少数特殊部隊の潜入作戦もの・・といったところでしょうか。
キース・マロリー(グレゴリー・ペック)は山登りと語学が得意というだけで
イキナリ第二次世界大戦での重要な任務に就かされるはめになります。
小舟でケーロス島へ向かい、絶壁をよじ登るシーンから始まる前半はとてもいい。
暗闇の中の濡れた断崖絶壁・・
幾度も海に落下しそうになり緊張感がみなぎりますね。
怪我をした仲間に、ドイツ軍に囚われたときのために嘘の情報を吹き込んでおいたり
仲間だと思い同情していた女スパイを射殺したりの非情さも
(言い方は悪いですが)面白かったですね。
ラストでエレベータが、なかなか爆弾のスイッチに触れないのも
ハラハラドキドキ・・
3時間近い長さでしたが、一難さってまた一難・・・
困難と危機の連続で見ごたえがありました。
後の007などのアクション映画に
大きな影響を与えているのでしょうね。
さすがにクラッシック感は感じるものの
キャストも豪華ですし
戦争映画の金字塔であることは間違いないでしょう。
【解説】allcinemaより