2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
原題は「Histoires extraordinaires」(特別な物語) フランス・イタリア製作の3部構成からなるホラー映画 原作はエドガー・アラン・ポーの短編小説 いくらオムニバス形式だからって ロジェ・ヴァディムと ジェーン・フォンダと ブリジット・バルドーとテレ…
原題も「TRAITEMENT DE CHOC」(ショック・トリートメント) 公開当時はアラン・ドロンの全裸走行が話題になったそうですが ドロン様があまりに無邪気で楽しそうなのがショックだわ(笑) でもフランスのヌードビーチは、日本の銭湯文化のようなものかも知れ…
原題も「Lost Command 」(失望した兵士)のアメリカ/フランス合作映画 アンソニー・クイン、アランドロン、 ジョージ・シーガル ミシェル・モーガン、クラウディア・カーディナーレという豪華なキャスト アメリカでは戦争映画の中でも人気が高く フランスで…
原題は「The Good Earth」(良い地球) 原作者のパール・バックはウェスト・バージニア生まれですが 幼少時代に宣教師の両親と共に中国江蘇省に渡り 英語と中国語のバイリンガル、しかも自分は中国人と信じて育ったそうです 自称「生まれと祖先はアメリカだ…
原題は「COME BACK, LITTLE SHEBA」 (戻ってきて、リトルシバ) 「シバ」とはかつて飼っていた小犬のこと ある朝、部屋を探している女子大生マリーがローラを訪ねてきます ローラから話を聞いた夫のドクは渋りますが 再訪してきたマリーを一目見たとたん ド…
原題は「La baie des anges」(天使の湾) 天使の湾とはニースから、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュールの アンティーブ岬まで広がる地中海の湾のこと 日本では長らく未公開で、初めて公開されたのは 2007年3月のフランス映画祭での特別上映 モナコとカ…
原題は「Broken Blossoms or The Yellow Man And The Girl」 (壊れた花、あるいは黄色い男と少女) 映画の父D・W・グリフィス×サイレントの女王リリアン・ギッシュ とても有名な映画ですが初見(笑) "flower" ではなく "blossom" なのは大輪の花ではなく、…
単なるパニック映画ではなく 何故、日本列島が沈むのかという最大の疑問にどう答えるか 素人にもわかるよう「地球を半熟のゆで卵」に例えた 学術的な説明にかなりのウェイトを割いているのでわかりやすい 説明する学者は演技をする風もなく 本物の学者ではな…
「人生の悲劇の第一幕は親子になったことから始まっている」 小津安二郎初のトーキー長編劇映画 さすがに録音の保存状態はかなり悪ですが(笑) 小津組のセンスの良さには毎回唸る プロローグに流れるのはフォスターの「オ−ルド・ブラック・ジョ−」 生涯を南…
原題は「HODEJEGERNE」(ノルウェー語 ヘッドハンターズ) ヘッドハンターズには「首狩り」(人間狩り)という意味もあるそうです ノルウェーで歴代最高の興行収入を記録した クライムサスペンス&ブラック・コメディ 北欧映画の話題作にはハズレがないです…
「負ける人間がいるからこそ、勝つ人間がいる」 原題は「Sparring 」(スパーリング) スパーリングとはヘッドギアなどの防具をつけて行う実戦形式の練習のこと 主人公のスティーブは45歳で49戦 13勝3分33敗のプロボクサーアルバイトをしながら家族を養って…
原題も「WIND RIVER」(風の川) プロットはFBI捜査官がレイプ殺人犯を追うという よくあるクライムサスペンスなのですが 見せ方が巧みなうえ、もの悲しさを含む重厚な仕上がりで とても良く出来ていると思います アメリカ中西部ワイオミングの辺境の地、ウ…
原題は「Fúsi 」(フーシ=主人公の名前) フーシはアイスランドの空港で働く40代男で 美容師の母親と2人暮らし ミリタリーヲタクでヘビメタ好き 趣味はジオラマとラジコン その巨漢な容姿のせいで職場の若い同僚からバカにされ 都合のいいように利用されて…
原題は「LE SAUVAGE 」(ザ・ワイルド=野生) イブ・モンタンとカトリーヌ・ドヌーヴの 破壊と、無茶っぷりの、無人島サバイバル まさかドヌーヴがここまでやるとは おっぱいポロリのサービスショットまであります(笑) 音楽はミシェル・ルグラン その美貌…
原題は「BORG vs McENROE」 1980年、ウィンブルドンでのビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの 決勝戦に焦点を当てた スウェーデン、デンマーク、フィンランド合作のスポーツドラマ なのでボルグのほうが主役寄り(笑) リアルタイムを再現したような緊迫…