わたしのグランパ(2003)


 
 
筒井康隆氏の作品といえば、私的には「NHK少年ドラマシリーズ」なんですが.
この作品もそういう風でしたね、小中学生でも十分に楽しめる内容だと思います。
少し「昭和」っぽいですが。笑
 
中学生の珠子とその友人は学校で少しイジメられています。
でもピンチの時には、なにげにおじいちゃんがやって来て助けてくれる。
とにかく菅原文太さんがカッコいい。
とことんやさしく、とことん強い。
しかしその正義感のために、トラブルに巻き込まれてしまいます。
 
ぜひとも主人公と同世代の多くの若者に見ていただき
文太兄ィの素晴らしい魅力を知ってもらいたい。笑
浅野忠信もクールでヨカッタですね。
あんなマスターのいるお店なら常連になりたいです。笑
 
でももし菅原文太さんや高倉健さんの男性が、おじいちゃんやお父さんの女の子だったら
彼氏を作るのが難しくなってしまうような気がします。
誰がみても憧れてしまう・・
そんな魅力溢れる文太兄ィの「おじいちゃん」を堪能できる作品でした。
 

 
【解説】allcinemaより
久々の映画出演となる菅原文太を主演に迎え、刑務所から帰ってきた仁義を重んじる昔カタギな祖父と中学生の孫娘の交流をほのぼのとしたタッチで描いたドラマ。原作は筒井康隆の同名小説。監督は「橋のない川」「絵の中のぼくの村」の東陽一。共演はホリプロスカウトキャラバンから誕生した新人、石原さとみ
 中学一年の珠子は五代家の一人娘。今日は彼女にとって特別の日だった。祖父・謙三が刑務所を出所し13年ぶりに帰ってくる。やがて街に姿を現わした謙三をまるで長い旅から戻ってきたかのように、地元の商店街の人たちが暖かく迎える。謙三の存在は様々に影響を与えた。珠子へのいじめはなくなり、不良グループによる校内暴力も収まる。また、珠子の両親のギクシャクした関係も改善されていく。そんな中、謙三の社会復帰と時を同じくして珠子の家の前をヤクザがうろつくようになる。それは13年前の事件と関係していた…。