マッドマックス2(1981)




この拳銃が2発しか撃てないのよ。
弾を補充している時間のほうが長くて
その間に暴走族にやられやしないかと
ハラハラのドキドキ。笑

自分が昔見て面白かった映画は、今の10代が見ても面白いのか?
映画好きな大人の自由研究、夏休み企画第2段でございます。
マッド・マックスファンの間では2が一番人気ということ。
我が家でもファーストは途中リタイアしてしまいましたが
こちらは最後まで楽しんで鑑賞することができました。

前作同様、残虐なシーンも多いのですけれど
ちょっと笑えるコミカルな部分もあって
いかにも中学生男子がハマりそうな展開。

そしてマッド・マックス2といったら
なんといってもこの荒廃した世界観。
奇怪な乗り物、要塞、ガラクタを寄せ集めた生活。

キャラも立っています、個性的で奇抜な衣装。
ヒューマンガス君はハードゲイで仮面のコスチュームに
じいさんかよ?というくらいの髪の量の少なさ。
(クラスにヒューマンガス君のモノマネする男子はいなかった?笑)

目立ちすぎのモヒカン刈りでホモ男のウェズ君
私にとって男性のオケツで思い浮かべるといったら、このウェズ君と
ヴァン・ヘイレンのデヴィット・リー・ロス君であります。

飛行機乗りのジャイロ・キャプテン君も
ブーメランの男の子も、それぞれの登場人物に存在感があります。

そして前作同様カッコイイメルギブ様、2でも痺れさせてくれます。
だからって少年諸君、マックスに憧れてドックフードなどは食べないように。笑

バイオレンス映画としては珍しく
LA批評家賞を獲得しているさすがの名作。
暴力と荒廃の叙情詩といっていいでしょう。

ちなみに続編の3のサンダードームも確かに見たのだけど
なぜかそちらはほとんど記憶に残っていないのよね。

覚えているのはティナ・ターナーが出ていたことと
マックスの相棒が犬からサルなっていたような・・



【解説】allcinemaより
前作よりさらに数年後、石油危機を迎え荒廃した世界。凶悪な暴走族と戦いながら荒野の中で生活を続ける一団に救われたマックスは用心棒として彼らに協力する。カー・チェイスを中心としたスタント・シーンはますます過激となりアクション映画としての充実度は高いが、この作品で特筆すべきなのはその異様な世界観である。改造バイクにまたがったモヒカン刈りの暴走族や、所々に機械が取り入れられた住居等、荒廃した近未来をリアルに描き出した独特の作品世界は、後の同趣向作品群(特にイタリア製)で幾度も真似される事