プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010)




アラビアンコーストの間あたりに出来た
新しいアトラクションの宣伝?
とも、つい思ってしまうような(笑)

そんな、(ちょっと残酷なシーンもあるものの)
いかにもディズニー映画ですが
エキゾチックな衣装や雰囲気には
惹かれる人は惹かれると思います

貧しい少年が王の養子になり王子として立派に成長するが
陰謀により王殺しの冤罪をきせられてしまう
そして、密輸武器の疑いで捕虜となった
敵国のお姫様とともに悪と戦うのです

キーワードは時間を過去に戻せる砂なのですが
やはりCGばかりの映像は年齢的が理由なのか
どうも感情移入できない(笑)

完璧すぎで、人間らしさや抜け感がないのです
お転婆なお姫様が、たまにはドジっ子だったり
主人公にもひとつくらい欠点があってもいい
そのほうが、娯楽アドベンチャーとして
もっと楽しめる気がしますした

とはいえ、今の10代や、ゲーム好きな大人の方などは
これくらい人工的な映像のほうが好きかも知れませんね

とにかく、いつでもディズニー・リゾートに
アトラクションが出来たり
グッズが販売されてもいいような
そういう作品であります(笑)



【解説】allcinemaより 
ジェリー・ブラッカイマー製作で放つ古代ペルシャ舞台のアクション・アドベンチャー。父王殺しの濡れ衣を着せられた王子が、その真相を解く鍵となる“時間の砂”を求め繰り広げる未知の冒険を壮大なスケールでファンタジックに描き出す。主演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール。共演は「007/慰めの報酬」のジェマ・アータートン、オスカー俳優ベン・キングズレー。監督は「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェル
 史上空前の繁栄を極める古代ペルシャ。親のないスラムの少年ダスタンは、友人を救うための勇気ある行動が王の目に止まり、養子として王宮へ迎え入れられる。それから15年、第3王子として“ペルシャのライオン”と異名をとるほどの勇者に成長したダスタン。彼は兄や叔父ニザムと共に聖なる都アラムートを征服、ある1本の短剣を戦利品として手に入れる。しかし、父王に贈ったアラムートの法衣に毒が塗られていたことから王が絶命、暗殺の容疑者となってしまう。そんな中、捕虜の身に甘んじていたアラムートの姫タミーナが彼の逃走を助ける。実は彼女の目的はダスタンの短剣にあった。それは、時を戻し、過去を変え、世界をも支配する強大な力を得ることができる伝説の“時間の砂”を操る唯一無二の代物だったのだ。また彼女は、“時間の砂”を邪悪な者から守る一族継承の使命を担っていた。こうして、ペルシャ帝国軍と闇の暗殺者集団ハッサンシンに追われることとなったダスタンとタミーナは、父王殺しの真犯人と“時間の砂”を求め、過酷な冒険に旅立つのだが…。