限りなき追跡(1953)




この作品は3D映画として制作されたそうです。
子どもの頃学習雑誌の付録についてきたような
あの赤と緑のペラペラしたレンズで見るやつですね。笑

そんな立体的な映像作りのほうがメインになってしまったのか
ストリーのほうはあまり記憶に残りませんでした。
実際に映像のほうは冒頭の馬車が走るシーンから迫力があり
グランドキャニオンの風景も広大で見ごたえあります。
テンポもいいですね。

そして驚くべきことに、字幕なしで
スパニッシュで会話するシーンがいくつかあるのですけれど
映像だけで内容がなんとなく想像できるのです。
ウォルシュ監督はサイレント映画時代から活躍しているというだけあって
映像だけで魅せる力量に長けているのでしょう。

感心してしまうシーンは結構あったけれど
盛り上がりは何もなく終わってしまった・・笑
本物のワルが登場しなかったせいかも知れません。



【解説】NHKオンラインより
南北戦争に参加していたベンは、長い戦いが終わり、テキサスからやって来る婚約者ジェニーを途中まで出迎える。だが、2人が乗った駅馬車がスレイトン率いる強盗団に襲われ、ベンは重傷、ジェニーは彼らに連れ去られてしまう。やがて、一命をとりとめたベンは、スレイトンと衝突して強盗団から外されたジェスや、強盗団に妹を殺された先住民ジョハシュらと協力し、逃げるスレイトンを追い詰めていく。