車の接触事故によりマフィアのボスであるポールと知り合った
精神分析医のベンはポールに見込まれ彼を診察することになります。
そしてマフィア同士の血で血を洗う抗争に巻き込まれてしまうのです。
私も先日、自転車で走行中に飛び出してきた車に撥ねられてしまいまして。
救急車で運ばれるわ、警察に出頭しなきゃいけないわ
被害者のハズなのに尋問されてるみたいだわで
痛い思いをしたうえに、面倒なコトばかり。
相手がマフィアだったら余計に大変ですよね。
一般市民が決してかかわりあいたくない存在と
知り合ってしまうのですから。
あ、私の怪我の方は軽症でしたのでご心配なくです。
主演のふたり、演技が巧すぎて妙なリアル感があります。
演技の幅の広さなどとても感心してしまいますが
コメディ映画として笑えるかどうかといえば演技派過ぎて微妙。笑
「ゴッド・ファーザー」のコルレオーネ銃撃シーン?の
パロディはムービーファンには嬉しいサービスでしたけど。
ポールの側近役のジョー・ヴィテレッリはいい味を出していました。
何かを企んでいるような愛嬌ある目の表情は雰囲気あります。
ラストにトニー・ベネットが登場したのもニクイ演出でしょう。
ただポールよりもベンの結婚相手の方が変でしたよね?
先に奥さんの方を治療してあげればいいのに。笑
コメディとしてはB級だけれど
主演から脇役までA級揃いの演技は満喫できるでしょう。
【解説】
ニューヨークで強大な力を誇るマフィアのボス、ポール(ロバート・デ・ニーロ)。彼は最近、原因不明の息が苦しくなるストレス性発作に悩まされる。立場上、一刻も早く治したい彼は、やむなく精神科医のベン(ビリー・クリスタル)のもとを訪れる。ありがたくない患者にとまどう気弱なベン。しかし、いつしか二人の間には友情めいたものが芽生え始めていく……。