「砂漠の海賊」と呼ばれるリフ族の首長ライズリ(コネリー)は
アメリカ人の未亡人・ペデカリス夫人(キャンディス・バーゲン)と
2人の子供を誘拐します。
身代金として、アメリカ政府から莫大な金と兵器を手に入れるためです。
ルーズベルトは自らの再選のため、この事件を利用しようとたくらみます。
そして大西洋艦隊をモロッコに派遣すると宣言するのです。
「貴君は風のごとし、わたしはライオンのごとし。
貴君は砂嵐を起こし、大地を枯らした。
わたしのあらがう声は貴君に届かず。
私はライオンのごとく縄張りにとどまり
貴君は風のごとく、とどまる地を知らず。」