アトランティックス(2019)

原題も「Atlantique/Atlantics」(大西洋) 監督のマティ・ディオプはフランス系セネガル人 2019年カンヌ映画祭グランプリ(パルムドールに次ぐ賞)を獲得 パルムドール争う史上初の黒人女性監督になりました ぜネガル映画は初めて しかも純愛ものかと思っ…

ジャックは一体何をした? (2017)

原題は「What did Jack do?」(ジャックは何をした?) わずか17分のショートー・ムービーですが デビッド・リンチ健在 おかえり!デビッド・リンチ!!という感じ(笑) 駅で捜査官のリンチ(本人)が オヤジの口(これがまたチープな合成)で人間の言葉を…

舞妓さんちのまかないさん “The Makanai: Cooking for the Maiko House” (2023)

週刊少年サンデーに連載中の270万部超えのベストセラーコミック 小山愛子の「舞妓さんちのまかないさん」を 全9話のNetflixシリーズとして是枝裕和が総合演出・監督・脚本 今一番Netflixの推しが凄いですよね(笑) 食事で癒される系の作品が好きな人におス…

ドリーム・ホース (2020)

Oi!Oi!Oi! (The Larks ”Maggie Maggie Maggie (Out Out Out)”) 原題も「Dream Horse」 ウェールズの田舎の主婦が 村人から週10ポンド(約1600円)の出費を募り 競走馬ドリームアライアンス(夢の連合)を育成する物語 見る前から結末はわかっているので…

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(2011)

原題は「THE LETTER WRITER」(手紙作家) 見知らぬ人からの一通の手紙に励まされことで 言葉の大切さに気付き 少しずつ気持ちが前向きになっていく女の子の物語 85分という小品のテレビ映画 監督はモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)ということで…

灼熱の魂(2010)

「1+1=1 が、あり得るか?」 原題は「INCENDIES」(焼夷弾 しょういだん) ドゥニ・ヴィルヌーヴらしい手強い作品 中東の国のどこかで少年たちが銃を持った男たちに頭を刈られています ひとりの少年のかかとには三連星の刺青 憎しみとも哀しみともとれ…

ドリームプラン(2021)

原題は「KING RICHARD」(リチャード王) でも「プラン」が物語を支配するキーワードなので この邦題は最近では珍しく好い出来(笑) 公私ともに親ばか(というよりバカ親)をやらせたら ウィル・スミスにかなう俳優はいない(笑) しかし2021年のアカデミー…

RUN/ラン(2020)

原題も「RUN」(走る) 何の前情報もなく鑑賞したのがよかった(笑) 短い尺の中に2度ほど大きな盛り上がりがあり オチも効いている 監督のアニーシュ・チャガンティはインド系アメリカ人で ハリウッド映画とはどこか一線を画しているのが面白い ヒロインを…

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022)

原題も「GLASS ONION: A KNIVES OUT MYSTERY」 「GLASS ONION 」(ガラス製のタマネギ)とは イギリスのスラングで単眼鏡(片目で使うレンズ)で 「ザ・ビートルズ」(通称ホワイトアルバム)の中の 楽曲のタイトルのひとつ ここでは若い頃溜まり場だったバ…

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019)

原題も「KNIVES OUT」(複数のナイフが出ている状態) この長くてダサい副題が駄作を思わせますが、面白い (原題のままか、単純に「刃(ナイフ)の館」でよかったのでは) 遺産相続殺人ものの古典ミステリーで、展開の予想はつきますが(笑) マグカップだっ…

ベルファスト(2021)

「失はれた地平線」を見た シャングリラ ベルファストからは行けない 原題も「BELFAST」 ベルファストとは北アイルランドの市、首府のことで 「機動戦士ガンダム」でホワイトベースがオデッサの戦いの後 地球連邦軍の補給基地があるため立ち寄った場所として…

サウンド・オブ・007 (2022)

「たっぷり時間はある」 2023年最初のレビューは 原題も「The Sound of 007」 神戸のアラン・ドロンことドロン生誕祭主催のチェイサーさんが フェイスブックでお薦めしていたので鑑賞 007ファンに捧げるメモリアルであり 映画を音楽で支えるアーティストたち…

ゴジラvsコング(2021)

原題も「GODZILLA VS. KONG」 東宝の「キングコング対ゴジラ」(1962)のリメイクということですが 本作ではコングが主役 ただ、コングを活躍させたいのはわかるけど露骨すぎる 「ゴジラのテーマ」も流れない コングは知能が高く仕草も人間のようで愛嬌があ…

そして、バトンは渡された(2021)

原作は、未読 2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこのベストセラー小説 映画も話題になりましたが、スミマセン 感動もしなかったし、泣けませんでした なぜか 梨花(石原さとみ)は美人で明るくて男性から人気者だけど 子どもが産めない身体 婚活でシングルフ…

花束みたいな恋をした(2021)

最初が完璧すぎる恋 読書が好き、映画が好き、ゲームが好き、お笑いが好き すなわちひとりで過ごす時間が好き 世の中の常識に疑問を抱き、周囲の人々と違っていることを自覚している それがデジャブか、リピートかありえない偶然で 自分と驚くほど似ている人…

シン・ウルトラマン(2022)

1966年(昭41)のウルトラマンの世界観を2022年に現出させた 庵野秀明の「俺のウルトラマン」 と、庵野秀明の「俺の長澤まさみ」 で、「シン・ゴジラ」の続編 ウルトラマンは意外とノーマル(笑) カラータイマーはない 怪獣は禍威獣 科学特捜隊は禍特対(国…

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022)

「幸福だった だからこんなに悲しいんだ」 原題も「Guillermo del Toro's Pinocchio」 ピノ(Pino)とは松の木のこと 原作はイタリアのカルロ・コッローディの児童文学 「Storia di un burattino」(あやつり人形の物語) みんなが知ってる「ピノッキオ(ピノ…

戒厳令(1972)

「俺がお前だったら、俺を殺すだろう」 原題も「État de siège」(戒厳令) 戒厳令とは国内に戦争や内乱などの非常事態が発生したとき 司法権、立法権、行政権の行使を軍の支配下に移すこと 物語は1970年、南米ウルグアイの極左武装組織 トゥパマロス(民族…

告白(1970)

原題は「L’Aveu 」(自白) 原作はスラーンスキー事件の当事者のひとり アルトゥール・ロンドンの手記 スラーンスキー事件(スラーンスキー裁判)とは チェコスロバキア共産党の14人のメンバーに対する 反ユダヤ主義の見せしめ裁判で 血の粛清(しゅくせい)…

モスクワは涙を信じない(1979)

「ずっと待っていた」「たった8日間じゃないか」「いえ、ずっと待っていたのよ」 原題も「МОСКВА СЛЕЗ АЛ НЕ ВЕРИТ」(モスクワは涙を信じない) 1985年、レーガン大統領がゴルバチョフ大統領と初めて会う前に 「ロシアの魂」を理解しようと、この作品を少な…

忘れられた人々(1950)

原題は「Los olvidados」 (忘れられたもの) ルイス・ブニュエルの作品の中でも評価の高い映画 メキシコでは公開時3日で打ち切りになったそうですが 第4回カンヌ国際映画祭では監督賞を受賞 2003年にはユネスコの「世界の記憶」に登録 舞台はメキシコシテ…

ダンディー少佐(1965)

お待たせしました(笑) ダンディー・ギドラさんからDVDプレゼント その名も「Major Dundee」 136分修復版でございます 公開時は酷評、アメリカでは大コケしたそうですが (日本ではヘストン人気でそれなりにヒット) 2005年、いくつかの復元シーンを加えた …

美人妻(今年も)39歳になる

BZD39ファンのみなさま ご無沙汰しております 義父(享年89)が永眠し、法要や遺品整理のため 吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」の「俺らこんな村いやだ~」みたいな ♪パソコンねえ♪Wi-Fiねえ♪インターネットは何物だ?な田舎に しばらく帰省していました (そし…

ボルサリーノ (1970 )

原題も「Borsalino」 ボルサリーノとはイタリアの帽子メーカー及びブランドのこと 11月8日のドロンさまの誕生日を祝ってか NHKBSプレミアムで放映してくれました 詳しいあらすじは過去にレビューした「ボルサリーノ (1970 ) 」で(笑) シフレディ(アラン・…

涙するまで、生きる(2014)

「与えれば、与えられる 求めよ、さればもたらされる」 原題は「Loin des hommes」(男から遠く離れて) 原作はアルベール・カミュの短編集「L'exil et le royaume」(追放と王国)の 中の一編「L'Hôte」(客) カミュはアルジェリアで生まれ育ったんですね …

「アラン・ドロン生誕87年記念祭」に行ってきました

2022.11.6 銀座の老舗ライブハウス「銀座タクト」にて 「アラン・ドロン生誕87年記念祭」が開催されました はてなブログからはfpdさん、ジーナちゃん、ゆうちゃん、八点鐘さん アラン・ドロン・クラブ・トーキョーから ヤマちゃん、ノムさん、ナタリーちゃん…

スーパーマン(1978)

原題も「SUPERMAN」 誰もが知ってるアメコミヒーロー そしてついに11月6日は「アラン・ドロン生誕87年記念祭」 主催者であるチェイサーさまのフェイスブックによると アラン・ドロンと「スーパーマン」のコラボがあるそうです さらにダーティ・ハリーKさん…

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)

原題も「THE WOLF OF WALL STREET」(ウォール街の狼) 元株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートがモデル 「このペンを僕に売り込んで」 これはその人の営業センスがわかるひと言 普通のセールスであれはその商品がいかに優れているか 使いやすさや耐久…

恋の十日間(1944)

原題は「I'll Be Seeing You」(私はあなたに会うでしょう) アマゾンプライムの古典名作大量配信企画の1本 こういう映画をけなしたら罰が当たりますね 「I'll Be Seeing You」のタイトルがしっくりくる素敵なラスト パーティのドレスを買うシーンは注目($6…

クライ・マッチョ(2021)

原題も「CRY MACHO」(鳴けマッチョ=男らしく泣け) マッチョとは男性が持つ強靭さ、勇敢さ、筋肉質な身体の例えですが ここでは主人公のあだ名と、闘鶏の名前をかけています ロードムービーといってもひと味違う どちらかと言えば、人生の終盤にさしかかっ…