洋画・歴史劇/アドベンチャー

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)

原題は「Indiana Jones and the Dial of Destiny」 TOHOシネマズで初「MX4D」 鑑賞(チケット代+1,200円) 座席が動き、風が吹き、煙モコモコ、閃光がピカッ! 逆に映画に集中できない人もいるかも知れませんが(笑) 虫のシーンはかなりゾクゾク 気持ち悪…

ゲーム・オブ・スローンズ(2011~2019)

原題も「Game of Thrones (略称GOT)」 スローンズとは玉座(国家の君主”国王や皇帝”の椅子)のこと 原作はジョージ・R・R・マーティンの大ベストセラー小説「氷と炎の歌」 米国エミー賞の歴代最多受賞作品など、数々の記録を作り 熱狂的なファンを世界中…

クォ・ヴァディス(1951)

「よく生きるだけでは不十分 よく死なねば」 原題の「QUO VADIS 」とはラテン語で”どこに行くのか?”の意味で ローマを離れたペテロがイエスと出会った時に問いかけた言葉 ローマ史劇としては初のカラー作品で 「十戒」(1956)や「ベン・ハー」(1959)などの …

聖衣(1953)

原題は「THE ROBE」 (ローブ) ハリウッド初のシネマスコープ作品 (横縦比は2.35:1「聖衣」は2.55:1 ← 今更どうでもいいがな) として話題となり、アメリカだけでなく日本でも大ヒットしたそうです しかも監督はヘンリー・コスター 音楽はアルフレッド・ニ…

ユリシーズ(1954)

原題は「ULISSE」( 英題Ulysses ) 「トロイの木馬」の後日譜 原作はホメロスの叙事詩「オデュッセイア」 ギリシャ語がラテン語を経由し英語で「ユリシーズ」と呼ばれるようになり イギリスの作家チャールズ・ラムの子ども向けの再話 「ユリシーズの冒険」(…

女王陛下のお気に入り(2018)

イギリス王室ものなので(笑)間違いなく何かしら誰かしらアカデミー賞は受賞する(はず)の作品時は1708年跡継ぎがいなかったスペインを、血縁のフランス王が継承しようとしたのをイギリスが阻止しようとフランスと戦った「スペイン継承戦争」その戦争まっ…

ベル&セバスチャン 新たな旅立ち(2015)

2013年のフランス映画「ベル&セバスチャン」の続編日本では未公開ということで、知らない作品でしたがワンコ大好き家族が休日に見るのにもってこいの冒険活劇1945年9月、第二次世界大戦が終結アルプスの麓の村に住むセザール(チャッキー・カリョ様)は10歳…

華麗なる激情(1965)

「いつ出来る」「完成したら」原題はTheAgony and the Ecstasy(苦悩と歓喜)ベートーベンが主役みたいなタイトルですが(笑)システィーナ礼拝堂の天井画の制作過程を描くミケランジェロの伝記映画まず序盤にミケランジェロの作品を紹介してくれるので芸術の歴…

しあわせはどこにある(2014)

ベン・スティラーの「LIFE!ライフ」(2013)に似ていますねあちらが妄想ひとつでカメラマン探しの旅に出る記者ならばこちらは「幸せ探し」をする精神科医あちらがセンス抜群のVFXを駆使しているならこちらのほうはイラストがとても可愛い、幸せ追求ノー…

ロビンフッドの冒険(1938)

私にとっての「ロビン・フッド」の主役はケビン・コスナーかラッセル・クロウですが(笑)イメージ通りのロビン・フッドといえば、やはりこの映画恋あり、冒険あり、アクションあり鮮やかな色彩のカラーは、動く絵本この年でこれだけのものを作ってしまうとは…

アンナ・カレーニナ(2012)

まず、どの主演作でもそうですがキーラ・ナイトレイは色気がないもっとひどいのは、アンナの不倫相手であるブロンスキー役全く魅力的でないいくら美男美女でも、抱こうとか抱かれたいという気が全くおきません妻に不貞を働かれているカレーニンのジュード・…

ホビット 決戦のゆくえ(2014)

いきなりスマウグちゃんが大暴れ火を噴き人間の町を壊滅させてしまいますここらへんの描写は怪獣ファンにはたまらないでしょうだけど弓の達人バルドにあっという間にやられちゃってこの先の展開どうなるの?と思ったらスマウグちゃんがいなくなったことでト…

ホビット 竜に奪われた王国(2013)

「思いがけない冒険」が「スター・ウォーズ エピソード1」なら「竜に奪われた王国」は「帝国の逆襲」展開が子どもっぽいのは、原作が児童書ということなのでしょうビルボとゴラムとの対決なんて「なぞなぞ」でしたものね(笑)ドラゴンのスマウグに奪われた祖…

ホビット 思いがけない冒険(2012)

「ロード・オブ・ザ・リング」エピソード1という感じでしょうか「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」シリーズがこれだけファンに愛されているのに比べて映画の質としては決して劣らない「ロード・オブ・ザ・リング」のほうはあまり派手な人気がない…

マリー・アントワネット(2006)

なんとまあ乙女チックで可愛い映像でしょうこんなケーキ屋さんあったら女性客で繁盛間違いなしですこれは、動くガーリー系のファッション誌洋服から美術品、壁紙からインテリアこのしつこいまでの装飾のセンスは、好きな人は好きポップでフリフリでキラキラ…

タイタンの逆襲(2012)

前作同様、CGを見せる作品なのでしょう事実、IMAXなどで3D鑑賞した方からは立体的な映像はとても評判がいいようです(リーアム・ニーソンはこの作品でゴールデン・ラズベリー賞ノミネートされちゃったみたいだけど)物語はシンプルで、ペルセウスと息子と…

タイタンの戦い(2010)

これもたぶん、CG映像を楽しむだけの作品なのでしょうストリーは二の次なのでツッコミ系に近いだいたい、ゼウスが人間の王様に化けてお妃さまを寝取るというのはいかがなものでしょう(実際のギリシャ神話もそういう物語なのかな?)そして生まれたペルセ…

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010)

これは、東京ディズニーシーのロストリバーデルタとアラビアンコーストの間あたりに出来た新しいアトラクションの宣伝?とも、つい思ってしまうような(笑)そんな、(ちょっと残酷なシーンもあるものの)いかにもディズニー映画ですがエキゾチックな衣装や雰…

革命児サパタ(1952)

「暴力しか知らない男が、急に平和をもたらせるのか?」1999年、エリア・カザン監督がアカデミー賞の名誉賞を受賞した時のことを今でも強烈に覚えています数々の映画や演劇の名作の監督や演出の実績においての受賞だったのでしょうだけど、拍手もせず腕組を…

第九軍団のワシ(2010)

1954年に著された原作は長年愛され続けているベストセラーだそうです。紀元122年、第14代のローマ帝国皇帝ハドリアヌスが原住民のブリトン人の南下を防ぐためにイングランド北部とスコットランドとの境界線にハドリアヌスの長城を築いた時代の物語…

サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005)

クライブ・カッスラーの世界的ベストセラー「ダーク・ピット」シリーズの映画化ということ。私もフツーの主婦よりはたぶん本は読む方なのですけれど。全く存じあげませんでした。笑アドベンチャー&トレジャーハンター&環境&悪をやっつけるもの。ちょっと…

ロビン・フッド(2010)

「立ち上がれ何度でも、 羊が獅子となるまで」酷評が多いようですが、面白かったですね。長尺でしたが飽きることなく見れました。「グラディエーター」でもですが、スコット映画のラッセル・クロウは一段も二段もカッコイイですねえ。ロビン・フッドがこんな…

アレクサンドリア(2009)

「私が来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。 平和でなく、剣をもたらすために来たのだ」(マタイ書第10章第34節)4世紀末エジプト。上流階級である学問家系のお嬢様、ヒュパティアはたくさんの生徒をもつ哲学の教師でした。頭がよく、…

キングダム・オブ・ヘブン(2005)

「エルサレムにどれほどの価値がある?」「無だ。だが全てだ・・・」 フランス十字軍のエルサレムからの撤退を描いた歴史スペクタクル。 どこの国にも、私の近所にもいろいろな国籍や宗教の人が住んでいると思います。だからといってスーパーや郵便局で外国…

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011)

「一人は皆のために、皆は一人のために」 酷評も多いようですが、私は結構楽しめました。イケメン揃いでしたし。笑 本来のアレクサンドル・デュマの「三銃士」とはかなりかけ離れてしまってはいるのですが小学生でも楽しめるストレートで単純な内容なので分…

300 <スリーハンドレッド>(2007)

ずっとゲームの画面を見ているような映画でした。男の子ならこういう映画、きっと好きでしょうね。ただちょっと子どもには見せられない場面がありましたが。笑 食料も水も持たずにマント一枚で旅に出ての激しい戦闘。リアリティは全くありません。本当に漫…

キング・アーサー(2004)

「やっと殺すに足る男に出会えた」 世に知られる「アーサー王と円卓の騎士」物語は「王様の剣を抜く」程度の知識しかないのが幸いしたのか私はそれなりに楽しめました。黒沢明監督の「7人の侍」を、とってもハンサムでカッコよくして西洋版歴史劇にしたよ…

エル・シド(1961)

「神と国王とスペインのために」「神とエル・シドとスペインのために」 実在した中世スペインの英雄エル・シド。 異教徒の王の命を助けた(エル・シドと呼ばれるようになる)ロドリゴ(チャールトン・ヘストン)は反逆罪で告発され、婚約者シメン(ソフィア…

風とライオン (1976)

「砂漠の海賊」と呼ばれるリフ族の首長ライズリ(コネリー)はアメリカ人の未亡人・ペデカリス夫人(キャンディス・バーゲン)と2人の子供を誘拐します。身代金として、アメリカ政府から莫大な金と兵器を手に入れるためです。ルーズベルトは自らの再選のた…

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007)

エリザベス」の続編。「敵は、外にも中にも・・そして私の心にも。」 女として生きるのか。それとも国のためにわが身を捧げて生きるのか。 仕事か、結婚か?の選択を迫られる時は、一般の女性にもありますよね。それを両立できる相手とめぐり合えれば申し分…