ロバート・デ・ニーロ

タクシードライバー(1976)

「You talkin' to me?」(俺に向かって話しているんだろう)は 「アメリカ映画の名セリフベスト100」で常に上位にランクイン 原題も「TAXI DRIVER」 どうしても気になって再見してみました やはり名作ですね メロウな音楽に映像もスタイリッシュ ストーリー…

アイリッシュマン(2019)

原題も「THE IRISHMAN」(アイルランド人) 原作は「アイリッシュマン」と呼ばれた実在したヒットマン フランク・シーランの自白に基づいた(信憑性は定かでない) 2004年に出版されたチャールズ・ブラント(元捜査官)のノンフィクション 「I Heard You Pai…

ジョーカー(2019)

このレビューは この作品のファンのみなさま および高評価をしている方は 私個人の意見のせいで、場合によっては気分を害するかも知れないので 決して読まないでください 原題も「JOKER」 ヴェネツィア映画祭で金獅子賞 ホアキン・フェニックスはアカデミー…

未来世紀ブラジル(1985)

徹底した政府の管理下に置かれた 20世紀の仮想国「ブラジル」 公開当時は中毒者も出たというカルト映画 テリー・ギリアム監督の最たる傑作といわれ 隠れファンも多い本作 レビューするのが緊張します(笑) 管理社会への風刺は、何度も使い古されたテーマで…

ダーティ・グランパ(2016)

お下品ですねえ 「テッド」が「おじいちゃん」になったような映画 人種差別あり、ドラッグあり、酒乱騒ぎに下ネタのオンパレード どうしてハリウッドのコメディ映画はこんなのばかりなのでしょう それをロバート・デ・ニーロとザック・エフロンにやらせるな…

ラストベガス(2013)

「クスリある?」 「血圧の?」 何のひねりもなく、予定通りのハッピーエンド 綾小路きみまろ系のギャクでもいい映画です やっぱり家族と友達は大事にしなくちゃね 6歳の頃から58年来の親友同士である ビリー(マイケル・ダグラス) パディ(ロバート・デ・…

恋におちて(1984)

デヴッド・リーン監督「逢いびき」のリメイク 今でいうダブル不倫 しかも不倫とはまったく無関係のような 妻子ある普通のサラリーマン、フランクと(デ・ニーロ)と 裕福な主婦モリー(ストリープ)が 突然恋に「おちて」しまいます クリスマス近いある日、…

ニューイヤーズ・イブ(2011)

Happyspecial new year!! 2018年、ちょっと(かなり)遅いけど 新年あけましておめでとうございます 今年最初のレビューは「ニューイヤーズ・イブ」 監督はゲイリー・マーシャル 前作「バレンタインデー」の続編とも言える作品 大晦日のカウントダウンからニ…

世界にひとつのプレイブック(2012)

「プレイブック」とは、アメフトのチーム それぞれが持っている作戦図のこと ジェニファー・ローレンスがオスカーを受賞 あのロバート・デ・ニーロとタイマンを張るのは見事でしたね デ・ニーロに演技で「負けたくない」オーラがバンバン出ていました(笑) 作…

ナイト・アンド・ザ・シティ(1992)

オリジナル版の「街の野獣」(1950)は知らない作品 こちらのリメイク版は、駄作とまでは言いませんが あまり魅力は感じられない作品でした 何より致命的だったのが、ボクシングの興行や ギャングとの衝突という設定が時代とあっていないということ ハリーはニ…

バックドラフト(1991)

やっぱり面白い ハンス・ジマーの音楽もいいし (「料理の鉄人」のほうがメジャーになりましたが 笑) 古いにもかかわらず、特撮の効果の出し方が非常にうまい この作品以上の火災現場を描いた作品はほかにないでしょう あくまで主人公は「炎」 その炎と命を…

アンタッチャブル(1987)

くぅう~、かっこいいですねえ デ・パルマ監督のなかでも、いちばんセンスが光ってる作品 下手に小細工せず、娯楽作品に徹したのがよかったと思います オープニングからエンニオ・モリコーネの神BGM そこにマフィア映画の顔ともいえるデ・ニーロをアル・カポ…

マラヴィータ(2013)

英題は「The Family」 マラヴィータとは、主人公一家の飼い犬の名前でした(笑) イタリア語では「暴力行為」というような意味があるそうです 「グッドフェローズ」のその後を(パロディで)描いたような作品 ブレイク一家は証人保護プログラムでFBIから守られ…

リベンジ・マッチ(2013)

撮影時は67歳のスタローンと70歳のデ・ニーロ イタリアの種馬と怒れる牡牛が、いまさらのリベンジ・マッチ こりゃ「エクスペンダブルズ」シリーズ以上のムチャっぷり かなりイタイ内容ではないかと覚悟してから見たのですけれど 思ったより、よかった(笑) 下…

ミッドナイト・ラン(1988)

なぜか、すっかり忘れていたのですけれど(笑) これは大好きな映画のひとつ デ・ニーロの主演作の中でも上位ランキング 過激な下ネタや、障碍者ネタになれた今となっては 物足りなく感じる方も多いかも知れませんが 私はこれくらいの癒し系コメディがやっぱり…

ゴッドファーザーPART II(1974)

2代目ゴットファーザーとなったマイケルのその後と 父親であるビトーの若かりし日の姿が交差します 現代と過去をリンクする構成は今ではよくありますが 当時は革新的だったのではないでしょうか それは、ビトーの人間としての温かさと 身内にまで対するマイ…

レナードの朝(1990)

年月を経ての2度目の鑑賞 若い頃は、結局は元の姿に戻ってしまったラストに 患者たちやその親族に、より残酷な思いをさせたのではないかと あまりいい気持がしませんでした でも、感動的な出来過ぎたラストより この切なさこそが人間らしさであって この作品…

グッドフェローズ(1990)

「俺のどこがファニーなんだ?」 エンディングにセックス・ピストルズをもってくるなんて なんてセンスのいい! リアル・マフィアの世界とロック音楽が うまく合っている作品ですね 私たちは同じ人間でも それぞれ住む世界というものがあります でも、その境…

ボーダー(2008)

デ・ニーロとパチーノがコンビのベテラン刑事もの ムービーファンにとっては、確かにそれだけで嬉しいものはあります だけど、こんな大貫禄なふたりが熱血警察官 しかも役職なしのヒラの職員というのはしっくりこない どんなにおまけしても署長クラスには出…

マイ・インターン(2015)

女性が見たなら「こんなおじさま、私も欲しい」と 100%思える作品ですね(笑) こんなスーパーおじさん、いるわけないとわかっていでも デ・ニーロの安定した演技のおかげで嫌みがなく テンポの良さもありさくっと見れました 70歳のシニア・インターン 会社は…

コップランド(1997)

日本でいえば公務員官舎みたいなお話しでしょうか。 警察関係者だけが住む町。 でもそこはアメリカ、家もデカいし庭もある。 日本の1間6畳の2DKや3DKとは訳が違います(笑) 警察内部事情物としては 横山秀夫の小説のほうがもっとリアルで面白いと思います(…

アナライズ・ユー(2002)

歌も歌えるのね、ロバート・デ・ニーロ。 妙に感心して聞き惚れてしまいました。 本編あとのNG集も撮影現場の楽しい雰囲気が伝わってきて 見逃せません。 生きてる伝説の俳優であるデ・ニーロでも あんなに繰り返しNG出すんですねえ・・・笑 しょうもない…

アナライズ・ミー(1999)

車の接触事故によりマフィアのボスであるポールと知り合った 精神分析医のベンはポールに見込まれ彼を診察することになります。 そしてマフィア同士の血で血を洗う抗争に巻き込まれてしまうのです。 私も先日、自転車で走行中に飛び出してきた車に撥ねられて…

サン・ルイ・レイの橋(2004)

美術や衣装が豪華でしたね、キャストも一流揃えで。 原作もピューリッツァー賞を受賞した小説だそうです。 なのに未公開、異端審問というテーマが日本人には なじみがないからでしょうか。 確かに私もキリスト教ではないので解釈するのは難しかったです。 で…

ミート・ザ・ペアレンツ2(2004)

1作目より私は面白かったです。 下ネタはこちらのほうが多く、内容も過激になっていますが ダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドがやっちゃあ お下品なセリフも、貫禄があるというか、風格があるというか。笑 なんといっても、赤ちゃんの演技が…

ミート・ザ・ペアレンツ(2000)

アメリカ人なら主人公の名前がFockerであることで まず笑える(苦笑する)そうです。 このフォッカーという名前がとにかく頻繁に出てきます。 だけど、そんなにフォッカー、フォッカー言われても トンデモナイ名前だということは、さすがに私でもわか…