レジェンド/光と闇の伝説(1985)

クリーチャーマニアなら心ときめく超一流どころ


主演は「トップガン」でブレイクする前の年のトム・クルーズ、23歳

ロン毛、M字開脚、バク転に、涙ウルルンが初々しい(笑)

そのトムクルより目立っていたのが妖精役の
ブリキの太鼓」(1979)の子役ダーヴィット・ベネント
子どもらしからぬ冷淡さで、アンソニー・ホプキンスに似ている(笑)
今でも映画のわき役や、テレビムービーには主演しているそうです



映像はリドリー・スコットのこだわりが感じられ、幻想的で壮大な美しさ
だけどストーリーがありきたりのラビリンスもので、イマイチなうえ
ヒロインの王女が、初っ端からクズ
いちいち、イライラします(笑)



森に住むジャックは、森に散歩に来る王女リリーが大好き
だから2頭のユニコーンの姿を、秘密だよとリリーに見せます
だけど決して人間が触れてはいけないユニコーン
リリーはジャックの忠告を無視して触れてしまいます


それを責めるジャックに、リリーはキスをし

指輪を池に投げ、取ってきたら結婚するという



その間に闇の魔王からユニコーンの角を取ってこいと命令されていた
小悪魔ブリックスは1頭のユニコーンの角を切り落とし
ユニコーンは死んでしまい、一瞬で世界は雪と氷で覆われてしまいます


世界をもとに戻すのには、ユニコーンの角を取り返さなければなりません

ジャックとガンプ、ブラウン・トム、スクルーボールの妖精たちは
魔王の住む城に向うのです



リリーは魔王から「妃になれ」と求婚されていました
ダンスしながら黒姫に変身して、魔王がリリーにポエムを語るのは
美女と野獣(2017)にも負けないミュージカルシーン
だけど魔王、そのポエムで自分は「日光を浴びると死ぬ」
カミングアウト(笑)


ジャックは厨房にある大きな皿を集め

太陽光線を反射して魔界に運び入れようと準備するのです



どうやってジャックとリリーが知り合ったのか
魔王はリリーのどこがよくて求婚したのか
それぞれの人物の背景がきちんと描かれていないうえ、情緒不安定で
いくらクリーチャーが良くても、まず感情移入ができない


しかも下記のwikiの解説によるといろいろあったようで(笑)

以後リドリー・スコットはファンタジー映画は一切撮らず
トムクルもファンタジー映画には一切主演していないそうです

ふたりにとっても闇のレジェンド(笑)

一方のロブ・ボッティン と スタン・フィストンには
「お疲れ様でした」と言いたいです(笑)



【解説】ウィキペディアより
『エイリアン』『ブレードランナー』で高い評価を受け、注目を浴びたリドリー・スコット監督によるファンタジー作品。監督自ら手がけた舞台美術と、一級の特殊メイクで作り上げられたクリーチャーたち。若手俳優として人気急上昇中だったトム・クルーズや、本作がデビュー作となったミア・サラの起用など、ハリウッド映画としての話題性は高かった。しかし映画そのものは単調で盛り上がりに欠けるストーリー展開と演出が目立ち、低い評価と興行的失敗に終わる。本作の失敗により、リドリー・スコットは暫く雇われ監督の身となったことでも知られる。
劇場公開時には2種類のバージョンがあり、1つは当初の予定通りにジェリー・ゴールドスミスによる格調高い音楽が付けられた「国際版」。そしてもう1つはタンジェリン・ドリームによるロック音楽が付けられた「アメリカ公開版」である。後者は「若者向けにアピールした方が良い」と、当時のユニヴァーサル会長だったシドニー・シャインバーグの直言を受け入れたもので、何も知らされずに音楽を差し替えられたゴールドスミスはこれに激怒。『エイリアン』でもリドリー・スコットによって勝手に曲を差し替えられた経緯もあり、以後ゴールドスミスはスコットと組まなくなる。後にスコットが業界紙「ヴァラエティ」1面を買い取ってゴールドスミスに謝罪広告を出すまでに至ったが、ゴールドスミスは「何で許さなくてはならないのだ」と反論広告を出し、決裂したままとなる。この事件は、映像面でのセンスには定評があるものの、音楽面でのトラブルが絶えないリドリー・スコットらしいものと言える。(なお、アメリカ公開版の主題歌としてブライアン・フェリーが歌った『IsYour Love StrongEnough?』は、後にハウ・トゥ・デストロイ・エンジェルスによってカヴァーされたバージョンが『ドラゴン・タトゥーの女』の主題歌として使用された)
もともと劇場公開前のオリジナルフィルムは約140分という長編だったが、製作サイドの思惑で大幅にカットされ、「国際版」では94分に、「アメリカ公開版」では89分に再編集された。尚、本作は後に114分の「ディレクターズ・カット版」としてアメリカでDVDリリースされている。
上記のとおり不遇な経緯のある本作だが、一方で、ロブ・ボーティンの特殊メイクによるクリーチャーの評価は高く(アカデミー賞メイクアップ賞ノミネート)、ティム・カリーが演じた闇の王ロード・オブ・ダークネスは米Yahoo!ムービーの「偉大な映画のクリーチャー20」にも選ばれ、現在でも関連商品がリリースされるなど人気が高い。