オズ(1985)




これは面白かったです

ちょっとダークでグロテスク
大人も楽しめるホラーファンタジー
隠れた傑作って多いものですね

オズから帰ってきたドロシー
だけれど大人はオズの話を信じてくれません
ドロシーは治療のため
精神病院に連れていかれてしまいます

しかしそこで電気療法を受けた人々は
地下に閉じ込められてしまう
ひとりの美少女に助けられるドロシー
そして再びペット(家畜ともいう)の鶏のビリーナとともに
オズにたどりつきます

廃墟になったエメラルドシティ
かっての仲間を助けるために
ドロシーはノーム王と対決するのです

ランチボックスの木とか楽しいですね
中身はハムサンド(笑)

かぼちゃのジャックやティック・トック
ホイーラーズに首を取り換えるモンビ王女
キャラクター・デザインのクオリティはかなり高め
今見ても全く古くありません
しかも丁寧に作られています(でも、ブリキだけは雑・・笑)

そして、まさかのオチが卵アレルギー(笑)
だからあんなに鶏を警戒していたんだ

この世界観は絶対おすすめ!
私も大好きな作品のひとつになりました

そろそろハロウィンなこの季節にも
ぴったりな作品でしたね

お気に入りにしちゃいます



【解説】allcinemaより
 ジュディ・ガーランド主演「オズの魔法使」の続編的作品で、オズの国へもどったドロシーが悪の支配者に立ち向かうという、SFXふんだんのファンタジー。ディズニー製にしては、冒頭のドロシーが閉じ込められている病院の描写を始め、グロテスク趣味(まあ、逆にディズニーらしいという言い方もできるが)が目立ち、完全なジュヴナイルとは言い難い。ふんだんに登場するクレイメーション(粘土アニメ)シーンは必見。ドロシーを演じる主演のF・バークは後に、ミロシュ・フォアマンの「恋の掟」(89)や、愛すべき小品「ガス・フード・ロジング」(91)で成長した姿を見せてくれる。