洋画・名作/傑作
原題は「Caligula: The Ultimate Cut」(カリギュラ:究極のカット) 1976年製作、1980年に公開された「カリギュラ」では ゴア・ヴィダル脚本によるティント・ブラス監督が撮影した ほとんどの部分は編集でカットされ 製作総指揮(「ペントハウス」の創刊者…
原題は「Les Amants du Pont-Neuf 」(ポンヌフの恋人たち) 「20世紀最高の純愛映画」とも (製作中の度重なる不運と莫大に膨れ上がった制作費から) 「呪われた映画」とも評されている恋愛映画の傑作で 私が夫と付き合い始めたころ、初めて一緒に見たのも…
原題は「O Sangue」(ポルトガル語で血) ペドロ・コスタが29歳の時に撮影した長編第一作目で 今なお「最も美しいポルトガル映画」と評されている本作 映画愛好家でもあるコスタが フリッツ・ラング、溝口健二、ロベール・ブレッソン、ニコラス・レイといっ…
「子どもに死を、老人に生を」 原題も「Casa de Lava」(ポルトガル語で溶岩の家) 始まりがなく、終わりもない 映画の上映が終わった時、「私は無意識のうちに寝てたのか?」思ったほど 内容が飲み込めなかったんですけど(笑) 続けて「血」を鑑賞したら …
原題は「Aguirre, der Zorn Gottes」 伝説の黄金都市エル・ドラドを探す遠征(1560〜61)で知られ エル・ロコ(狂人)というあだ名で呼ばれていた バスク系スペイン人、ロペ・デ・アギーレがモデル アギーレは自らを「神の怒り」と称していたそうです とにか…
原題は「El Sur」(スペイン語で南) 映画の冒頭に「BASAD EN UN RELATO DE ADELAIDA GARCIA MORALES」 (アデライダ・ガルシア=モラレスの物語に基づく)という字幕が出ますが アデライダ・ガルシア=モラレスとはこの映画で有名になった原作者のことで 監…
「あそこに自分は宇宙人だと言ってる人が居るんですけど」 原題は「Kin-dza-dza!」 知る人ぞ知るシュールな脱力系SFコメディ 私はこういうしょうもないB級C級映画も好きなのですが(笑) この奇妙な映画が国際的に高い評価を受けたのは 旧ソ連の厳しい検閲…
原題は「The Evil Dead」(邪悪な死者) 森林地帯にある人里離れた別荘に、休暇を過ごすためやって来た5 人の大学生 地下室で「死者の書」と、オーディオテープを見つけテープを再生すると 悪霊が解放され4人が憑依されてしまいます 生き延びる方法は宿主の…
原題は「Il Portiere di notte」 英題は「The Night Porter」で ホテルで夜間勤務するフロント係のこと シャーロット・ランプリングの上半身裸の強烈な印象 第二次大戦中の元ナチ親衛隊の将校と性奴隷にされたユダヤ人の少女が 13年後再会し倒錯した愛に溺れ…
原題も「Barbarella」 原作はジャン=クロード・フォレによるフランスの(大人向け)SFコミック オープニングからあのジェーン・フォンダが 無重力状態でオールヌード(笑) しかもびっくりするくらいチープで、おバカ ストーリーも支離滅裂でくだらない も…
雨が降ろうと、道がぬかるもうと、ある地点からある地点へ行くためには 人間は歩き続けなければならない 人生も同じ、結果7時間18分の作品になったんだ 映画が1時間半であるべきだなんて誰が言ったんだ? そんなものは「ファック・オフ」だ! (タル・ベーラ…
「俺がお前だったら、俺を殺すだろう」 原題も「État de siège」(戒厳令) 戒厳令とは国内に戦争や内乱などの非常事態が発生したとき 司法権、立法権、行政権の行使を軍の支配下に移すこと 物語は1970年、南米ウルグアイの極左武装組織 トゥパマロス(民族…
原題は「L’Aveu 」(自白) 原作はスラーンスキー事件の当事者のひとり アルトゥール・ロンドンの手記 スラーンスキー事件(スラーンスキー裁判)とは チェコスロバキア共産党の14人のメンバーに対する 反ユダヤ主義の見せしめ裁判で 血の粛清(しゅくせい)…
原題は「I'll Be Seeing You」(私はあなたに会うでしょう) アマゾンプライムの古典名作大量配信企画の1本 こういう映画をけなしたら罰が当たりますね 「I'll Be Seeing You」のタイトルがしっくりくる素敵なラスト パーティのドレスを買うシーンは注目($6…
「人の痛みに無関心にならないでください」 授賞式でのトラヴォンフリー監督のスピーチ 原題は「Two Distant Strangers」 (ふたりの遠い見知らぬ人) 29分とは思えないエンタメクオリティの高さ しかもこれだけ重く残酷なテーマを コメディでポップに描き切…
原題も「La batalla de Chile」 凄い映画でした これが本物のドキュメンタリー かなり画像は悪いんですよ、手ブレも酷くて でもそれが見ていくうち どれほど命がけの撮影だったか、ということがわかります 1970年チリ、国民による初の公正な選挙によって選ば…
「本当は子供なんか欲しくなかった」 原題も「ROMA」(ローマ) 公開年の主たる映画賞のノミネート及び受賞を総なめにし この作品を見るために、NETFLIXに加入した ムービーファンも多いのではないでしょうか(笑) タイトルの由来は監督、製作、脚本、撮影…
原題も「Journal d'un cure de campagne」(田舎司祭の日記) マーティン・スコセッシの「タクシードライバー」に 影響を与えた作品として有名 ブレッソンはよくベルイマンと比較されるそうですが ベルイマンが「神とは何か」「神の不在」への思索を展開する…
原題も「RISO AMARO」(苦い米) 面白かったですね まず田植えが背景になっているところ イタリアはパスタの国というイメージが強いですが 実は水田面積は日本よりはるかに多く ヨーロッパでは主要な米の生産国であるということ 舞台は1948年5月、イタリア北…
高知のチャールズ・ブロンソン(マンダムだぜ←トシがバレるぜ 笑) ギドラさんからプレゼント、第3弾映画レビュー 原題は「LES DIABOLIQUES」(悪魔的な) 本作に触発されヒッチコックは「サイコ」を撮ったと言われてますが「サイコ」よりずっと面白いと思い…
原題は「BRINGING UP BABY」(赤ちゃんを育てる) ハワード・ホークスの「どうやって撮影した?動物シリーズ」 第一弾(が、たぶんこれ 笑) 「赤い河」(1948)では1万頭の牛を運ぶロングドライブ 「モンキービジネス」(1952)でのチンパンジーの名演 「ハタリ…
SF映画を思わせる邦題ですが(笑) 原題は「THE GREAT ZIEGFELD 」(偉大なるジーグフェルド) 1896年から1931年の間 50本以上のブロードウェイのステージをプロデュースし 数々のスターを発掘したことでも有名な フローレンツ・ジーグフェルド・ジュニア(1…
「殺人事件だ 殺されたのは私だ! 原題は「D.O.A.」(dead on arrival=到着時死亡 「Dead Or Alive」(生死を問わず)じゃなかったのか(笑) フィルム・ノワールの傑作犯罪映画 ヒッチコック作品に似た、巻き込まれ型サスペンスですが ツッコミどころがあ…
原題も「FORBIDDEN PLANET」(禁じられた惑星) 「2001年宇宙の旅」(1968)がこの世に誕生する前のスペースオペラの傑作 多くのSF的要素、デザイン、音楽、哲学的思考まで 今でも映画はもちろん、あらゆるカルチャーに 影響を与え続けているのがわかります 円…
原題は「WATERLOO BRIDGE」( ウォータールー橋 ) ヴィヴィアン・リーが生前、出演作の中で 最も好きなのがこの「哀愁」だと語っていたそうです 一目惚れ、身分の差、秘密の過去、結ばれない結末、という王道メロドラマ シンプルにそれだけに徹している(笑…
原題は「UN CARNET DE BAL 」(プロムブック) プロムブックとは舞踏会で踊る男性の順番待ちを記したリスト ダンスプログラムのこと ストーリーはシンプルで 夫に先立たれた未亡人が20年前、16歳の時舞踏会でプロポーズされた 男性たちを探し会いにいくオム…
「お代は結構だから お嬢さんも一緒に唄ってください」 原題も「SOUS LES TOITS DE PARIS」 トーキー半分、サイレント半分トーキー初期の作品なので、このような音楽と無声が入り混じった スタイルになったのかと思いましたが 実は完全に計算しつくされてい…
原題は「MEET ME IN ST. LOUIS」 (セントルイスで会いましょう) 「オズの魔法使」から5年後、ジュディ・ガーランド22歳 ヴィンセント・ミネリの初監督作品にして出世作 ジュディはすでにこの頃神経症と薬物依存で 最初はしぶしぶ演技をしていたそうで、映…
原題も「WEST SIDE STORY」 BSプレミアム「年越し映画マラソン」ミュージカル特集で鑑賞 10代の頃民放の吹替(かなりカットされていたと思う)で見たきり 152分版はお初でございます まず序章の音楽が長すぎて笑った 何でココ、誰も突っ込こんでこない(笑)…
原題も「HEAVEN CAN WAIT 」 エルンスト・ルビッチ初のテクニカラー作品のファンタジー・コメディ 生涯女好きだった男が、閻魔大王に地獄の受付で 自分の人生を語って聞かせる話 セリフのやり取りがお洒落で(英語が理解できたらもっと面白いのだろう) ルビ…