三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011)


 
 
「一人は皆のために、皆は一人のために」
 
 
酷評も多いようですが、私は結構楽しめました。
イケメン揃いでしたし。笑
 
本来のアレクサンドル・デュマの「三銃士」とは
かなりかけ離れてしまってはいるのですが
小学生でも楽しめるストレートで単純な内容なので分かりやすい。
ファミリー向けな痛快なアクションでしょう。
 
自分の妻であるミラ・ジョヴォヴィッチを、三銃士よりも主役級の存在にした
アンダーソン監督の勇気には恐れ入りましたが。笑
でもカッコよかったですね、ミラ。
 
フランス国王ルイ13世を陥れ、イングランドとの戦争を目論む枢機卿
王妃がバッキンガム公と浮気しているように見せかけるために
王妃の首飾りを盗みバッキンガム公の宝物庫に収めようとします。
5日後の舞踏会でネックレスを身に着けなければ王妃は処刑されてしまいます。
首飾りを奪回するためにアトス、ポルトス、アラミス、ダルタニアンと
従者ブランシェはイングランドへと向かいます。
 
三銃士もカッコよかったですが、脇役がなかなかいい味だしています。
従者ブランシェがイイ、笑いを誘います。
マジで鳩のフンにやられちゃってるし!
 
王妃の侍女コンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルド が
めちゃくちゃ可愛いですね。
10代の男の子が見たら、恋しちゃうタイプ。たぶん。笑
 
枢機卿と敵対するアンヌ王妃も良かったです
お嬢様で世間知らずなお子様的な王妃なのですけれど、発言が的を得ていて。
首飾りを盗まれたことに気が付いた王妃が
枢機卿に詰め寄るシーンは印象的でした。
 
この時代に飛行船なんてありえないのですけれど
ド派手な戦闘は見ごたえバッチリ。
 
とてもわかりやすくて見やすい。
休日にお子さんと楽しむ作品としてオススメです。
 

 
【解説】allcinemaより
アレクサンドル・デュマの同名古典を「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が最新の3D映像技術で映画化したエンタテインメント・アクション・アドベンチャー大作。憧れの三銃士の仲間入りを果たした青年ダルタニアンが、王妃の首飾りを巡って、宿敵リシュリュー枢機卿や謎多き美女ミレディと繰り広げる熾烈な攻防の行方を描く。主人公ダルタニアン役に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン、共演にミラ・ジョヴォヴィッチオーランド・ブルームクリストフ・ヴァルツ
 17世紀のフランス。若くして王位を継いだルイ13世は、王妃アンヌに夢中で政治には無頓着。その隙に野心家のリシュリュー枢機卿が着々と実権を掌握しようとしていた。そんな中、三銃士に憧れる無鉄砲な青年ダルタニアンが田舎からパリへとやって来る。最初はそうとは知らずに三銃士相手に決闘を申し込むダルタニアンだったが、リシュリューと敵対する両者はほどなく和解、晴れて三銃士の仲間入りを果たす。その頃、正体不明の美女ミレディは、王妃と敵国イギリスのバッキンガム公爵が通じていると見せかけるべく、王妃の首飾りを盗み出しイギリスへと渡る。ダルタニアンは秘かに想いを寄せる王妃の侍女コンスタンスからそのことを知らされ、三銃士と共に首飾りの奪回へと旅立つ。