ロビン・フッド(2010)





「立ち上がれ何度でも、 羊が獅子となるまで」


酷評が多いようですが、面白かったですね。
長尺でしたが飽きることなく見れました。

グラディエーター」でもですが、スコット映画の
ラッセル・クロウは一段も二段もカッコイイですねえ。
ロビン・フッドがこんなにもおっさんでも許します。

ケビン・コスナー版は大昔見ているのですが
そちらはちょっとコメディもあったり
スタイリッシュな作品だった記憶があります。

こちらはそのシャーロッドの森に移り住む前の
ロビン・フッドになる前のロビン・ロングストライの頃のお話。

12世紀末、十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは
死んだリチャード王の王冠を持ち帰ろうとしていた
英国の騎士ロクスリーの暗殺に遭遇します。
家宝の剣を故郷の父親に持ち帰って欲しいと
瀕死のロクスリーに頼まれたロビン。

ノッティンガムを訪れたロビンは
ロクスリーの妻のマリオンと父親のウォルター領主に会います。
後継ぎがいなければ領土を奪われてしまう
領主に頼まれたロビンはマリオンの夫のふりをするようになります。
そして悪政による多大な税金のため
人々が貧しく蔑められた生活をしていることを知ります。

ヒロインのケイト・ブランシェット、気品がありますよね。
気高い女性がよく似合います。
最初はロビンのことを警戒していますが
彼の真面目さに、誠実さに、だんだんと惹かれていく・・
ゆっくりと熟成していく大人の恋がうまく描かれていました。

「優しく誘えよ」はもう最近ではナンバーワンの名セリフ。笑
胸キュンです。笑

そしてジョン王の独裁と、フランス軍の侵攻
二つの危機がイングランドを襲います。
戦闘シーンはさすがの壮麗さでしょう。

プライベートライアン」も、ツッコミどころもありましたが。笑
ラストもとってつけたような終わり方でしたけど
それでも充分楽しむことが出来ました。

「りんご」は出てきませんでしたね。笑



【解説】allcinemaより
 「グラディエーター」のリドリー・スコット監督が、再びラッセル・クロウを主演に迎え、伝説の義賊“ロビン・フッド”の物語を映画化したスペクタクル・アクション・アドベンチャーロビン・フッドが民衆のヒーローへと成長していく過程に焦点を当て、その等身大の人物像を史実とフィクションを巧みに織り交ぜたストーリーと迫力のアクションで描き出していく。共演はケイト・ブランシェットウィリアム・ハートマックス・フォン・シドー
 12世紀末。イングランド獅子心王リチャード1世率いる十字軍遠征隊に参加していた弓の名手、ロビン・ロングストライドフランス軍との戦闘でリチャード王が落命して間もなく、仲間と共に部隊を離れたロビンは、リチャード王の王冠を持ち帰る使命を帯びた騎士ロバート・ロクスリーが闇討ちされる現場に遭遇する。瀕死のロバートから剣をノッティンガム領主である父ウォルターに届けて欲しいと頼まれたロビンは、彼になりすましてイングランドへと帰還。さっそく、王冠をリチャード王の母に返すと、ロクスリーとの約束を果たすべくノッティンガムへ。そこで、義父ウォルターと共に夫の帰還を待ちわびていた美しい未亡人マリアンと出会ったロビン。彼は、跡継ぎ不在による領地の没収を恐れるウォルターから、そのままロバートとしてこの地に留まってほしいと頼まれる。一方、兄の死により新王となったジョンだったが、密かにフランスと通じていた腹心ゴドフリーの奸計により、民衆の反発を招き、内戦の危機を迎えてしまう。