お気に入りムービー

スタンドアップ(2005)

1988年に行なわれた世界初の セクシャルハラスメント訴訟に基づいた実話ということ 初めてのセクハラ訴訟が意外と最近のことだとは驚きです そして、このような作品を見ると トランプ氏のような過激な発言をする男性が なぜアメリカでは支持をされるのか 少…

タクシードライバー(1976)

「ジョディの為にやった」 (レーガン元アメリカ大統領狙撃事件での犯人の言葉) 異様な魅力に溢れた作品 映像、音楽、構成、素晴らしいですし デ・ニーロのカリスマには圧倒させられます 真面目で、変態で、ストーカーで、アダルト・チルドレン そして正義…

ゴッドファーザーPART II(1974)

2代目ゴットファーザーとなったマイケルのその後と 父親であるビトーの若かりし日の姿が交差します 現代と過去をリンクする構成は今ではよくありますが 当時は革新的だったのではないでしょうか それは、ビトーの人間としての温かさと 身内にまで対するマイ…

ゴッドファーザー(1972)

もちろん「お気に入り」(笑)これは、私がムービーファンになるきっかけになった作品のひとつでもあります初めて見たのは、確か中学生くらいでテレビの吹き替え版でした記念すべき、最初のロバート・デュヴァル様萌えだったのではないでしょうか(笑)私の勝手…

ヒトラーの忘れ物(2016)

シネスイッチ銀座にて鑑賞「忘れもの」なんていう可愛らしいタイトルのものではありませんでした東京国際映画祭公開時の「地雷と少年兵」という邦題のほうが、しっくりきます終戦直後のデンマークで捕虜となったドイツの少年兵たち年の頃は15歳くらいで、私…

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935)

今年からは、もう少し劇場でも映画を見るぞ!と誓い早稲田松竹にて鑑賞我ながらお正月映画に選ぶには、素晴らしいチョイス(笑)数年前にもBSプレミアムで見ていますが劇場とおうちのテレビでは、やはり見る集中力は違いますこのキャラ設定、人物描写、唸るし…

今の気分で映画80選!(勝手にジャンル別邦画編)

新年明けましておめでとうございます♪今年も皆様にとって素敵な1年でありますように!新年早々ブログか!という感じですが(笑)(だってテレビがつまんないんだもん)一応、大掃除も昨年内に済ませましたしなんちゃっておせちも、作りましたから!(自分で自分…

今の気分で映画100選!(勝手にジャンル別洋画編)

2016年もついに終わり!1年の締めくくりに、思いつくまま初めてのマイベスト100を選んでみました1位から100位をランキングするのはなかなか難しいのでジャンル別にマイベスト5と番外編を選んでみました気が付いたら「ローマの休日」も「アラビアのロレンス…

ターミネーター(1984)

ジェームズ・キャメロンのメジャーでの監督デビューでは2作目シュワルツェネッガーも知名度こそあったもののその訛りのせいで当時は仕事がほとんどなかったとかシリーズも公開時はこちらの1作目よりも「タミネーター2」からヒットしたそうです今見ると、低…

シング・ストリート 未来へのうた(2015)

早稲田松竹にて鑑賞よかったです「あの頃ペニーレインと」にも感じたようなこの甘酸っぱい感じペニーレインが60年代後半から70年代正統派ロック系ならばこちらは80年代ビジュアル系MVのストライクゾーン女の子にモテたいからバンドありがちでいいと思います(…

パリ、テキサス(1984)

この作品は過去に見た時に気に入って サントラも持っています ライ・クーダーのけだるいギターが雰囲気にぴったり でも、音楽と映像が一体になったほうが、やはりもっと良かった (だったらDVD買おうよ・・笑) カラーもいいですね、赤がアクセントとして…

ユージュアル・サスペクツ(1995)

「ソゼが凄いところは "自分を謎" にしたところだ それが終わると "フッ"と消えた」ユージュアル・サスペクツ(usual suspect)とは「常連の容疑者」「札付き」という意のことこれは、私が今まで見たサスペンス映画の中でも上位ランキング本当に見事な、素晴…

パーマネント野ばら(2010)

「何べんも聞いたよ」自動車で人身事故は起こすわ電柱をチェンソーで切るわこの町には警察はいないのか?などと、疑問に思いながら鑑賞していたら原作は西原理恵子さんのコミックなのですねそれなら納得いきます(笑)この作品も、ギャグに笑いと心の闇や、孤…

ハタリ!(1962)

これは、ハッピーになれます 今の私たちに足りないものが すべてここにあるような気さえします 楽しくて、気が利いていて 国が違っても、民族が違っても、言葉が通じなくても 男も、女も、老いも、若きも お互いを尊重しあいながら 助け合いながら生活してい…

キック・アス(2010)

これは掘り出し物でしたテンポよく痛快コメディ部分も、アクションもよくできていますただしモラルはありません(笑)お下劣なセリフも多いし11歳の少女が人間を殺しまくります教育ママさんやパパさんは見ないほうがいいかもしれませんね私は毒が好きなので大…

ブロークン・トレイル 遥かなる旅路(2006)

ウォルター・ヒル監督のテレビ映画エミー賞やゴールデングローブなど多くの賞を受賞しているそうです好かったですね美しい馬草の香りがしてきそうな大地渇いた土埃、陽光西部劇ではあまり描かれないような細かい描写まであるのにも驚きます焼き印と同時に行…

オズ(1985)

これは面白かったですちょっとダークでグロテスク大人も楽しめるホラーファンタジー隠れた傑作って多いものですねオズから帰ってきたドロシーだけれど大人はオズの話を信じてくれませんドロシーは治療のため精神病院に連れていかれてしまいますしかしそこで…

父、帰る(2003)

こういう説明不足で不親切な映画は好きです 自分の描いた想像で見れるから 最初の少年たちが高い塔から飛び降りるエピソードから 兄弟の弟のほうがいかに強情で繊細なのかが読み取れます 兄弟は長い間、母子家庭で育ちました ところがある日突然、(12年ぶ…

シックス・センス(1999)

公開当時はとても話題になりましたよね私も劇場に観に行きましたちょうど上の子を妊娠中で、夫や友人からは胎教に良くないんじゃないかと言われましたけど(笑)その時は途中でオチがわかってしまい結末ではさほど驚きませんでしたが「奇跡体験!アンビリバボ…

道(1954)

「私が死んだら悲しいと思う?」 フェリーニの監督作品で一番好きなのが、この「道」 理由は一番感動した作品だから(笑) 特に心に響いたのは サーカス団の綱渡り、キ印役のリチャード・ベイスヘートが ジェルソミーナを励ますシーンです 「どんなものでも意…

野いちご(1957)

ベルイマン監督の中でも特に評価の高い作品 映画史に残る名作とされています その高名さに10代の頃鑑賞して そして、全く理解できませんでした(笑) 大人の映画 老いと言ったほうが正解でしょうか 頑固、孤独、後悔、疎外感 過去と現在 迫ってくる死の影 しか…

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎(2004)

ダーガーの日記と小説彼を知る人物からのインタビューによるドキュメンタリー作品ダーガーの作品をデジタル化して作成したアニメーションが素晴らしい作品本来のイメージを損なわず見事な仕上がりだと感心してしまいますダーガーの作品を初めて見たとき知ら…

スケアクロウ(1973)

いい映画ですね 何度見ても、何時見ても 名作はやはり名作 その出来の良さに唸ってしまいます 「真夜中のカーボーイ」と並ぶ傑作、男の友情 どちらも有名な名ラストシーンで、好みもそれぞれでしょうが 私は靴底から出す10ドル札のほうが好き この余韻はたま…

レ・ミゼラブル(2012)

哀れな人々(レ・ミゼラブル)誰でも筋くらいは知っている有名な物語私もユゴーの原作は中学生の時に読みました善人が妹の子どものために盗んだたったひとつのパンが大罪なり19年という過酷な重労働の刑を課せられますなんという理不尽な仕打ちすっかり心が…

ベルリン・天使の詩(1987)

ペーター・ハントケの美しい詩 アンリ・アルカンの超絶的な映像 何度見ても素晴らしい作品 人間って足りないところばかりで 失敗して、争って 欲ばかりが深くてしょうがない生き物 でも、 温度を感じる事 コーヒーを飲むこと 地面を踏みしめること そして誰…

無法松の一生(1958)

せつなくて、心が痛くなるこんな感動作があるなんて芝居小屋への入場を断られたことに腹を立てた「無法松」のあだ名で知られる松五郎(三船敏郎)腹いせにニンニクを燃やしたうえ、乱闘騒ぎまでしてなんてやんちゃで、困った男だと思ったのですが(笑)でも見…

ノスタルジア(1983)

オープニングのタイトルバックからあまりの美しさに溜息がでます完璧な構図、色あい、驚くべき奥行きまるで天国へ向かう場所のようそれとも、その通りなのでしょうか物語は、故郷を捨てた詩人が旅先で狂った男と出逢うというものそして詩人はその男と約束を…

フォックスキャッチャー(2014)

最近の映画はあまり面白くないよな そんなふうに思うこともあるけど これは見て、本当によかった 実話がベースということですが 作り過ぎず、描き過ぎていません そして、どうしてこんな結末になったのかと 深く考えさせられる デュポン社、私でも名前は知っ…

ムカデ人間(2009)

私が今まで見た変態映画のなかでもこれはかなり上級者向けしかしソリッドシチュエーション映画としては意外とよく出来ており、傑作だと思います私的には「ソウ」や「CUBE」より上をいきました最低で最高でも、ホラー映画ファン以外の人にはお勧めしません後…

鷲は舞いおりた(1976)

面白かった・・戦闘自体は部隊同士の小規模なものですが戦争映画として実に潔くて清々しいドイツ軍の誇りとして着た軍服がまさか命取りになるなんてしかも1枚も2枚もイギリス軍のほうが役者が上だったとはラストはもう泣きそうになりました・・・シュタイナ…