ミート・ザ・ペアレンツ2(2004)

 
 
1作目より私は面白かったです。
下ネタはこちらのほうが多く、内容も過激になっていますが
お下品なセリフも、貫禄があるというか、風格があるというか。笑
 
なんといっても、赤ちゃんの演技がとてつもなく巧い!
あの目で語る演技に手話にはびっくりします。
「あ~す、ほ~る」もカワイイ。
あの赤ちゃんは本物なんだよね?
 
まさか!
・・・CG??
 
赤ちゃんにテレビを見せるシーンで、テレビに映っていたのがアル・パチーノ
小ネタながら嬉しいサービスでした。
 
グレッグ(ベン)の両親に逢いに行くことになったパムとその両親。
グレッグの父親バーニー(ホフマン)は弁護士ながら働いておらず
下ネタばかり言ってふざけています。
母親ロズ(バーブラ)は年配のカップル向けのセックスセラピーの先生。
おうちはまるで秘宝館。
(行ったことあるのか?笑)
そしてアメリカのコメディ映画では必ずといっていいほど登場する
発情期で腰をカクカクする犬・・定番です。
 
そんな両親なわけですから、グレッグは
堅物のパムの父親のジャック(デ・ニーロ)から
結婚を反対されたらどうしようと気が気でありません。
そしてパムの妊娠も明らかになります。
結婚前に妊娠したなんて、ジャックに殺される!
 
だからって、パムの妊娠をジャックだけが知らされなかったのは可哀相。
彼はただ娘を嫁にだすのが寂しいだけだったのです
どこの父親とも同じように・・
 
だけどラストまで一滴もしんみりさせずにおバカを貫きましたね。
ラストでオーウェン・ウィルソンを牧師にもってきたのもびっくり。笑
 
バーブラの元ヒッピー風なお姑さん、なんだか良かったです。
昔の頑固さとか負けず嫌いな雰囲気が全くなくなって
角が取れて甘くなった感じ。
ベッド・ミドラーがやりそうな役をとっても楽しそうにこなしていました。
ジャックの飼ってる猫の演技も凄かったですね。
 
あのベン・スティラーが主役にもかかわらず、かすんでしまうくらいに
豪華なキャストで素晴らしい演技が堪能できるのは間違いなしです。
 
・・・
 
内容はともかく。笑
 

 
【解説】allcinemaより
ロバート・デ・ニーロが主人公の恋人の堅物頑固親父を演じ全米で大ヒットした爆笑コメディの続編。今回はデ・ニーロに加えてベン・スティラー演じる主人公の両親役で大物、ダスティン・ホフマンバーブラ・ストライサンドも登場。
 恋人パムの父親ジャックから苦難の末にようやく結婚の承諾を得たグレッグ・フォッカー。だが喜びも束の間、結婚を目前にしたグレッグに新たな試練が待ち受ける。それはジャックに自分の両親を引き合わせること。グレッグは元CIAで超堅物のジャックに、父は弁護士、母は医者と説明していた。しかし実際は、父バーニーは息子の誕生を機に休業して専業主夫となっており、一方の母ロズは医者とは言っても高齢者向けの性生活カウンセラー。おまけに2人ともあまりに開放的すぎる変わり者で、堅物のジャックとは何もかもが対照的なのだった。はたしてグレッグは、この最後にして最大の難関を無事乗り切ることができるのか?