華麗なるギャツビー(2012)

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原題は「THE GREAT GATSBY

1974年版は見ています

プロットは全く同じ

自分を裏切り金持ちの男と結婚した、かっての恋人を取り戻すため

苦労して金持ちになり再会したものの、再び裏切られてしまう

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ギャツビーはレッドフォードのイメージがあまりに強すぎる

しかもこんなヘンテコな演出をするなら

いっそのこと、現代版にするとか

無茶苦茶な超訳にしたほうがよかったと思います

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主人公の語りては、心療内科で治療を受けている

元証券マンのニック・キャラウェイトビー・マグワイア

大学時代は小説家を目指したものの挫折、大恐慌によって生活も崩壊

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そんな彼に医者は「何でもいいから何か文章を書きなさい」と提案します

そこでニックは、ジェイ・ギャツビーのことを思い出し

The Great Gatsby」という小説を書き始めるのです

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1920年代初頭、ニューヨーク郊外ロングアイランドのウェストエッグにある

小さな家に引っ越したニックは

毎夜豪華絢爛なパーティを開催する、隣の邸宅に住むカリスマ的大富豪

ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)に招待されます

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しかしギャツビーがニックに近付いた本当の理由は

ニックの従妹、デイジーキャリー・マリガン)に会うためでした

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ギャツビーが第一次大戦に出兵中、恋人だったデイジー

鉄道王の御曹司トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートンと結婚

しかしどうしてもデイジーを諦めきれなかったギャツビーは

5年の月日をかけ大金持ちになり

デイジーの家が見える対岸に豪邸を建てたのです

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男って、どうして過去を取り戻せると信じているんだろうな

そんなこと絶対不可能なのに、理解しようとさえしない

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大富豪になったギャッビーとの再会と、トムの浮気が重なって

ギャッビーを愛するようになったかのように見えたデイジー

だけど度重なるトムの挑発に、ついにギャッビーがキレてしまい

それを見たデイジーはトムのもとに帰る決意をします

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その帰り道デイジーは、トムの浮気相手の女性を車で撥ねてしまう

ギャッビーはデイジーを守るため罪を被り

トムに、ギャッビーと浮気していたとそそのかされた

女性の夫に殺されてしまうのです

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世の中のファム・ファタールってのは

現実でもだけど、女から見たら全く魅力的じゃない

なのにどうして男がそそのかされて、信じてしまうのか

ただ自分の不幸な身の上を語るのはうまい

そして純情男を見つけるテクニック

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でもギャッビーが不幸だったか、といえばそうじゃない

一時でも愛を取り戻し、彼女からの電話だと信じて死んだ

片思いに苦しんで生き続けるより、本望だと思う

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そうしてニックは「The Great Gatsby」を書き上げます

この時ギャッビーは、ニックを(病から)救った希望の星

救世主になったのです

 

【解説】allcinema より

ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督が「ロミオ&ジュリエット」でタッグを組んだレオナルド・ディカプリオを再び主演に迎え、F・スコット・フィッツジェラルドによるアメリカ文学を代表する名作を、豪華絢爛な3D映像で映画化したエンタテインメント大作。好景気に沸く狂騒の1920年代を舞台に、アメリカン・ドリームを体現するひとりの男が、ある目的のために全てを捧げる華麗にして空虚な人生の顛末を、ミステリアスかつゴージャスに描き出す。共演は「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイア、「17歳の肖像」のキャリー・マリガン
 証券会社に就職し、ニューヨーク郊外に移り住んだ青年ニック・キャラウェイ。隣は宮殿のような豪邸で、夜な夜な豪華なパーティが開かれていた。しかし、そんな騒乱の屋敷に住んでいるのはジェイ・ギャツビーという謎めいた男ひとりだけ。ある日、ニックのもとにもパーティの招待状が届く。招待客はギャツビーについて様々な噂をたてるが、誰も彼の素性はおろか、パーティを開く理由さえ知らなかった。そんな中、ついにギャツビー本人と対面したニック。やがて、ギャツビー自らが語る本当の生い立ちを聞かされるのだったが…。