ブライアン・デ・パルマ

ボディ・ダブル(1984)

原題の「Body Double」 とは、映画やテレビドラマで 出演者に代わりに裸やアクションシーンを演じる代役のこと (エンドロールが「ボディ・ダブル」の説明になってるのが面白い) 権力者の影武者(そっくりさん)という意味でも使われるそうです もうひとつ…

キャリー(1976)

原題は「Carrie」(ヒロインの名前) 原作はスティーヴン・キング同名小説 キングが最初の3ページだけ書いてゴミ箱に捨てた原稿を 読んだ妻のタビサが最後まで完成させるよう励まし 出来上がってみたら処女作でベストセラー(笑) 小説に惚れこんだデ・パル…

殺しのドレス(1981)

原題の「Dressed to Kill」(殺すための服装)とは (パーティなどで)異性の気を惹くためセクシーに着飾ることで 女性が男性を悩殺する、というニュアンスがあるそうです シャワーで襲われる夢に始まり 美術館からエレベーターに至る序盤がとにかく最高 い…

カリートの道(1993)

「アディオス 弁護士さん」 原題も「Carlito's Way」 原作はニューヨーク州最高裁判所の元判事、エドウィン・トレスの 同名小説「カリートの道」とその続編「それから」 ものすごく面白かったんですけど(笑) ブライアン・デ・パルマ節炸裂 傑作「スカーフ…

アンタッチャブル(1987)

くぅう~、かっこいいですねえ デ・パルマ監督のなかでも、いちばんセンスが光ってる作品 下手に小細工せず、娯楽作品に徹したのがよかったと思います オープニングからエンニオ・モリコーネの神BGM そこにマフィア映画の顔ともいえるデ・ニーロをアル・カポ…

ミッション・トゥ・マーズ(2000)

私がよくあるのが、見た映画の 肝心のラストがどうしても思い出せないということ(笑) この作品も細かい部分は妙に覚えていたのだけど ラストがどうだったかどうしても思い出せない でも見たら思い出した ああ、そうだ この火星人の登場で気持ちが失速したん…

ファントム・オブ・パラダイス(1974)

確か10代のころテレビの吹き替えですけれど見て とても衝撃的で面白かった記憶のある作品です。 デ・パルマ監督が34歳のときにとったメガホン。 今見直してみても、若くて斬新な感性に溢れた 素晴らしいカルトムービーなのではないでしょうか。 物語は「…

愛のメモリー(1976)

これもまた至極残念な邦題です。 このタイトルにこの画像ですよ? 妄想家の私には危険すぎます。 なにが飛び出すかわからない。笑 デ・パルマ版「めまい」、ヒッチコック監督のオマージュ的作品ですね。 ただしこちらの作品は主人公がめまいをおこすのではな…