アル・パチーノ

インソムニア(2002)

「いい警官は謎解きで眠れず、悪い警官は良心が眠らせない」 原題は「Insomnia」(不眠症) 1997年に公開されたノルウエー映画の同名リメイク 殺人犯を追跡中、誤って同僚を撃ち殺してしまった刑事と それを目撃した殺人犯とが、お互いの殺人を隠蔽しようとす…

カリートの道(1993)

「アディオス 弁護士さん」 原題も「Carlito's Way」 原作はニューヨーク州最高裁判所の元判事、エドウィン・トレスの 同名小説「カリートの道」とその続編「それから」 ものすごく面白かったんですけど(笑) ブライアン・デ・パルマ節炸裂 傑作「スカーフ…

アイリッシュマン(2019)

原題も「THE IRISHMAN」(アイルランド人) 原作は「アイリッシュマン」と呼ばれた実在したヒットマン フランク・シーランの自白に基づいた(信憑性は定かでない) 2004年に出版されたチャールズ・ブラント(元捜査官)のノンフィクション 「I Heard You Pai…

インサイダー(1999)

インサイダーとは、集団や組織の中の人 (内部の事情に通じている人)のこと 実際にあった煙草産業による組織ぐるみの犯罪隠しを 告発者とTVプロデューサーの視点で描いた社会派映画 煙草が有害で中毒性があることは誰でも知ってることですし 私の場合は非喫…

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992)

「足が絡まっても踊り続ければいい」 アル・パチーノのラストの名演説が感動的 この言霊に震えずにいれるでしょうか 高校3年のチャーリー(クリス・オドネル)は裕福とは云えない家庭の育ちで オレゴンから奨学金によって費用の高い名門校に通っています 良い大…

ゴッドファーザーPART III(1990)

駄作といわれるほど、酷い出来だとは思いませんが 前2作と比べてしまうと、もうダメですね (なんたってデュヴァル様が出ていませんもの) 番外編と思って鑑賞するのがいいのかもしれません 社会に貢献し、堅気になり 家族との和解を望んでいるドン・マイケ…

ゴッドファーザーPART II(1974)

2代目ゴットファーザーとなったマイケルのその後と 父親であるビトーの若かりし日の姿が交差します 現代と過去をリンクする構成は今ではよくありますが 当時は革新的だったのではないでしょうか それは、ビトーの人間としての温かさと 身内にまで対するマイ…

スケアクロウ(1973)

いい映画ですね 何度見ても、何時見ても 名作はやはり名作 その出来の良さに唸ってしまいます 「真夜中のカーボーイ」と並ぶ傑作、男の友情 どちらも有名な名ラストシーンで、好みもそれぞれでしょうが 私は靴底から出す10ドル札のほうが好き この余韻はたま…

ボーダー(2008)

デ・ニーロとパチーノがコンビのベテラン刑事もの ムービーファンにとっては、確かにそれだけで嬉しいものはあります だけど、こんな大貫禄なふたりが熱血警察官 しかも役職なしのヒラの職員というのはしっくりこない どんなにおまけしても署長クラスには出…

88ミニッツ(2007)

猟奇的殺人ものサスペンスですが 見終ったあと記憶に残っているのは アル・パチーノと、大勢の若い美女。 イキナリ冒頭から裸にエプロンですからね。笑 異常犯罪分析医のジャック(パチーノ)への88分後の殺人予告。 その間にジャックが死刑執行に追いやった…

狼たちの午後(1975)

シドニー・ルメット監督といえば 人物描写が秀逸であることで有名ですが この作品などはまさにその極みではないでしょうか。 70年代のマンハッタンを映したオープニングも非常に良い。 銀行に強盗に押し入った3人組。 とたんに仲間のひとりがビビって逃げ…

オーシャンズ13(2007)

懲りずに観ました。笑 ついにアル・パチーノという大御所まで登場。 個人的には3作品の中では一番楽しめました。 ストリーというより、そのはじけっぷりにですが。 ヴァンサン・カッセルの無駄に派手すぎる衣装。 ガルシアが恵まれない子どもに寄付する場面…