2015-01-01から1年間の記事一覧

アンチクライスト(2009)

苦痛系変態映画 こんな変態でなくて良かったと思います (どんな変態ならいいのでしょうか 笑) 難解な作品でした これを読み解いていきましょう タイトルの「アンチクライスト」とは キリストに反するもの(悪魔のこと) anti christの最後のtが♀になって…

アントキノイノチ(2011)

遺品整理をするという職場で知り合った男女。ふたりはナイーブで、それぞれ辛い過去があり、心に傷を持っています。似た者同士、通じ合うものがあるのでしょう。やがて惹かれあっていきます。ストリーは全く違うはずなのですが雰囲気は「余命1ヶ月の花嫁」…

八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991)

ストレートな反核作品。だだし映画としての出来はそれほどいいものではないでしょう。でも、日本はアメリカに原爆を落とされたのだけど日本も真珠湾攻撃をしたんだな・・・戦争はどこの国にも同じ哀しみを残すということをアメリカ人の青年を登場させたこと…

鴛鴦(おしどり)歌合戦(1939)

「ほーれほれほれ、この茶碗~」このメロディが頭から離れません。笑お正月映画用として撮影されたオペレッタ時代劇。アメリカやドイツのシネオペレッタの影響をうけて作られたそうですが出来では「会議が躍る」にも決して引けは取らない。傘屋の娘のお春は…

刑事コロンボ/死者のメッセージ(1977)

シリーズ41作目暗闇の金庫内のダイイングメッセージ。犯人役のルース・ゴードンがチャーミングファッションもいい。【解説】allcinemaよりミステリー界の女王アビゲール(R・ゴードン)の姪が、ヨットの事故で死亡した。アビゲールは、同乗していた姪の婚…

刑事コロンボ/殺しの序曲(1977)

シリーズ40作目金貨の謎ジェイミー・リー・カーティスがドーナツシーンで登場端役のウェイトレスだけれど存在感あり。【解説】allcinemaより知能指数の上位2パーセントが入会条件の社交クラブ、シグマ会の会合で、突如銃声が鳴り響いた。メンバーが駈けつ…

地球が静止する日(2008)

人類を消し去れば地球は滅びないその発想はなかなか説得力があります。でも結局、現代のノアの箱舟・・にはならなかった物語。それにしても、何がこの作品をつまらなくしているのでしょう?展開が突飛でどのシーンも内容が詰め切れていない。これは脱力して…

グース(1996)

この作品は過去に「アニマルプラネット」という 動物専門的なチャンネルで作成されたものを 「世界まる見え」か?なにかのテレビのバラエティーで見て 感動してしまい映画でも鑑賞してしまいました。 再見してもやはり良かったですね。 グースもヒロインも可…

サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005)

クライブ・カッスラーの世界的ベストセラー「ダーク・ピット」シリーズの映画化ということ。私もフツーの主婦よりはたぶん本は読む方なのですけれど。全く存じあげませんでした。笑アドベンチャー&トレジャーハンター&環境&悪をやっつけるもの。ちょっと…

スナッチ(2000)

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」は好きな作品。 展開はよく似ていますね。 こちらもスタイリッシュでテンポがよく、それなりに楽しめました。 盗んだ巨大なダイヤを売りさばこうという話と 裏ボクシングの八百長試合が絡んだ騒動。 登…

アメリカン・スナイパー(2014)

イラク出征ものとしては「ハート・ロッカー」のほうが 私の性にはあっています。 ただこちらの作品では主人公、クリス・カイルを演じた ブラッドリー・クーパーがとても良かった。 ただ自分の信じる正義を貫く、そんな男。 幼いころから父親によって銃を与え…

奇跡(2011)

私の知人でも離婚した人が離婚した理由によく言うのは「子どもの前で喧嘩ばかりして、子どもに悲しい思いをさせるから」むかついたり怒ったりする程度というのは人によって違うでしょうが女性ってイライラしやすいですものね。どうにかならないものでしょう…

彼女が水着にきがえたら(1989)

「彼女が水着に着替えたら」なんとなく好いタイトルですよね。何か楽しいことがありそう、ワクワク感があります。全編に流れるサザン・オールスターズの80年代のヒット曲。時代はボディコンに紺ブレ。笑肩パット入りのスーツにミニスカートにハイレグの水…

肉弾(1968)

まさか戦争をコメディにしてしまうとは。今でいうと自虐ネタ、とてもシュールです。このセンスは凄い、現在ならありえない。ある二等兵の「あいつ」はあまりの空腹のため人間から、食べた食物を吐いてはまた飲み込む牛になりさらには上官の命令で豚(裸)に…

黒い雨(1989)

井伏鱒二氏による高名な小説「黒い雨」と同氏の短編「遥拝隊長」のふたつの物語をもとにしたモノクロ作品。原爆投下直後の広島の光景はまるで地獄絵図のようでした。黒こげで横たわる大量の死体。皮膚が焼けただれぶらさがっている被爆者。目と鼻と口の位置…

日本のいちばん長い日(1967)

「あと、2000万!後2000万特攻に出せば必ず勝てます!あと、2000万! 日本男子半分を特攻に出す覚悟で戦えば! 必ず!必ず!」すごい映画でした。息をつく暇もないくらい2時間40分という長尺な作品でしたがラストまで飽きることなく見れました。1945年7…

エイリアン2(1986)

「ターミネーター」でカイル役だったマイケル・ビーンが出演しているのよね、うふふ。主役を張るような存在感の強い俳優さんではないけれどこの作品のヒックス伍長でも、どこか人間味を感じるキャラがいいです。アンドロイドのビショップもヨカッタけど。自…

エイリアン(1979)

SF映画だけれどファンタジーではない。アドベンチャーでもない。これはホラー。この作品を見た時は本当にびっくりしました。エイリアンがものすごく怖いだけではないストリーの構成もしっかりとしています。自分が昔見て面白かった映画は今の10代が見て…

ボディガード(1992)

サントラの売り上げでは史上最高の1700万枚も売れたという「ボディ・ガード」私も買いました。笑自分が昔見て面白かった映画は今の10代が見ても面白いのか?第5段はアメリカの女性アーティストで史上4番目に売れているという歌姫ホイットニー・ヒュー…

トゥルーライズ(1994)

これってキャメロン監督だったんですね。どうりで莫大な製作費をかけたわけだわ。笑自分が昔見て面白かった映画は今の10代が見ても面白いのか?第4段はアクションスターの大御所アーノルド・シュワルツェネッガーの主演作のなかから「トゥルーライズ」を…

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984)

私の大人の夏休みの自由研究。 自分が昔見て面白かった映画は 今の10代が見ても面白いのか? 第3段はみんな大好きインディ・ジョーンズ。 1作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」も大好き。 でも楽しい、笑えるといったら こちらの「魔宮の伝説」…

マッドマックス2(1981)

この拳銃が2発しか撃てないのよ。弾を補充している時間のほうが長くてその間に暴走族にやられやしないかとハラハラのドキドキ。笑自分が昔見て面白かった映画は、今の10代が見ても面白いのか?映画好きな大人の自由研究、夏休み企画第2段でございます。…

マッドマックス(1979)

私は洋画でも邦画でも古い作品が結構好き。でも自分が10代の頃見て面白かった映画は今の10代が見ても面白いのかしら?そんな疑問に駆られた夏休み検証企画。(夏休みももうすぐ終わるけどな。笑)1作目はマッドマックスでございます。4作目の最新作は…

限りなき追跡(1953)

この作品は3D映画として制作されたそうです。子どもの頃学習雑誌の付録についてきたようなあの赤と緑のペラペラしたレンズで見るやつですね。笑そんな立体的な映像作りのほうがメインになってしまったのかストリーのほうはあまり記憶に残りませんでした。…

河内山宗俊(1936)

三本しか現存していないという山中貞雄監督作品のなかのひとつ。三本しかない作品のなかでは一番評価が低いようですが。笑それでも物語がはじまってすぐ、名作の香りがプンプンとします。甘酒屋を営む娘、お浪。彼女はやくざの世界に足を踏み入れている弟の…

父と暮せば(2004)

「あんときの広島は死ぬるのが自然で、生き残るのが不自然なことやったんじゃ」井上ひさしさんの舞台劇ということですが映画のほうも舞台のお芝居をみているような感じですね。ヒロインの宮沢りえさんは、どんな役柄でもどこか痛々しくて見るのが辛い女優さ…

座頭市(2003)

武さんの座頭市。 勝新さんに比べてしまうと 確かに殺陣の演技不足に迫力不足は隠しきれませんが ちょっとおちゃめな市キャラはそれなりに好感が持てました。 解りやすく、見やすく、ちょっとギャクあり。 不覚にも超悪人役の岸部一徳さんの変顔には吹き出し…

イヴ・サンローラン (2010)

「名声とは幸福の輝かしき葬列」実生活で恋人でもあり、仕事上のパートナーでもあったピエール・ベルジェ氏の語り口によるドキュメンタリー。イヴ・サンローラン、本名なのですね。姓名判断ではないですけれど生れたときに与えられた名前はその人の人生に大…

サンダーボルト(1974)

「またやれば良いじゃないか、俺達で」途中で以前に見ていたことを思い出しオチに気が付いてしまったのが残念。でも面白かったですね。アメリカンニューシネマ風なのですがおちゃめでハチャメチャでマヌケ。のんびりしたクライムアクション。サンダーボルト…

風にそよぐ草(2009)

「猫になれば、猫の餌が食べられるの?」これは夢なのか、それとも現実なのでしょうか。男性の妄想のようでもあり複雑な女心のように掴めないとても難解な作品でした。フランスの巨匠アラン・レネが89歳にして送り出したたそがれた大人のラブストーリー。た…