ラストベガス(2013)


「クスリある?」

「血圧の?」

 

 

何のひねりもなく、予定通りのハッピーエンド

綾小路きみまろ系のギャク
でもいい映画です

やっぱり家族と友達は大事にしなくちゃね

 

 

6歳の頃から58年来の親友同士である

ビリー(マイケル・ダグラス

パディ(ロバート・デ・ニーロ

アーチー(モーガン・フリーマン

サム(ケヴィン・クライン

 

唯一独身を貫いていたビリーが、ついに若い恋人リサと結婚することになり

ラスベガスに集結して、独身最後のバカ騒ぎを計画

しかし1年前に死んだ妻ソフィの葬儀にこなかったビリーのことを

パディは今でも根に持っていました

 

4人はホテルのバーで歌う、年配の歌手

ダイアナ(メアリー・スティーンバージェン)と意気投合

頭の回転が早い魅力的な彼女のことをビリーもパディも気に入ります

 

メアリー・スティーンバージェンはいくつになってもチャーミング

確かに60歳を過ぎて皺も相当ありますが、女性らしい色気は健在で

表情美人とはこのこと、男にモテても当然です


アーチーはカジノで10万ドルを荒稼ぎし

そのおかげで4人には最高級のスウィートルームに宿泊

LMFAOのレッド・フーが司会するビキニコンテストで審査員をやり

クラブではドラァグクイーンと仲良くなる

ナンパ男から若い娘を助け出し

「実はマフィア4人組なんだよ、フフフ」

 

確かにこの4人が揃えばマフィアの幹部に見える()

デ・ニーロのマフィアっぷりに笑えます

 

ハメを外した無邪気な可愛らしさと、大人の男の余裕

次第にパディもビリーを許す気になり、ダイアナとの第二の人生を考えます

しかしダイアナが惹かれていたのはパディではなくビリーでした


そして、かって妻のソフィもビリーのことが好きだったことを知ります

深く傷ついてしまったパディ

 


それでもパディは「愛する相手を指定することはできない
 妻は俺を愛していた

という答えを自分自身に出し、本音を言えないビリーの代わりにリサと話

ビリーはついにリサとの結婚を破談することにします

 

うんうん、リサちゃんは何も悪くないよ

慰謝料ガッポリもらっておけ()

 

そして4人がベガスで別れてから58日後

「ダイアナと結婚することになった」とビリーから知らせが入ります

その時パディは隣のおばあちゃんと仲良く料理を作っていました

 

それまで生きがいのなかった4人が、バチェラー・パーティーをきっかけに

自分の生きがいや、充実した日々を見つけていくというもの

 

男性が若々しくいれるのって、本当に女性の存在が大きいですよね

日本の場合は遺産問題が絡んで(急にリアルな話だな)

年をとってからの交際や結婚は家族に反対されて難しいそうですが

同じ趣味の異性のお友達くらいはいてもいいと、私は思います

 

そして、幼馴染や親友はやっぱりいい

私も昔からの友だちと、何日か旅行に行きたい

そういう気分にさせられました

 

【解説】allcinemaより

マイケル・ダグラスロバート・デ・ニーロモーガン・フリーマンケヴィン・クラインというオスカー俳優4人の豪華共演で贈る痛快コメディ。年老いた悪友4人組が、唯一未婚だった仲間の結婚を祝い、独身最後の夜にラスベガスへと繰り出し、年甲斐もなくハメをはずさまを、4人それぞれの葛藤とそれでも変わらぬ熱い友情とともに綴る。監督は「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ
 ビリー、パディ、アーチー、サムは悪ガキ時代からの大親友4人組。ある日、4人の中で唯一独身を貫いていたビリーが、若い恋人とついに結婚を決意、ラスベガスでバチェラー・パーティよろしく独身最後のバカ騒ぎをしようと他の3人に久々の招集をかける。パディは妻の葬儀にビリーが欠席したことを今も根に持っていたが、アーチーとサムに説得され渋々参加する。ところが、いざラスベガスに来てみるとホテルはどこも満室。すっかり予定が狂うも、アーチーがいきなりカジノで大勝ちし、ホテルの高級スイートに泊まれることに。そのまま景気よくクラブに繰り出し、若い娘をナンパしようと張り切る一行。最初はその輪にも加わらず、終始浮かぬ顔だったパディも、次第に穏やかな気持ちを取り戻していくが…。