。 だけれどほ…

ブラック・レイン(1989)

【高倉健さんを偲ぶ】 日本映画界最高の銀幕のスター。 高倉健さんを嫌いな日本人なんているのでしょうか? 静かで、強く、やさしく、そして孤独。 彼の「男の美学」そのものの姿は、演技は 溜息がつくほど。 彼の主演作のなかで一番好きなのは「遥かなる山…

スティング「ザ・ラスト・シップ~ライヴ・アット・ザ・パブリック・シアター 」(2013)

ブロードウェイでのミュージカル化を前提として作られた『The Last Ship』リリースにあわせ2013年12月にニューヨークのパブリック・シアターで行われたスペシャル・ステージ。 曲目1. ザ・ラスト・シップ2. シップヤード3. カミング・ホームズ・ノット・イ…

アウトロー(1976)

「みんな戦争の犠牲者さ」 面白かったですね。なんとなく「ワイルドパンチ」にも雰囲気が似ていてイーストウッド監督作品の中でもカルト的な人気があるそうです。 とにかくクリント・イーストウッドがカッコイイ。ただ、何にでも(噛み煙草か、ビーフジャー…

コロンビアーナ(2011)

リュック・ベッソンの名前が前面にでていますが監督はオリヴィエ・メガトンというフランスのもともとは映像作家さんだそうです。 映画の内容そのものよりもベッソンのネームバリューの偉大さを感じます。 ベッソン監督の作品で私がいちばん好きなのは「グラ…

ニンフォマニアック Vol.2(2013)

vol.1よりもこちらの後編のほうがトリアー・ワールドだったと思います。私の感じるトリアー監督の世界・・それはヒロインをとことん「惨め」にしてどん底まで堕とします。 ルコント監督がソフトならトリアー監督はハード。笑 多淫なジョー。あまりに多くの…

ジミ・ヘンドリックス/ザ・スウィンギング60’s(2006)

ギターを燃やして壊すヤクでイッた時を曲で再現する歯でメロディーを奏でるそんな派手で過激なイメージのジミヘン。 でもそのほとんどは音楽関係者やマスコミによってこの作品を見る限りでは、作られたものだったのです。 ジミは音楽にしか興味がない、そん…

弁天小僧(1958)

「知らざあいって聞かせやしょう! 女にばけた雷蔵がさつとぬいだ緋ぢりめん! きったタンカは日本一!」 歌舞伎の世話物「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通称「弁天小僧」の映像化ということ。 作品は知りませんでしたがこのセリフは聞い…

怪獣大戦争(1965)

・・・X(エックス)星人。 これはどうコメントしていいものか・・ 今見ても十分新しいキャラですが。笑 しかも「美人なほうがいい」という正直すぎる理由で 女性はみんな同じ顔に同じ髪型。 今だったら間違いなくどこかの政党から抗議されるでしょう。 な…

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981)

シリーズ27作目マドンナは松坂慶子さん。夢は竜宮城。騒動はタコ社長が行方不明。 本当に綺麗で艶っぽくて渥美清さんとの相性もよくてシリーズで最高のマドンナなのではないでしょうか、松坂慶子さん。 輝く黒髪に絹のようにきめ細やかな肌完璧なうなじの…