リベンジ・マッチ(2013)

 
撮影時は67歳のスタローンと70歳のデ・ニーロ
イタリアの種馬と怒れる牡牛が、いまさらのリベンジ・マッチ
 
こりゃ「エクスペンダブルズ」シリーズ以上のムチャっぷり
かなりイタイ内容ではないかと覚悟してから見たのですけれど
 
思ったより、よかった(笑)
下ネタは多すぎですけど
 
 
最初はゲームソフトの開発のために共演する予定だった
ボクシング界の30年来のライバル
しかもこの頑固な爺はすぐキレて暴れ出す
イマドキだもの、動画を撮られては世界中に配信
ふたりの爺は大人気に、本当のボクシングの試合が組まれてしまいます
 
そして、ベスト・オブ・エロ爺!アラン・アーキン
こういう役やらせたら彼の右に出るものはいませんな(笑)
 
 
キム・ベイシンガーは当時60歳、奇麗ですね
美容的な措置は何かしているのでしょうが
まだまだ色気があります
 
第49回(1977)のアカデミー賞では「ロッキー」が作品賞
主演男優賞はデ・ニーロで、スライはノミネートに終わりました
往年のスターが顔を揃えたセルフパロディ
映画ファンには美味しい小ネタがいっぱい
生卵も一気飲みできなくなったお年頃(笑)
 
コメディ要素の強い作品ですが
デ・ニーロがメタボ体系から
徐々に身体を作りあげていくのはさすがですね
 
往年のスターを昔を懐かしみながら見て
そして、ちょっぴりあったかくなれる作品
 
フィナーレの後は、まさかのマイク・タイソン(笑)
最後の最後まで、ファンサービスのよさには
素直に感動してしまいました
 

 
【解説】allcinemaより 
レイジング・ブル」のロバート・デ・ニーロと「ロッキー」シリーズのシルヴェスター・スタローンの共演で贈るボクシング・ムービー。往年のライバル・ボクサー2人が、ひょんなことから30年の時を経て再びリングに上がり、老体に鞭打ちながら宿命の対決に決着をつけるべく拳を交える熱き闘いの行方を、セルフ・パロディを織り交ぜつつ描く。共演にキム・ベイシンガーケヴィン・ハートアラン・アーキン。監督は「ロンゲスト・ヤード」「ゲット スマート」のピーター・シーガル
 80年代に全盛を誇った伝説的ボクサー、ヘンリー・“レーザー”・シャープとビリー・“ザ・キッド”・マクドネン。2人は1勝1敗で迎えた運命の第3戦を目前に、突然シャープが引退を宣言、誰もが望んだ完全決着は幻に終わった。それから30年、シャープが独り身のしがない工場労働者なのに対し、マクドネンはビジネスにも成功し悠々自適の日々。そんな2人にひょんなことから世間の注目が集まり、お調子者のプロモーター、ダンテ・スレート・Jrの計略で30年越しの遺恨試合が実現することに。やがて周囲の心配をよそに、互いにプライドを懸けリングに上がるべく必死のトレーニングを始める2人だったが…。