2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

エド・ウッド(1994)

「他人の夢を撮ってどうなる?夢の為なら戦え」 「アメリカで最低の映画監督」と呼ばれたエド・ウッド しかし没後、深夜テレビ映画枠で繰り返し放送されたことにより カルト的な人気を得たそうです(いるよね、クソマニアって) タイトルもいいかげんな「原…

王様と私(1956)

「エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ」 原題も「THEKING AND I」 「王様と私」といえば、まず浮かび上がるのが ロジャース&ハマースタインの名曲の数々 映画を知らない人でも、挿入歌「シャル・ウィ・ダンス」は 周防正行監督の「Shallwe ダンス?」(1996)…

ゴールデン・リバー(2018)

またもや邦題の罠しかも予告から、キャッチコピーまで違う内容を想像させるもの配給元は映画ファンにケンカを売っているのか?は、とにかく(笑)原題は「TheSistersBrothers」(シスターズ兄弟)フランス人の監督が撮ると西部劇もこうなるのかただのアクシ…

ビバ!マリア(1965)

原題も「VIVAMARIA!」 これがフレンチウエスタン 美女と銃と爆弾、しかも歌って踊って革命達成(笑) ジャンヌ・モローとブリジット・バルドーの共演だけあって 製作者側の”できるだけ脱がせろ”の要求がミエミエで 無駄に”お色気シーン”が多く、正直ダレる部…

影の軍隊(1969)

原題も「L'ARMEE DES OMBRES」(影の軍隊) 第二次世界大戦勃発後に起きたレジスタンス運動を ドキュメンタリー・タッチに描いた ジャン・ピエール・メルヴィルの代表作 凱旋門をバックに、シャンゼリゼ通りを行進するナチスの行列 これはもうオープニングか…

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001)

ギャングものと言っても「ゴッド・ファザー」(1972)や 「アンタッチャブル」(1987)のようなマフィアものではなく 1846年と1863年のニューヨークにあるファイブ・ポインツ (現ニューヨーク市クイーンズ、ロング・アイランド・シティ)が舞台 アイルランド系…

マネーモンスター(2016)

「儲かっているときは黙っていただろ」ニューヨークの銀行に強盗に入ったものの、すでに金は持ち出された後ですぐさま警官隊とマスコミに囲まれてしまう人質をとって立て籠るものの唯一の望みはどうにか助かろうとするだけのマヌケなお人好しなのに民衆から…