歌うたい (2025)

原題は「The Singers

原作は1850年に発表されたイワン・ツルゲーネフの短編小説「歌うたい」

 

酒場に集まった男たち、それぞれの人生を投影するような

名曲が次々歌い上げられ

すべての歌唱シーンは口パクなしのライブ録音ということで

単なるミュージックビデオではないドラマ感があります

なかなか渋いカメラですし、わずか18分という短編映画なので

音楽に興味のないかたにもおススメできます(笑)

孤独な男たちが集まる場末の小さなバー

建設作業員風の男(ウィル・ハリントン)が

他の客にビールを奢ってくれとせがみますが誰も耳を傾けません

そこでハリントンは俺は歌が上手い

奢ってくれたら歌を披露すると言うと

呆れたバーテンダー(マイク・ヤング)は

そこにいる爺さん(クリス・スミザー)は昔は凄かったと

歌合戦で一番歌の上手い奴に賞金100ドルとビール1本を奢るといいます

マイク・ヤングの「アンチェインド・メロディ」 を皮切りに

クリス・スミザーが「朝日のあたる家」

ウィル・ハリントンがピアノの伴奏をはじめ

「イット・ハーツ・ミー・トゥー」を歌い

ジュダ・ケリー が(トイレで)「ハレルヤ」を熱唱すると

もう100ドルとビール1本なんてどうでもいい

感動的な歌声に何人かの客は涙を流し、皆で抱擁しあったとき

 

ひとりの男(マット・コルコラン)が前に出てきて

突然予想外の(オペラ「道化師」から)「衣装をつけろ」を披露(笑)

歌合戦は続いたのでした

マイク・ヤング:地下鉄で撮影した動画が拡散し監督の目に留まった歌手

クリス・スミザー: フォーク・ブルースのレジェンド

ジュダ・ケリー: オーストラリア出身のシンガーソングライター

ウィル・ハリントン: 路上演奏で知られるピアニスト

マット・コルコラン:アメリカのオペラ歌手(テノール)、声優

 

 

【解説】Netflixより

酒場で不意に始まった、100ドルとビール1本を賭けたのど自慢。それはやがて、互いの心がつながり合う温かな時間にかわっていき…

アカデミー賞ノミネートされた短編映画。

2025年製作/18分/アメリカ
原題または英題:The Singers
配信:Netflix