秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男(2011)

 
 
世界一の映画大国とも言えるインドですが
インド映画はほとんどといっていいほど見ていません。
 
インド映画って、アクションあり、ラブロマンスあり、親子愛や友情があり
歌に踊りと、まるでテーマパークのような夢と魔法の世界の気がします。
 
そしてなんといっても、女優さんがとてつもなく綺麗ですね。
美人で色っぽくてスタイルがよくって
エキゾチックな魅力に溢れている。
素顔でも濃く描いたようなアイライン
あの目ヂカラは羨ましい限りです。笑
私が男性だったら心を吸い込まれてしまうでしょう。
 
ウルミとは、インドのカラリパヤットという伝統武術で使用する
鞭のように長くてしなやかな剣のこと。
 
のんびり暮らしていたふたりの青年のもとに
先祖が所有していた土地を高額で売却してくれと鉱山会社がやってきます。
大金が入ると売る気満々
現在はNGOが学校を運営しているその土地にふたりは出かけます。
そこで学校運営をしていた女性は超美人。
イキナリちょっと売る気が緩んでしまう青年。笑
そしてその土地で暮らす男から
香辛料の貿易の利権をめぐって、バスコ・ダ・ガマと戦った
誇り高い戦士コットバルとその息子ケルーの物語を聞くことになります。
 
インドを発見した人物として知られるポルトガルバスコ・ダ・ガマ
しかしインド人にとっては侵略者。
各地に絞首台を設置し、見せしめのために反抗する人々を虐殺します。
 
日本でもかってはアイヌ民族琉球民族
同じように辛い目にあったのかも知れないなと
そんなことを思ってしまいました。
 
しかしこの作品は、侵略の酷さだけでなく生命力にも溢れていました。
武力では決してかなわないと百も承知のポルトガル勢。
だけれどケールは父親の仇をとるために
植民地支配に反抗するために
同志を募り、戦いを企てるのです。
 
大軍にかなわなくてもいい、だけれど決してただでは死なない。
意志は必ず未来に繋いでいく・・

戦士の物語でありましたが、女性のほうがやはり魅力的すぎました。
意志が強くて、芯があって、絶対譲らない。
それでいてセクシー。
 
どんなに気の強い女でも、しっかり受け止めて守る・・
それがインド男性の男らしさの象徴なのかも知れませんね。