ボルサリーノ (1970 )

原題も「Borsalino

ボルサリーノとはイタリアの帽子メーカー及びブランドのこと

118日のドロンさまの誕生日を祝ってか

NHKBSプレミアムで放映してくれました

詳しいあらすじは過去にレビューした「ボルサリーノ (1970 ) 」で(笑)

 

 

シフレディ(アラン・ドロン

3ケ月の刑を終えて出所したケチな窃盗

金と出世には計算高く、裏切り者は許さず執念深い一方

人情味もある

 

カペラ(ジャン=ポール=ベルモンド)

大の女好き、美女を目の前にすると考えも行動もコロコロ変わる

金も大事だがそれより自由を求める

 

ローラ(カトリーヌ・ルーヴェル)

シフレディの元カノで、カペラと付き合っている

見かけによらず料理上手で田舎暮らしも平気な

恋人というより奥さんにしたいタイプ

 

リナルディミシェル・ブーケ

マルセイユを仕切る大物たちの弁護士

シフレディとカペラに、魚の卸市場のシェアを支配す

エスカルゲルに手を貸すよう依頼する

 

マダム・エスカルゲル(フランソワーズ・クリストファ)

身体の不自由は夫に代わり魚の卸市場を切り盛りしている

(魚の臭いを消すための香水が男心をくすぐる 笑)

シフレディとカペラの「腐った魚作戦」で

ライバルを市場から追い出すことに成功

 

ポリ(アンドレ・ボレ)

牛肉の卸を占めるボス

シフレディが乗っ取ろうとし、カペラは乗る気ではなかったが

ポリの目の前でジネットとボートデートしたせいで

ポリの部下に袋叩きにされ計画に参加することを決意

レストランを出たところをシフレディとカペラ一味に殺される

 

左:ノノ(デニス・ベリー)

中央:フェルナンド(ライオネル・ヴィトラント)

右:マリオ (マリオ・デビッド

シフレディの昔からの仲間

 

ジネットニコール・カルファン

カペラが花屋で一目惚れしたテニスウェアの若い女

実はポリの愛人で、カペラに会いに行く途中ポリに殺される

 

リナルディ夫人(コリーヌ・マルシャン)

カペラに夫殺しの真犯人を見たことを告げに来る

 

ダンサー(クリスチャン・ティリティレ)

マルセイユのクラブの支配人でマレロの手下

かってシフレディを密告し

今度はシフレディにリナルディ殺しの罪を被せようとしていた

 

マレロノルド・フォア

マルセイユでポリと並ぶ2大親分でカジノを支配している

リナルディ殺しが、シフレディとカペラを陥れるため

マレロがダンサーを雇った罠と思ったシフレディに殺される

 

 

ポリとマレロを殺し、事実上マルセイユのドンとなったふたり

そこには警察署長さえ介入しません

シフレディは豪邸を建てパーティ

だけどカペラは隠居しローラとイタリアに行くと言います

引き留めるシフレディ

(いつも通り)コイントスで決めようとカペラ

俺のツキはイカサマなのさ

突然の発砲音、鮮血を流し倒れるカペラ

その後のシフレディがどうなったか誰も知らない・・・

トップクレジットから、出演時間衣装ポスター表記にいたるまで

どちらか片方が決して劣ることのないように

徹底的に配慮されたという本作

その因縁は「ハーフ・ア・チャンス1998)で再共演したときも

同じだったそうです

フランス映画界ではスターに順位を決めちゃダメなんですね(笑)

 

そしてハットのつばをそっと指で撫でるドロンさまと

ヒョイと斜めにかぶるベルモンドさま

それぞれのクセ(たぶん本物)がまたかっこいい(笑)

これはボルサリーノの中折れ帽欲しくなります

勝手にしやがれ」のジーン・セバーグもですが

女の子がかぶっても可愛いですね

ただちょっとお高いのよね(笑)

 

ドロンさま、87歳おめでとう

そして世界中のファンのため、いつまでも

タキシードが似合うカッコいいお姿を見せ続けてください

 

 

【解説】MOVIE WALKERより

一九三〇年代のマルセイユに、青春の野心とロマンを生きた二人の男の物語。製作はアラン・ドロン、監督は「太陽が知っている」のジャック・ドレー。ユージェーヌ・サコマノの原作をジャン・クロード・カリエールクロード・ソーテ、ジャック・ドレー、ジャン・コーが共同脚色。撮影はジャン・ジャック・タルベス、装置はフランソワ・デ・ラモティエ、衣裳はジャック・フォントレー、音楽はクロード・ボラン、編集はポール・カイヤットがそれぞれ担当。出演は「暗くなるまでこの恋を」のジャン・ポール・ベルモンド、「シシリアン」のアラン・ドロン、「暗くなるまでこの恋を」のミシェル・ブーケ、「めざめ」のカトリーヌ・ルーヴェル、「5時から7時までのクレオ」のコリンヌ・マルシャン、フランソワーズ・クリストフなど。

一九三〇年のマルセイユ。ギャングとチャールストンが入り乱れるこの街へ、三ヵ月のケチな刑を終えたシフレディ(アラン・ドロン)が出所して来た。彼はさっそく、手下と共に自分を密告した男のバーを襲い放火した。次に、なじみの女“天使のローラ”(カトリーヌ・ルーヴェル)に会いに行った彼は、その女のことでカペラ(ジャン・ポール・ベルモンド)と派手な殴り合いを始めたが、同時にダウンし、その時以来、二人の間には奇妙な友情が成立した。やがて二人は、ボッカスという親分に認められたが、失敗つづきのありさまであった。その後、ボッカスの黒幕であるリナルディ弁護士(ミシェル・ブーケ)の頼みで、魚市場を支配しているエスカルゲルに力を貸すようになった。当時、マルセイユを本当に支配していたのは、マレロとポリという、二大親分であった。マレロとリナルディとのつながりを知ったシフレディは、大胆な野望を実現化するチャンスを狙っていた。カペラはこれには反対だったが、ポリの情婦ジネットに惚れたため承知した。そして、二人はポリの資金源である食肉倉庫を襲撃したが失敗し、ひとまず田舎へひきあげ、反撃の日を待った。二人のまわりに無頼の仲間と武器が集まってきた。行動が開始された。まずポリの暗殺、つぎにリナルディ、と二人のまわりには、次第に血の匂いがたちこめるようになった。そして、残る大親分マレノ一味との間の、日毎の殺し合いの末、相手の本拠に乗り込んだ二人は、ついにマレノを倒した。こうしてマルセイユはシフレディとカペラの手中におさまった。シフレディは豪壮な邸宅を立て、パーティを開き、得意の絶頂にいたが、カペラは違っていた。彼は今こそ、このマルセイユを去らねばならないと思っていた。両雄は並び立たないと……。そして、カペラがカジノを一歩出た時、何者かの銃弾が彼の命を奪っていた。

涙するまで、生きる(2014)

与えれば、与えられる 求めよ、さればもたらされる

 

原題はLoin des hommes」(から遠く離れて

原作はアルベール・カミュの短編集L'exil et le royaume」(追放と王国

中の一編「L'Hôte

カミュアルジェリアで生まれ育ったんですね

フランス人からはアラブ人と言われ、アラブ人からはフランス人

またはエスカルゴ(スペイン人←母親がスペイン系)と呼ばれた

私は「異邦人」しか読んだことがないのですが
の倫理や正義や愛に対する不条理や反抗というテーマは

本作にも共通しているように思えます

1954年、人里離れたアルジェリアの村の学校

フランス人の教師で元軍人のダリュ(ヴィゴ・モーテンセン)が

子どもたちに勉強を教え、配給(食料)を配ります

 

そこにフランス人憲兵がやってきて

従弟殺しの容疑をかけられているモハメドレダ・カテブ)という男を

裁判にかけるためタンギーまで送り届けてくれと命じられます

死刑になるとわかっている男の付き添いなんてまっぴらごめん

勝手に逃げてくれといわんばかりに

ダリュはモハメドの縄をほどき食事と寝床を与えます

 

真夜中になりモハメドが起き上がり外に出ると

やっと逃げる気になったかと思いきや

トイレを済ませて戻って来る(笑)

何故彼がフランス人によって裁判にかけられ

死刑になることを望むのかダリュには理解できません

すると次の朝、村の男たちがモハメドを殺すためにやってくるんですね

なんとかダリュが銃で追い返すと

ハメドムスリムの掟(キサース)の話をします

ハメドには母親と弟たちがいて、麦がなければ飢え死にしてしまう

その麦が従弟に盗まれてしまった

盗人は殺さなければならない、それが掟

一方で家族を殺されたら、復讐しなければならない

それも掟

 

それでもし自分が従弟の家族に殺されたら

今度は幼い弟が復讐しにいかなければならない

掟だから

そして次は弟が殺される番・・

弟と母を救うため、負の連鎖を終わらせるため

ハメドフランス人に処刑されることを選び

わざと憲兵に捕まったのです

 

ただモハメドの唯一の心残りは結婚できなかったこと(笑)

夜空を眺めながらダリュに女性とはどういうものか尋ねます

途中ゲリラの捕虜となるものの

アラブ人の知り合いも多いダリュの人徳で生き延び

なんとか街に着くとダリュはモハメドをサロンに連れて行きます

事情を察したマダムのはからいが粋だね

そしてこの経験が、モハメドに生きる希望を与えることになります(たぶん)

ダリュは裁判所への道ではなく、砂漠の道を行けば

遊牧民が助けてくれる、それが彼らの掟なのだとモハメドに教えます

「生きろ」のメッセージと練乳のチューブを渡し

ハメドが砂漠への道を選んだことを確認すると

来た道を戻っていくのでした

学校に戻ると子どもたちがいつも通り登校してきました

でもダリュはこれが最後の授業だと生徒に伝えます

幼くても戦争が始まったことは察しているのでしょう

少女が寂しそうに手を握る

 

黒板に(モハメドはフランス人に処刑された)

メッセージを書き残し学校を去るダリュ

 

その後のふたりがどうなったかはわかりません

ただ、いつか幸せに暮らせる永住の場を見つけて欲しい

そう願わずにいられませんでした

 

 

【解説】映画.COMより

ノーベル文学賞作家アルベール・カミュの短編小説をビゴ・モーテンセン主演で映画化したヒューマンストーリー。1954年、フランスからの独立運動が高まるアルジェリア。元軍人の教師ダリュのもとに、殺人の容疑をかけられたアラブ人のモハメドが連行されてくる。裁判にかけるため、山を越えた町にモハメドを送り届けるよう憲兵から命じられたダリュはやむを得ずモハメドとともに町へと向かう。復讐のためモハメドの命を狙う者たちからの襲撃、反乱軍の争いに巻き込まれるダリュとモハメド。ともに数々の危険を乗り越える中で、二人の間に友情が芽生え始めるが……。監督・脚本はフランス出身のダビド・オールホッフェン。

「アラン・ドロン生誕87年記念祭」に行ってきました

2022.11.6

銀座の老舗ライブハウス「銀座タクト」にて

アラン・ドロン生誕87年記念祭」が開催されました

はてなブログからはfpdさん、ジーナちゃん、ゆうちゃん、八点鐘さん

アラン・ドロン・クラブ・トーキョーから

ヤマちゃん、ノムさん、ナタリーちゃん、ウッチ―

モーニングにはカリスマブロガー、ぴくちゃあさんも参加

なんと週5で劇場通いしているという本物のムービーファン

邦画の知識でぴくちゃあさんの右に出る人はいません

4年ぶりに参加した徳さん

fpdさんに「ドロン祭」を紹介したのが徳さんなのだそうです

つまり徳さんがいなければ私たちの出会いもなかった

「チームfpd」の恩人様であります

映画はもちろん映画イベントの情報にも通じている「映画ツウ」

「ドロン祭」では今年も素晴らしいライブ・パフォーマンスに

主催者のチェイサーさんとバンドメンバーに拍手喝采

そして今回初となる女性ボーカリスト「うしをみやこ」さんが

「太陽はひとりぼっち」 「ル・ジタン」 など5曲を披露してくれました

いつ見てもかっこいいチェイサーさん

ちょっと緊張気味のうしをみやこさん

銀座タクトの前で

 

 

シネマ・ライブの詳しい情報はfpdさんのブログで確認(笑)

   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

【イベント】「第10回ドロン祭ライブシネマ」①共演者追悼企画とボーカル参加の新企画で盛大に開催。

 

2次会&3次会は新橋の居酒屋で親交を深めました

札幌のguchさんとはリモートで飲み会です(笑)

いつ見てもカッコいいチェイサーさん その2

毎年マニアを唸らせる素晴らしい企画と

お宝モノのプレゼントをありがとうございます

そしてお疲れさまでした

美人妻に囲まれてご満悦な八点鐘さん(笑)

新橋の夜を華やかに・・BZD39

 

おまけ

ジーナちゃんからお土産

高級な味のかっぱえびせん(笑)ビールとの相性がバッチリでした

ナタリーちゃんからいただいた本

「嵐を呼ぶ女」と「京都に女王と呼ばれた作家がいた」

これは面白そう、読むのがとっても楽しみ

ギドラさんからのお楽しみは

ヨダレものの「太陽がいっぱい」のDVD

名作コレクションがまた1枚増えました

今年の「ドロン祭」も映画愛溢れる素晴らしいライブと

みなさんとお会いできてとても楽しかったです

来年はさらなる4丁目シスターズ&ダンディーズのみなさんの参加も

お待ちしています(笑)

また元気にお会いしましょう

 

最後は水野 晴郎さん風に(笑)

いやぁ、映画って本当にいいもんですね~

そして淀川長治さん風に(笑)

「さよなら、さよなら、さよなら~」

スーパーマン(1978)

原題も「SUPERMAN

誰もが知ってるアメコミヒーロー

 

そしてついに116日は「アラン・ドロン生誕87年記念祭」

主催者であるチェイサーさまのフェイスブックによると

アラン・ドロンと「スーパーマン」のコラボがあるそうです

さらにダーティ・ハリーKさんのコメントによると

アラン・ドロンのゾロ」を見た映画プロデューサーのイリヤ・サルキンドが

「スーパーマン」の映画化を思い立ち制作に繋がったということ

しかもタイムリーなことにスーパーマン/ディレクターズカット版」を

NHKBSプレミアムで放映(2022/10/10)したのを録画していました

「ドロン祭」を前にしっかりチェックしておきましょう(笑)

今見ると凄いキャストでしたね

スターウォーズ」と双璧するジョン・ウィリアムスのオープニング曲

デイヴィッド・ニューマンロバート・ベントンの脚本

カメラはジェフリー・アンスワース

当時史上最高額の出演料だったというマーロン・ブランド

もうひとりのトップ・クレジットはジーン・ハックマン

ネッド・ビーティヴァレリー・ペリンの豪華な3バカトリオ

ゾッド将軍テレンス・スタンプ

クラーク・ケントの育ての父にグレン・フォード

ストーリーは、クリプトン星人であるスーパーマンことカル・エル

いかにして地球へ来て、ケント夫妻に育てられ

大人になり恋をしたり、スーパーマンとして活躍するようになったかを

まとめた「誕生篇」

クリプトン星人が滅んだ以外は、とにかく誰も死なない

悪役さえも殺すことはありません

スーパーマンは純真無垢で汚れを知らないヒーローなのです

通行人にコスチュームを「ダサい服だ」とツッコまれ

愛する女性を救うためにはマグマに飛び込み地殻変動を抑え

地球を反転させて時を戻す

マーゴット・キダーの性格には共感できなかったけど 笑)

マーロン・ブランドが、ややうつむき加減なのは

相変わらずセリフを覚えてこないため

あちこちにカンペが貼られていたため

赤ちゃんのオムツにまで脚本が書かれていたそうです(笑)

ジーン・ハックマンはまさかのズラ投げ(笑)

この人もっとコメディ映画に主演してよかったのかも

兎にも角にも、これこそ本物のヒーロー映画

誰もが望むヒーローの姿

そこには映画で映画音楽でワクワクした時代があった

そしてその「ワクワク」を再び思い出させてくれるのが「ドロン祭」

チェイサーさま、アランドロン・クラブ・トーキョーのみなさま

そしてBZD39のみなさま

シネマライブ大いに楽しみましょう

 

 

 

【解説】allcinema より

誰もが知っているアメコミのヒーローを巨費を投じて復活させた超娯楽作。素朴な田舎を背景に少年時代のスーパーマンを描いた、郷愁に満ちた序盤の何と素敵な事。デイリー・プラネットの記者として活躍する本編に入っても、その暖かみを伴った面白さは一瞬たりとも揺らぐ事は無く、悪の天才レックス・ルーサーの陰謀を食い止めるクライマックスまで一気に見せきる。愛するロイス・レーンを救う手段も、反則スレスレではあるものの、充分なカタルシスを生ませている以上問題無し。スーパーマンクラーク・ケントという大役を演じきったC・リーヴの存在感と、この大作をまとめきったR・ドナーの手腕に感謝せざるを得ない。唯一の難点は、この後シリーズがジリ貧状態に陥っていく事だけだ。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)

原題も「THE WOLF OF WALL STREET」(ウォール街の狼)

元株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートがモデル

「このペンを僕に売り込んで」

これはその人の営業センスがわかるひと言

普通のセールスであれはその商品がいかに優れているか

使いやすさや耐久性、デザインをアピールするわけですが

彼は違う

その商品が「いかに今、必要であるか」で売る

粗悪品でもなんでもかまわない、今それをどうしても買わなきゃいけない

そう思わせる

それって嘘八百で詐欺まがいなんですけど

同じやり方でクズの株をどんどん売るんですね

必然的にゴミような会社の株値も上がっていく

中には優良なベンチャー企業もあったのでしょう

そうして信頼も上げる

その利益で何をするか

パーティに酒、高級風俗嬢を呼び乱痴気騒ぎ

マーゴット・ロビーでさえプレイメイト的な扱い 汗)

遊びも仕事のうちってやつです

(さらにはレオがSM嬢にロウソクタラされヒィヒィ 大汗)

日本でもかって「24時間働けますか」のバブル時代があり

接待費で銀座のクラブに行き、女子大生ホステスをはべらせながら

「ロマコンのピンドン割り」なるものを

飲んだくれていた営業マンが多々いたようですが

アメリカはスケールが違う(笑)

さらに景気づけは栄養ドリンクではなく、白い粉

これって、仕事の考え方で重要なことのひとつは

最初に教えた上司(先輩)の影響が大きいということ

ここでは投資銀行の上司だったマシュー・マコノヒー

新入社員だったジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)に

高級レストランのランチで、仕事を冷静かつ円滑にこなすためには

コカインとオナニーがいかに大事かを真顔で話すのです(笑)

次に犯罪行為より、友情や同僚との信頼関係

若いから失うものが少ないし、怖いものも何もない(笑)

そうして26歳にして年収49億円を稼ぐようになったジョーダン

必然的にFBIの捜査が入ります

しかし大物の周りはどこの世界も金に群がる奴ばかり

弁護士だってスイス銀行だって協力

あらゆる抜け道を教えてくれる

法律はいつだって政治家と金持ちの味方

なぜなら彼らが多数決で決議しているから

ジョーダンは司法取引で20年の刑期が2年に

しかも刑務所内では賄賂で優雅な生活

出所後は金融コンサルタントとして活躍

コメディではあるんですけど

今や日本の政治家も同じようなものなので(笑)

これからもこんなバカンズに経済を握られているのかと思うと

他国からミサイルが飛んで来るのと同じくらい怖いですね

ちなみに「このペンを僕に売り込んで」 の答えは

「このナプキンに名前を書いてくれないか?」

これはレストランで食事したとき

「俺にこのペンを売ってみろ」と質問すると、仲間のひとりが

「このペンを売るには、相手にナプキンに名前を書けと言え」 と答えたことで

ジョーダン自身がどんなセールストークより納得したんですね

さすが修羅場を生き抜いている人間はとっさの判断に長けている(笑)

3時間という長尺ですが、そのほとんどが

札束と、セックスと、クスリと、パーティと、下ネタ(笑)

しかもそれをやったほうが勝ちという底意地の悪さ

とはいえ、それも一部の成功者の話

若者諸君は決して安易に真似しないように(笑)

知識やトーク力だけでなく、人間には強運度も大事なのだから

 

 

 

【解説】allcinema より

80年代から90年代のウォール街で“狼”と呼ばれた実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回顧録ウォール街狂乱日記』を、「ディパーテッド」「シャッター アイランド」のマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演コンビで映画化したピカレスク伝記ドラマ。20代で億万長者にのし上がり、30代で逮捕されるまでのあまりにも破天荒すぎる栄光と転落の物語を描く。共演はジョナ・ヒルマーゴット・ロビーマシュー・マコノヒー
 80年代後半のウォール街。証券マンのジョーダン・ベルフォートは26歳で会社を設立すると、富裕層をカモにそのモラルなき巧みなセールストークで瞬く間に会社を社員700人の大企業へと成長させ、自らも年収49億円の億万長者となる。ドラッグでキメまくり、セックスとパーティに明け暮れた彼のクレイジーな豪遊ライフは衆目を集め、いつしか“ウォール街の狼”と呼ばれて時代の寵児に。当然のように捜査当局もそんな彼を放ってはおかなかったが…。

恋の十日間(1944)

原題は「I'll Be Seeing You」(私はあなたに会うでしょう)

アマゾンプライムの古典名作大量配信企画の1

こういう映画をけなしたら罰が当たりますね

I'll Be Seeing You」のタイトルがしっくりくる素敵なラスト

パーティのドレスを買うシーンは注目($69$19に 笑)

第二次世界大戦中のクリスマス休暇の列車内

妹に会いに行くという軍曹のザック(ジョセフ・コットン)と

叔父の家で休暇を過ごすメアリー(ジンジャー・ロジャース)は意気投合

メアリーは連絡先を教え彼を食事に誘います

でもお互い本当のことは隠していました

ザックに妹はおらず、戦争の怪我の後遺症でPTSDを患い

JAP日本兵がいかに怖い存在だったか想像できる)

軍から保養のため休暇を取るよう命令されていました

メアリーはレイプ被害の正当防衛が認められず服役中でしたが

模範囚のため仮出所中に唯一の身寄りである叔父を頼って来たのです

叔父の家では17歳になる姪のバーバラ(シャーリー・テンプル)の

部屋で一緒に寝ることになります

このバーバラちゃんがおませなうえ、かなり生意気(笑)

メアリーがどうして服役したのか知りたがるし

こそこそと嫌味ないやがらせをしてくる

ザックが食事にやって来ると、今度はハンサムな兵隊さんに興味深々

さすが元祖名子役、その表情だけで考えていることが見て取れます(笑)

メアリーもザックもそんなバーバラに、大人の対応を見せますが

やがて彼女の幼さがふたりを傷つけてしまうことになります

メアリーのことを思うとPTSDの症状が収まる

ザックはメアリーに、妹がいるというのは嘘で

自分の病気のことも正直に話します

(戦争後遺症で歪んだ顔のダイナーのマスターが強烈)

メアリーは自分が囚人であることを話そうか迷いますが

叔母に相談すると、叔母は休暇が終われば彼は軍に戻るのよ

結婚するわけじゃないんだから、今を楽しみなさい

とアドバイスするのでした

ですが、真面目なザックは本気でメアリーを愛し

結婚を申し込む決意をするんですね

それを知ったバーバラが

おばさまが刑期を終えるまで待ってくれるのねと歓喜

メアリーに嘘をつかれていたことにショックを受けたザックは

軍の命令だと先の列車に乗り戻ってしまいます

悲しくて悲しくて泣いてしまうメアリー

私のせい、ごめんなさい、おばさんの辛さが今わかった

泣きじゃくるバーバラの手をそっと握る

彼とは別れてしまったけど

それでも、いままでの人生でかけがえのない

一番幸せで楽かった休暇だったのです

夜になり、ひとり寂しく女性刑務所に向かうメアリー

すると刑務所の門の前に立っていたのはザックでした

今度こそ本気のプロポーズ

そしてこれこそが美男美女のキスシーンよ(笑)

でもこの時まだ戦争は終わっていないのですね

どちらが先に帰れるかわからない

(もしかしたら死ぬかもしれない)

本当のハッピーエンドはまだ先だけど

愛の力で乗り越えてほしいと願わずにいられませんでした





【解説】映画.COMより

セルズニック・インタァナショナル1945年度作品最初にラジオ・ドラマ化されガァトルウド・ロオレンスとジェームス・キャグニイが放送して好評を博したチャアルス・マッティンのストオリイを映画化たもので、きゃくほんはマリオン・パーソネット。監督は「宝石泥棒」をはじめ「科学者の道」「ゾラの生涯」を経て、最近の「恋文」まで活躍を続けているウィリアム・ディーターレ。撮影は最古参の一人トニー・ゴーディオである。俳優は、フレッド・アステアと共演の音楽映画で余りにも知られているジンジャア・ロジャスと、ニューヨーク劇壇から映画入りをして、オースン・ウェルスの「市民ケーン」にデビューしたジョセフ・コットンが共演し、娘役に成長し、「接吻して話して」等に出演している往年の子役シャアリィ・テンムプルが助演する。

酔に任せて迫って来た雇主を避けようとして誤って彼を殺し、殺人罪に問われ入獄中だったメァリイは、クリスマスの仮出獄を許され、パィンスヒルの伯父夫妻の邸へ赴く汽車の中で、モオガンという青年と知り合った。彼は技師として働いているうちに招集され、太平洋戦線で負傷し、それが原因で神経病になり、陸軍病院で療養中だったが、やはりクリスマスを過ごすため、パインスヒルのYMCA療養所へ行く途中だった。メァリィは平和な家庭を夢みている娘だったし、モォガンも静かな生活を愛する青年だった。語り合ううち、2人の間には恋が芽生えた。しかし、メァリイは、自分の暗い境遇を打明けることが出来なかった。パインスヒルの伯父夫妻の邸に着いてから、2人は楽しい幾日かを過ごしたが、愛し合えば愛し合うほど、メァリイは、ふとしたことから、モオガンにメァリイが犯罪者であることを話してしまった。あまりにも突然な打撃に、モォガンは気も転倒し、メァリイに一言も残さず、停車場へ去って行った。メァリイはすべてをあきらめ再び刑務所へ帰った。が、その冷たい扉の前にはモォガンが待っていた。気が静まるに従って、彼は心からメァリイを愛していることを悟ったのだった。また逢う日まで、いつまでも、と、彼は彼女の刑期が果てる日を指折り数えて待つのだった。

クライ・マッチョ(2021)

原題も「CRY MACHO」(鳴けマッチョ=男らしく泣け)

マッチョとは男性が持つ強靭さ、勇敢さ、筋肉質な身体の例えですが

ここでは主人公のあだ名と、闘鶏の名前をかけています

ロードムービーといってもひと味違う

どちらかと言えば、人生の終盤にさしかかった老人が

安住の地を見出すまでの旅

「運び屋じゃないぞ」が笑える (笑)

御年91歳、やはり歩くのもやっとという感じで

イーストウッドが主役で演じるのも

本当にこれが最後になるかも知れませんね

ただし荒野のハイウェイを走るアメ車に、カーボーイ姿

若者に慕われ、女性からはモテモテ(笑)
イーストウッドの持つエッセンスは健在のまま

カメラはベン・デイヴィス

1978年テキサス、かってのロデオ・スター

マイク・マイロ(クリント・イーストウッド)は

落馬で引退、妻子を交通事故で亡くすという悲劇に見舞われ

競争馬の種付けと調教をしながら孤独に暮らしていました

ある日、元雇い主で友人のハワード(ドワイト・ヨアカム )から

メキシコシティ元妻のレタと暮らす

息子ラフォ( エドゥアルド・ミネット )を

5万ドルで連れ戻して欲しいと頼まれます

レタはアルコールと男に溺れ、ラフォを虐待

ラフォは家出し闘鶏に没頭していました

マイクはアメリカで牧場主をしている父親が会いたがってると説明し

最初ラフォは嫌がりますが、可愛がっている闘鶏のマッチョを連れ

マイクに付いていくことにします

レタは息子を誘拐されたと、保安官に通報し追っ手を雇います

警察によって道路は封鎖され回り道をしながら旅するふたり

途中の町で買いもの中に車を盗まれてしまい

代わりに違う車を盗み(本人曰く借りるだけ)

次の町で入った食堂の女主人のマルタは、追っ手をまいたり

食事や寝床を提供したり、何かとふたりを助けてくれます

お礼にマイクはマルタの食堂を手伝い

町では集めた野生馬に手こずってる男の代わりに

野生馬を調教したのをきっかけに仕事を頼まれ

ラフォには乗馬を教えます

マイクはなぜか動物に好かれ、その噂は町に広がり

ウチの動物も診てくれと人々が殺到(笑)

マルタとマイクはお互い好意を寄せあい

ラフォもマルタの孫と親しくなり(笑)

マイクにとってもラフォにとっても

今までにない幸せなひとときを送っていました

しかしリタが雇った追っ手に見つかり

マルタの家族にも町の人々にも迷惑をかけてはいけない

ふたりは再びアメリカを目指すことにしました

(2週間もマルタと過ごしていたので 笑)

マイクが公衆電話からハワードに連絡すると

ハワードは何をもたもたしているんだ

リタの名義で投資した土地の利益を回収するには

ラフォが必要なんだと説明されるのです

息子に会いたかったからじゃないのか

息子を助けるためじゃなかったのか

そのことをラフォに言えないマイク

 

そのあとも麻薬の運び屋と間違えられたり

リタの追っ手に車をぶつけられ銃で脅されたりしながらも

(闘鶏のマッチョが大活躍)うまく切り抜け

ハワードの待つ国境に到着

ラフォは大切なマッチョをマイクに預けます

「俺の行く場所はわかってるだろ、また会いに来い」

ラフォが父親と抱き合う姿を見届けたマイクが向かった先は

マルタのところでした

正直、脚本はイマイチで

ラフォと母親、闘鶏との関係も描き切れていなく

逃走劇もご都合主義なのですが(笑)

 

老人が堂々と老人を演じる潔さ

ヨボヨボになっても恋する、幸せになる権利

見終えたあとには暖かい気持ちになりますね
思わず「クリント、お疲れ様」と

言いたくなること間違いなしです(笑)



【解説】allcinema より

許されざる者」「グラン・トリノ」の巨匠クリント・イーストウッドが、N・リチャード・ナッシュの同名小説を監督・主演で映画化したロード・ムービー。落ちぶれた元ロデオスターが、友人の不良息子をメキシコから連れ帰る長い旅路を描く。共演は新鋭エドゥアルド・ミネット。
 アメリカのテキサス州。孤独に暮らす元ロデオスターのマイク。ある日、元雇い主から、別れた妻のもとで荒んだ生活を送る息子のラフォをメキシコから連れ戻してほしいと依頼される。半ば誘拐のような訳あり仕事だったが、渋々ながらも引き受けたマイク。いざメキシコへ来てみると、ラフォは母親に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を相棒にストリートで生きていた。やがてマイクとともにアメリカに行くことを決意するラフォ。しかし、そんな2人に、メキシコの警察や母親が放った追手が迫って来るのだったが…。