原題も「The Tomorrow War」(明日の戦争)
パラマウント映画が新型コロナの影響で劇場公開を断念
amazonプライムに約2億ドルで売却され
(2021年7月の為替ルートでは日本円にして約221億4100万円)
2021年7月2日より配信スタート
それをプライム会員(年会費4900円)なら無料で見れるなんて
コロナの影響で儲かっているところは
いかに儲かっているかという証拠だよな
内容的にはかなり大味(笑)
よくある父娘の愛情と、父子のバディもの
クリーチャーのデザインもありきたり
過去のSFアクション映画をつぎはぎしただけのツッコミ系ですが
頭を空っぽにして楽しみたいときには向いている
火山ヲタクがある意味人類の救世主になったのは伏線が効いていたし
J・K・シモンズが、主人公のクリス・プラットより
鍛え過ぎていい身体しているという問題も楽しい(笑)
ここからネタバレ注意
2022年のクリスマス・パーティ
元軍人で生物学の教師ダン・フォレスター(クリス・プラット)は
愛娘とテレビでサッカーの試合を見ていると
そこに2051年から兵士たちがやって来て
「ホワイトスパイク」と呼ばれるエイリアンとの戦争で人類は絶滅の危機
未来を救うため協力して欲しいと訴えます
そこで世界中から兵士が集められ(どう見てもアメリカ人しかいないがな)
7日間で帰還するという条件で
「ジャンプリンク」と呼ばれるワームホールで未来に送られますが
生きて帰れる確立は30%未満
ダンにも召集令状が届きますが
(パラドックスを防ぐため、エイリアンとの戦争が始まる前に
事故や病気ですでに死亡している者が召集される)
ダンの妻は頑なに戦争に行かないでと頼みます
そこでダンは腕にはめられた転送装置を外すため
疎遠になっていた父親ジェームズ・フォレスター(J・K・シモンズ)に
会いに行きますが結局喧嘩してしまい、未来に送られることに
マイアミビーチの戦場に到着すると早速、司令官のフォレスター大佐から
近くの研究室から研究員を救う任務が言い渡されます
しかし研究員はすでに死亡、仲間の兵士も
チャーリー(元ジョージア工科大学の学科長で企業の開発部長)と
ドリアン(3度目の徴兵を迎えたベテラン兵士)を除いて全員殺されてしまいます
ドミニカ共和国で目を覚ましたダンは
研究室から持ち帰った貴重な研究材料をフォレスター大佐に届け
フォレスター大佐が成長した愛娘ミューリだと知ります
そうしてダンとミューリは協力してメスの「ホワイトスパイク」を捕獲し
「ホワイトスパイク」を殺す毒素を見つけることに成功
戦争を防ぐためには、毒素をまだ「ホワイトスパイク」が襲来していない
過去に持ち帰って大量生産すること
しかし捕獲したメスを求め、多くのオスの「ホワイトスパイク」が
基地に集合する中、ミューリはダンを送り返すため自ら犠牲になり
彼は毒素を持って2023年に戻りますが、ワームホールは破壊
ミューリを救うため再び未来に行くことが出来なくなってしまいます
そして「ホワイトスパイク」が2048年に到着しなかったとすれば
すでに地球上にいたのではないかという妻の推測で
(オマエが気付けよ)
「ホワイトスパイク」の爪に残った痕跡から
チャーリーと、生徒で火山ヲタクのマーティンに相談し
彼らは少なくとも946年の「ミレニアム噴火」前から存在し
ロシアのコムソモレツ島の科学アカデミー氷河から
地球温暖化による雪解けにより出現したと結論付けるのです
しかし国防省はロシア行きを許可してくれません
そこでダンは再び父ジェームズを訪ね、ジェームズの飛行機で
チャーリーとドリアン、何人かの生き残った兵士たちと
(いとも簡単に)ロシア入りをします
そして氷河の中から(いとも簡単に)墜落した宇宙船を発見するのです
(せめて衛星で熱探査するとか、あっただろ)
そして「ホワイトスパイク」はエイリアンではなく
エイリアンによって(異星の生物を根絶してクリアにするための)
武器用にバイオエンジニアリングされた生物の可能性が高いことがわかります
ダンは冬眠中の何匹かのホワイトスパイクに毒素を注入し殺しますが
その騒動でほかの「ホワイトスパイク」が目覚めてしまい
(末期癌の)ドリアンは、病気でより自分の望む死に方をしたいと
(かっちょええ)
ダンとジェームズとチャーリーを逃がし
C-4(軍用プラスチック爆弾←ミリタリーファン以外はいらない情報 笑)で
「ホワイトスパイク」もろとも宇宙船を爆破
しかし1匹のメスが逃げてしまい
ダンとジェームズはメスを追い、最後はまさかの素手で戦うという胸アツ(笑)
そしてメスの口に毒素をねじ込み(毒残っていたならもっと先に使えよ)
未来の戦争を未然に防ぐことに成功するのです
その時には父ジェームズとの確執も消えていました
ダンは今まで以上に、妻と娘を大切にすることを胸に誓い
父ジェームズを家に招待します
そしてミューリは初めて見るおじいちゃんを抱きしめるのでした
(父ジェームズの職業は、結局わからないまま 笑)
それでも新作で、これだけの大作をお茶の間でタダで見れるとは
これが本当の消費者(利用者)還元っていうもの(笑)
アマプラさん、ありがとう
【解説】ウィキペディアより
『トゥモロー・ウォー』(原題:The Tomorrow War)は、2021年配信のアメリカ合衆国のミリタリーSFアクション映画。クリス・マッケイ監督の、実写アクション監督デビュー作。デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー、デヴィッド・S・ゴイヤー、ジュールズ・デイリーとアダム・コルブレナー製作。ザック・ディーンとビル・ドゥビュークによる脚本。 本作にはクリス・プラット、イヴォンヌ・ストラホフスキー、ベティ・ギルピン、エドウィン・ホッジ、キース・パワーズ、マイク・ミッチェル、サム・リチャードソン、J・K・シモンズが出演する。なお、クリス・プラットは製作総指揮も務める。
本作は、パラマウント映画によって2020年12月25日に劇場公開される予定だったが、COVID-19の大流行により断念され、公開権はAmazonビデオに売却されて2021年7月2日に全世界でデジタル配信された。