ジミ・ヘンドリックス/ザ・スウィンギング60’s(2006)


 
 
ギターを燃やして壊す
ヤクでイッた時を曲で再現する
歯でメロディーを奏でる
そんな派手で過激なイメージのジミヘン。
 
でもそのほとんどは音楽関係者やマスコミによって
この作品を見る限りでは、作られたものだったのです。
 
ジミは音楽にしか興味がない、そんな青年。
天才的なテクニックに斬新なパフォーマンス。
なのにたった1ドルというタダ同然で契約したり
過酷きわまりないツアーを虐げられています。
 
大きなステージにも彼の才能を認めた
クラプトンやマッカートニーなどの
大物のコネがあってこそ立てる。
 
白人にとってのただの金づる・・
 
傍若無人な態度とは裏腹に
スターなジミは貧し生活のまま。
そして過密なスケジュールにどんどんと疲れていきます。
 
そんな彼が女性にひとときの癒しを
うっかり求めてしまうのも理解できます。
まさかそこが墓場になるとは知らずに。
天才の早すぎる謎の死。
 
なんとなくマイケル・ジャクソンが整形を繰り返した理由を
考えながら見てしまいました。
 
 

 
ジミは幸せだったのかな?
 

 
【解説】スカパー!MUSIC AIRより
27歳の若さで衝撃の死を遂げた伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの波乱万丈の人生を、貴重な映像と音源で辿るドキュメンタリー。