マイ・インターン(2015)

 
女性が見たなら「こんなおじさま、私も欲しい」と
100%思える作品ですね(笑)
 
こんなスーパーおじさん、いるわけないとわかっていでも
デ・ニーロの安定した演技のおかげで嫌みがなく
テンポの良さもありさくっと見れました
 
70歳のシニア・インターン
会社は社会貢献、企業のイメージアップのための採用
そのなかのひとり、ベンは若い女社長ジュールズの
担当となります
 
パソコンもろくに使えない
耳も遠いし目も悪いだろう
考え方だって古いに違いない
ジュールズはベンに一切仕事を与えません
 
確かにベンは古いタイプのサラリーマン
企業戦士、仕事人間、そんなど真ん中の年代なのでしょう
上司の命令は絶対、残業や休日出勤もあたりまえ、守秘義務
だけど、退職し、妻も亡くし、生きがいをなくしていました
そんな彼が再び就職
 
そういう人間が、実は企業にとってはありがたかった
どんな仕事も嫌な顔ひとつせず引き受け
恋に、生き方に、人生の先輩として適切なアドバイスをする
 
一緒に仕事をする若い社員たちはだんだんと
そんなベンの人柄に惹かれていくのです
 
撮影当時のデ・ニーロは72歳でほぼ設定と同じ年代
オナゴの見る映画と思わずに(笑)
ぜひ日本のオジサマも、素敵なシニアに
刺激を受けてみてはいかがでしょうか
 
ありがちな女子力UP系映画ですけれど
それなりには楽しめると思います
 

 
【解説】allcinemaより
アン・ハサウェイ扮するファッション・サイトの若い女社長が、ロバート・デ・ニーロ扮するカルチャーのまるで違う70歳のインターンに戸惑いながらも、次第に奇妙な絆が芽生えていくさまを描いたハートフル・コメディ。監督は「恋愛適齢期」「ホリデイ」のナンシー・マイヤーズ
 ファッション通販サイトを起業し、ニーズを的確に掴んで短期間で急成長させることに成功したジュールズ。そんな彼女の会社に、シニア・インターン制度によって採用された70歳のベン。妻に先立たれ、新たなやりがいを求めて再び働くことを望んだ彼だったが、若者ばかりの会社ではすっかり浮いた存在に。ところが、ベンはそんなカルチャー・ギャップを楽しみ、たちまちオフィスの人気者に。一方、ここまで仕事も家庭も順調そのものだったジュールズは、急速に拡大した会社の経営にうまく対応することができず大きな試練に直面していた。そんな時、彼女の支えになってくれたのは、どこか疎ましく思っていた人生の先輩、ベンだった。