くぅう~、かっこいいですねえ
デ・パルマ監督のなかでも、いちばんセンスが光ってる作品
下手に小細工せず、娯楽作品に徹したのがよかったと思います
オープニングからエンニオ・モリコーネの神BGM
そこにマフィア映画の顔ともいえるデ・ニーロをアル・カポネにもってくる
そしてサー・コネリーの究極の演技
橋での登場シーンは鳥肌ものです
かっこいい・・・
禁酒法時代のシカゴ、といっても警官も役人も
ギャングから賄賂を貰い取り締まりはしていません
そこにカポネを禁酒法違反で逮捕するため
財務省からやって来た捜査官エリオット・ネス(コスナー)
警察にネスの味方は誰ひとりいません
そこで彼は自ら仲間を探しチームを作るのです
警察内部やギャングを知り尽くしているベテラン、マローン(サー・コネリー)
正義感があり優秀な警察学校生、ジョージ(アンディ・ガルシア)
財務省から派遣された簿記係ウォーレス(アメリカン・グラフティの人)
4人の「アンタッチャブル」
カナダ国境での銃撃戦は西部劇のような雰囲気を楽しめますし
有名な長廻しとスローモーションの階段落ちのシーンは
ガルシアが魅せてくれます
かっこいい・・・
カポネが送った殺し屋も、いかにも死の匂いのするような男でいい
マローンに銃弾を浴びせるシーンもうまい
やはり悪役がいいと、正義の味方がより引き立つものです
禁酒法って本当に悪法だなと思いながら
ワインでも飲みながら見るのがいいでしょう(笑)
とにかく、かっこいい
お気に入りで
【解説】allcinemaより