水戸黄門(1978)


 
「この紋所が目に入らぬか!」
 
 
勧善懲悪、お約束の展開ですよね、黄門様。笑
でもマンネリもここまでくれば偉大でしょう。
尊敬に値します。
 
そして水戸黄門ファンにとってはこの
里見浩太郎さんと大和田伸也さんの助さん格さん
なにより東野英治郎さんの黄門様がベストなんだそうです。
 
定番のニセ黄門様も登場。
ニセモノとはいえ、ハナ肇さん、植木等さん、谷啓さんと超豪華。
おまぬけな間の取り方なんて絶妙ですね。
 
そして定番の悪代官様にゴロツキども。
いかにも悪人顔でいいですねえ。
だけどドジで憎めない愛嬌のあるワルなんです。
 
ストリーも定番のお家騒動。
加賀百万石、嫡男の新之助を立てようとする城代、奥村作左衛門。
それに対抗し、娘の百合の方の産んだ松千代を後継ぎにしたい家老の村井主水。
奥村の娘である由美は領民を救ってもらうために
男装し光圀の隠居先である西山荘を目指します。
旅の途中、村井一派に襲われたところを助三郎、格之進、弥七に助けられ
由美の願いを聞いた光圀は加賀へと旅立ちます。
 
奥村役に三船敏郎さん。
全体的にはテレビのスペシャル版を見ている感じなんだけど
三船さんが出てくると急に映画になる不思議。笑
 
「控え、控えい!」に
「ははあ~」に
「カッ、カッ、カ」という黄門様の笑い声。
 
水戸黄門」と「忠臣蔵」の人気ってなんだろうって考えると
なんていうか定番の安心感をもらえるのかも知れませんね。

わかりやすくて、楽しく見れる時代劇。
♪人生楽ありゃ、苦もあるさ~・・・ 
だよね。
 

 
【解説】ウィキペディアより
水戸黄門』(みとこうもん)は、ナショナル劇場水戸黄門』の放送開始10年を記念して製作、劇場映画として1978年12月23日に公開された映画。同時上映は「トラック野郎 一番星北へ帰る」。配給は東映。併映作品の影響もあり配給収入は10億5000万円とまずまずの成績ではあったが、以降映画としてのシリーズ化はなかった。封切された当時は、水戸黄門 第9部が放送中であった。東映株式会社と俳優座映画放送の提携作品で、東京放送と、テレビ版水戸黄門の制作会社であるC.A.L.が、協力として名を連ねている。映画のタイトルは、テレビ版の縦書きの「水戸黄門」の字を横に並べ替え、かつ、白色であったものを、赤に着色したものを用いている。これは、上映当時のポスター(外部リンク参照)と同じものである。タイトルの背後には、金色に輝く三つ葉葵の御紋が据えられ、テーマ曲も、若干アレンジがかえられている。テーマ曲は、テレビ版と同じように、里見・大和田が歌って終わるものである。うっかり八兵衛の名前の部分が、八兵ヱとなっている。