アンタッチャブル(1987)

 
くぅう~、かっこいいですねえ
 
デ・パルマ監督のなかでも、いちばんセンスが光ってる作品
下手に小細工せず、娯楽作品に徹したのがよかったと思います
オープニングからエンニオ・モリコーネの神BGM
そこにマフィア映画の顔ともいえるデ・ニーロをアル・カポネにもってくる
 
このアル・カポネが怖いんですよ
床屋が顔を切った時には、こっちの寿命が縮んだくらいで(笑)
小さな女の子が爆死、部下をバッドで殴り殺す、とにかく残忍
特にオペラ鑑賞中に報告を受けたときのあの顔!
 
そしてサー・コネリーの究極の演技
橋での登場シーンは鳥肌ものです
 
 
 
かっこいい・・・
 
禁酒法時代のシカゴ、といっても警官も役人も
ギャングから賄賂を貰い取り締まりはしていません
そこにカポネを禁酒法違反で逮捕するため
財務省からやって来た捜査官エリオット・ネス(コスナー)
警察にネスの味方は誰ひとりいません
そこで彼は自ら仲間を探しチームを作るのです
 
警察内部やギャングを知り尽くしているベテラン、マローン(サー・コネリー)
正義感があり優秀な警察学校生、ジョージ(アンディ・ガルシア)
財務省から派遣された簿記係ウォーレス(アメリカン・グラフティの人)
 
カナダ国境での銃撃戦は西部劇のような雰囲気を楽しめますし
有名な長廻しとスローモーションの階段落ちのシーンは
ガルシアが魅せてくれます
 
 
かっこいい・・・
 
カポネが送った殺し屋も、いかにも死の匂いのするような男でいい
マローンに銃弾を浴びせるシーンもうまい
やはり悪役がいいと、正義の味方がより引き立つものです
 
古典的ハリウッド映画のようにわかりやすく、見やすい
アルマーニの衣装、映像も奇麗
最近はこのように誰が見ても面白い
万人向けの映画が少なくなったような気がします
 
禁酒法って本当に悪法だなと思いながら
ワインでも飲みながら見るのがいいでしょう(笑)
 
とにかく、かっこいい
お気に入りで
 

 
【解説】allcinemaより
名作TVシリーズ「アンタッチャブル」をパラマウント映画が創立75周年記念として映画化した大作。財務省の捜査官エリオット・ネスが3人の仲間と共にアル・カポネ摘発に乗り出す。30年代のシカゴを見事に再現した美術、鮮烈なモリコーネの音楽、個性的な役者の顔ぶれとどれをとっても一級の作品だが、独特のスタイルを崩さない上で娯楽作品に徹したデ・パルマの正攻法の演出と力量も凄い。