私がよくあるのが、見た映画の
肝心のラストがどうしても思い出せないということ(笑)
この作品も細かい部分は妙に覚えていたのだけど
ラストがどうだったかどうしても思い出せない
でも見たら思い出した
ああ、そうだ
この火星人の登場で気持ちが失速したんだった(笑)
せめて人面岩と火星人の顔がもう少し似てでもいれば
納得できたのに(笑)
前半はそれなりに面白いですし
宇宙船のなかの無重力空間の撮り方などはすごくいいです
温室でドン・チードルが登場するあたりは
デ・パルマ監督らしくて素晴らしい(笑)
でも火星で使われているコンピューターなどが
レトロなのは手抜き(笑)
それで飛行士らは人面岩から発信されている
信号を解き岩の中へと入ります
そして主人公は、死んだ妻とともに研究していた
宇宙と生命の謎を解き明かすため
宇宙人とともに火星から旅立っていくのです
喜びに溢れた顔で
彼こそが長い間火星人が待ち続け、選ばれた
進化した地球人だったのでしょう
酷評でブライアン・デ・パルマ監督を
窮地に追い詰めた作品だそうですが
私はそこまでひどいとは思いませんでした
確かに、あの火星人の造形は
どうにかしてほしかったけど(笑)
【解説】allcinemaより
ブライアン・デ・パルマ監督によるSFスペクタクル。消息を絶った仲間の謎を調査するため、火星へと向かう宇宙飛行士たちを描く。NASAが全面協力したという、リアルな火星の映像が見もの。ティム・ロビンス、ゲイリー・シニーズ共演。2020年、NASAは人類初の火星への有人飛行を成功させた。だが調査中の先発隊が謎の怪現象に襲われ、突如連絡を絶ってしまう。