Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007)

 

 
 
面白かったですね。
大笑いするというようなコメディではないけれど
思わずクスッとしてしまう。
結構私の笑いのツボに入ってしまいました。
 
特にこのエア・オペラのシーンが最高!
もうっ!凄すぎる!天才っ!!
 
くじ引きで当選した「南フランスの旅」と「ビデオカメラ」。
ロンドンからカンヌに向かう列車で出会ったロシアの映画監督に
ビーンは自分の姿をビデオ撮影してと頼みます。
その間に列車は出発し、監督とその息子ステパンは離ればなれに。
ビーンとステバンはふたり、カンヌを目指すことになります。
 
失敗をあれこれ悪知恵を働かせて
乗り越えようとするビーン
その思いつきそうで思いつかない
誰もがやりそうでやらない、そんな行動が可笑しい。
 
言葉の通じないロシア人の少年と
フランス人の女優、サビーヌとの出会い。
ビーンは「ウィ」「ノン」「グラシアス」の3語だけで
乗りきって行きます。笑
 
ビーンと道中を共にするサビーヌ(エマ・ドゥ・コーヌ)が
とても可愛い、ほんっとフランス女性って綺麗な人が多いです。
 
カンヌで上映された映画で
彼女の出演シーンがカットされていたのを知ったビーン
自分のビデオカメラで撮影した映像をスクリーンに映し出します。
それが巨匠クレイ監督(ウィレム・デフォー)の
ゲージツ的なナルシスト映画のナレーションと
妙にピッタリあってしまうのです。
 
ステバンも無事に父親と再会し
クレイ監督の映画は大喝采
ビーンも無事に目的地の海に到着できます。
 
階段を降りるように、ビーンが海に向かうシーンは最高のフィナーレ。
みんなが幸せになる、とても素敵なハッピーエンドでした。
 

 
【解説】allcinemaより
イギリスの人気TVキャラクター“ミスター・ビーン”のトンデモ珍道中を描く劇場版第2弾となる爆笑コメディ。奇妙奇天烈な挙動の変なおじさんが、今度はカンヌで人々を混乱に巻き込み大騒動を繰り広げていく。主演は「ジョニー・イングリッシュ」「ラブ・アクチュアリー」のローワン・アトキンソン
 ビーンはある日、教会のくじ引きで、南フランスでの一週間の休暇&ビデオカメラという一等賞を当てた。その期間はちょうど滞在先のカンヌで映画祭が開催されているとあって早速ビデオカメラを手にロンドンからフランスへ向かうビーン。そして列車での道中、同じくカンヌに向かっていたエミールというロシアの映画監督と出会う。しかし、ビーンのせいでエミールとその息子ステパンを離ればなれにさせてしまう事態に。さらに、路頭に迷ったビーンは、一緒にいたステパンともはぐれてしまい…。